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新アプリケーションへの対応
従来のバッチ処理やオンライン・トランザクション処理に加え、WebアプリケーションやERPなどの新アプリケーションを1台のサーバーで同時に、効率的に稼働させるため、zSeries® 890ではさまざまな新機能の採用、既存機能の強化を図っています。
その代表的な先進機能のいくつかをご紹介します。
- セキュリティー機能の強化
zSeries 890にはすべてのPUに暗号化エンジンが標準搭載。さらにPCI暗号化機構とPCI暗号化アクセラレーター機能を統合した「Crypto Express 2 暗号化機構」も発表され、セキュリティー機能がますます強化されています。例えば、SSLで使用されているRSA暗号化処理を効率的に処理することが可能です。
- Linux® のサポート(IFL)
コスト・パフォーマンスの高いLinux専用の処理機構(IFL)と、複数のLinuxサーバー環境の稼働を可能とするz/VMの組み合わせにより、多数のLinux環境を経済的に構築することが可能になります。
- ファイバー・チャネル・プロトコル(FCP)・サポート
zSeries 890のLinux環境において、FICONチャネルを使用して、SCSI(Small Computer System Interface)入出力装置の接続をサポートします。これにより従来のzSeries専用以外の多様な入出力装置へのアクセスが可能になります。またSAN(Storage Area Network)環境の対応も可能となります。
- Javaのサポート(zAAP)
コスト・パフォーマンスの高いJava専用のアシスト・プロセッサーzAAPとz/OSバージョン1 リリース6以降の組み合わせにより、Javaの処理能力を経済的に拡張できます。
- オープン・システム・アダプター(OSA)
OSAはzSeries 890を各種LANに直接接続するためのアダプターです。従来の通信制御装置経由のネットワーク接続に比べて、LANへの接続が容易になり、インターネット/イントラネット環境に対応したシステムを構築できます。トークンリング、10ギガビット・イーサネット、1000Base-Tイーサネットへの接続が可能です。zSeries 890では最大ポート数が40に倍増しています。
- ハイパーソケット
ハイパーソケットはzSeries 890の論理区画間の高速通信を可能にします。物理接続を必要としない高速TCP/IP通信は、z/OSとLinuxの高速なデータ転送を経済的に実現します。
zSeries 890では、zSeries 800の4倍の16の仮想リンクを構成できます。
