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z/OSの特徴

z/OS® はOS/390の後継をなす、z/Architectureを基礎としたオペレーティング・システムです。企業の基幹システムを支えるIBMのメインフレーム上で稼働し、大量のトランザクションやデータの処理に必要な高い信頼性・拡張性・パフォーマンスを提供します。また、インターネットやJava™ ベースのアプリケーションに対しても、広範囲かつ多様な実行環境に対応することが可能です。従来のメインフレーム上で稼働する資産の継承はもちろん、新しいビジネスのプラットフォームとなる環境を提供します。

USのホームページ情報は、日本で発表されていない製品・情報を含んでいる場合があります。

z/OS V1.10の概要とハイライト

z/OS V1.10は、z/OSの最先端機能を基に、実績あるテクノロジーを拡張するとともに新しいSystem z10 EC、z10 BCサーバーおよびSystem Storageファミリー製品との強力な相乗効果を活用することができます。

ストレージ・スケーラビリティー。拡張アドレス・ボリューム(EAV) は最大で233GBもの定義可能なボリュームをサポートします。多数の小規模ボリュームではなく少数の大規模ボリュームを管理できるようになるので、EAVはストレージ管理の簡素化に役立ちます。

アプリケーションとデータのサービス機能のスケーラビリティー。1つの論理区画当たり最大64エンジン、 および1つのサーバー当たり1.5テラバイト(TB)、1つのLPAR当たり最大1.0TBの実メモリーと、z10 ECおよびz10 BC上で大規模ページ(1MB)がサポートされ、お客様の基幹ワークロードに必要な規模とパフォーマンスが提供されます。

ワークロードのインテリジェントな最適ディスパッチ。HiperDispatch機能は、サーバー内のワークロード・ディスパッチ方法を改善することにより、より大規模なエンジン構成のz10システムのスケーラビリティーとパフォーマンスを改善します。

ベーシックHyperSwap機能(TotalStorage Productivity Center for Replication Basic Editionでイネーブルされる)は、低コストでシングル・サイトの高可用ディスク・ソリューションを実現します。このソリューションでは、直感的なGUIを使用してディスク・レプリケーション・サービスをz/OSから構成できます。

専用エンジンの活用が広がり、コスト的側面で改善。zIIPを利用可能な大規模メッセージのためのHiperSockets機能、zIIPがサポートするz/OS Global Mirror (XRC) 、および、z/OS XML System ServicesのzIIPおよびzAAPのさらなる活用により、ワークロードはSystem z上でより魅力的なものになります。

キャパシティ・アップグレード・オンデマンド管理の改善。新しいCapacity Provisioning Managerがz/OS V1.10に追加され、PTF UA39307の適用でz/OS V1.9でも使用可能になります。この新機能はz10 ECおよびz10BCサーバー上でz/OSシステムをモニターできます。キャパシティ・アップグレード・オンデマンドの活動化/非活動化は、ユーザー定義スケジュールおよびワークロード条件に基づいて推奨または自動実施できます。 RMF、あるいは同等の機能がCapacity Provisioning Managerを使用するために必要です。

ネットワーク・セキュリティーの改善。z/OS Communications Serverに新しい防御フィルター機能が追加されます。防御フィルターは構成済みのIPフィルターの前に評価され、攻撃を受けた場合に保護強化とサービス停止最小化のために自動的に作成できます。

また、z/OS V1.10は、z/OS Security Server (RACF)、SSL、公開鍵基盤 (PKI) サービス、および暗号化機能の拡張と、RSAキー、ISO Format-3 PINブロック、13桁から19桁のPANデータ、セキュア・キーAES、およびSHAアルゴリズムをサポートします。

z/OS V1.10では、診断および問題判別の簡素化、拡張ヘルス・チェック・サービス、ネットワークおよびセキュリティー管理、自動ダンプ/再IPL機能、および、総合的なz/OS、入出力構成、シスプレックス、ストレージの操作などの領域で、機能改善または新機能を提供予定です。

z/OS V1.10は、次のIBM System zサーバーで稼働します。

(*) System z10 EC, z10 BCと同じ並列シスプレックスにz800, z900を含めることはできません。