インテリジェント・リソース・ディレクター
インテリジェント・リソース・ディレクター(IRD)は、クラスター・テクノロジーを使って、z/OSが稼働するすべての仮想サーバーにわたりパフォーマンスをモニターし、物理プロセッサー、I/O、およびメモリー・リソースをオペレーターの介入なしに動的に調節します。
IRDは次の三つのコンポーネットから成っています。
- LPAR CPU管理:並列シスプレックスで稼働している論理区画(LPAR)は、 クラスター化可能で、ワークロード・マネジャー(WLM)のポリシーに従って管理されます。WLMはLPARクラスターを管理し、ビジネスの重要度に応じて、ゴールを充たす必要のあるワークにプロセッサー・リソースを割り当てます。
- 動的チャネルパス管理機能/DCM:必要に応じて追加のチャネルを論理制御装置に与えることにより、システムはI/Oチャネルのバンド幅を要求するピーク時に対応します。
- チャネル・サブシステム優先キューイング:従来のI/O優先キューイングを拡張し、LPARクラスター全体でチャネルのシェアを可能にします。
並列シスプレックスでは、ワークロード管理プログラムがビジネス・ポリシーに基づき、ワークロードを適切なリソースに割り当てます。一方、LPARクラスターの概念を採用したIRDは優先順位の高いワークロードにリソースを割り当てます。並列シスプレックスとIRDを組み合わせることで、zSeriesでは業界最高水準のe-ビジネス・ワークロードに対する柔軟性と即応性を実現します。
