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オープンメインフレーム・サーバーの歴史に新たな一章を書き加えたIBM eServer® zSeries®。その頂点に立つハイエンド・サーバーzSeries® 900の先進性能を受け継ぎ、日本のビジネス・シーンに、より適した特性を備えて誕生した新プラットフォーム、それがzSeries® 800です。
ハイライト
エンタープライズ・サーバーの歴史に新たな一章を書き加えたIBM eServer zSeries。そのハイエンド・ サーバーの先進性能を、日本のビジネス・シーンに最適化したプラットフォームがzSeries 800です。 放熱量を抑えたチップ・モジュールの開発によって、内部液冷機構不要の完全空冷システムを実現し、従来のメインフレームよりもスリムなマシン・サイズに構成されています。また、WebアプリケーションやERPなどの新しいアプリケーション専用のOS、z/OS.eをサポート。エンタープライズ・サーバーに望みうる最高の性能を、より多様に、柔軟に活用することが可能です。
zSeries 800の先進機能
既存の基幹システムの運用基盤であるだけでなく、Webサービスを強固なインフラとして提供するために設計されたIBM eServer zSeries。その最上位機種の持つ高い性能を継承し、なおかつ最新のパッケージング技術によりスペース・セービングにも優れたマシンが、このzSeries 800です。
64ビット・アーキテクチャー
64ビット・アドレッシングにより従来の31ビット・アドレッシングでは2GBに制限されていた主記憶域が大幅に広がりました。これにより、次世代e-businessを支えるブロードバンド時代の新アプリケーションにおいての、高速かつ大容量の処理が可能となります。
IBM zSeries ファミリー

9つのプロセッサー・モデルと各1つずつの結合装置モデル、Linux® 専用モデル
プロセッサー・モデル
0E1-004
結合装置モデル
0CF
Linux専用モデル
0LF
より高い処理能力
S/390 G5サーバーと比較して、中央処理機構(CP:Central Processor)で 最大約1.6倍の処理能力を実現。zSeries 800プロセッサー・モデル内において、15倍以上の成長幅を持ちます。 また、結合装置モデル0CF は内部処理機構を1個から4個まで、Linux専用モデル0LFもLinux処理機構を1個から4個まで選択可能です。並列シスプレックス環境では32台構成で500倍近い拡張性を実現します。
高い入出力能力
FICON(TM) チャネル(100MB/秒.全2重)が最大32本接続可能で、ESCON(R) チャネルは最大240本接続可能です。
マルチチップ・モジュール
(MCM:Multichip Module) zSeries 800のモジュールは、7.1cm四方のグラス・セラミック・サブスレート上に10のチップが搭載されています。モデル・グループによりチップ数は下表のようになります。
PUチップは4,400万トランジスター(S/390 G6サーバーの約1.7 倍)、L2キャッシュ・チップは2億3,400万トランジスター(S/390 G6サーバーの約1.9倍)からなります。キャッシュ構成は、L1キャッシュがPUチップ内384KB、L2キャッシュが全体で8MBです。zSeries 800のモジュールは42層のグラスセラミックと1層の薄膜レイヤーを有します。またIBMが誇る銅配線テクノロジーを採用しています。
| チップの種類 | チップ数 |
| PU | 5 |
| L2キャッシュ | 2 |
| ストレージ制御 | 1 |
| メモリー・バス・アダプ ター |
1 |
| クロック | 1 |
| 合計 | 10 |

いつでも連続運用を守り続ける、高度な可用性
“Zeroダウンタイム”の“Z”をシリーズ名に冠したIBM eServer zSeries 。
それだけに、その可用性、信頼性の点においては、あらゆるサーバー製品の頂点を極める高性能の実現を期しています。そしてもちろん、zSeries 800でも99.999 %という圧倒的な連続可用性を実現しています。
キャパシティー・アップグレード・オン・デマンド
- モデル001/002/003/004の内で、稼働中の型式変更が可能です。
- チャネル、OSA(オープン・システム・アダプター)などについても、ケージに余裕のある場合は稼働中の増設ができます。

稼働中の処理能力の増強
電源の冗長性
電源部は複数の電源構成になっており、電源部の一部に障害が発生した場合でも継続して電源を供給することができます。電源ケーブルも二重化され、異なる電源からの電力の供給が可能です。
稼働時保守機能
電源およびチャネルの稼働時保守機能を装備。システムを停止せずに保守作業が可能です。
動的メモリー・アレイ
常時メモリーをチェックし、障害が検知された場合、動的にスペア・チップを使用します。
キャパシティー・バックアップ(CBU)
zSeriesキャパシティー・バックアップ(CBU)機能により、例えば災害などの予測できない不可抗力によって使用不可能となったプロセッサーの処理能力を、バックアップ用のzSeriesプロセッサー上で容易に回復することが可能になります。CBUは、バックアップ用のzSeriesプロセッサーでCBU用に予約された予備のCPを活動化することで、バックアップ時に一時的に必要とされるプロセッサー処理能力を提供します。
zSeries 800 Webアプリケーションへの対応
旧来のバッチ処理やオンライン・トランザクション処理に加え、Webアプリケーションをも1台のサーバーで同時に、効率的に稼働させるため、zSeries 800ではさまざまな新機能の採用、既存機能の強化を図っています。その代表的な先進機能のいくつかをご紹介します。
Linuxのサポート
コスト・パフォーマンスの高いLinux専用の処理機構と、複数のLinuxサーバー環境の稼働を可能とするz/VM(TM) バージョン4の組み合わせにより、多数のLinux環境の構築コスト低減を可能にします。
サーバー・ファーム
統合サーバー
Linux専用モデル・ソリューショ
z800ではLinux専用モデルとして4ウェイまで拡張可能な2066-OLFを用意しました。加えて、IBMグローバル・ファイナンス(IGF)からは、z/VMソフトウェアや3年間にわたる保守サービスを含んだzSeriesでの統合されたLinuxソリューション・パッケージを単一料金にてお客様にご提供します。
ハイパーソケット
ハイパーソケットはzSeries 800の論理区画間の高速通信を可能にします。物理接続を必要としない高速TCP/IP通信はz/OSとLinux区画の高速なデータ転送のコストダウンを実現します。
オープン・システム・アダプター(OSA)
OSAはzSeries 800 を各種LANに直接接続するためのアダプターです。従来の通信制御装置経由のネットワーク接続に比べて、LANへの接続が容易になり、インターネット/イントラネット環境に対応したシステムを構築できます。トークンリング、ギガビット・イーサネット/ファースト・イーサネット、ATMへの接続が可能です。zSeries 800では最大ポートが24に倍増しています。
セキュリティー機能の強化
- 2個の専用暗号化機構が搭載されて、PCI暗号化機構により、変化する暗号技術への柔軟な対応が可能となります。
- 新PCI暗号化アクセラレーターは、SSLで使用されているRSA暗号化処理に特化され、z/OSとの組み合わせにより最大約800 SSLトランザクション/秒の処理が可能です。
