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今日、ITは、ほぼすべての生活活動に織り込まれています。ITソリューションに対する要求はかつてないほど大きなものとなっており、多くの場合は、さらに多くのサービス、価値、または機能をより短い時間と少ない資源で提供することが求められます。「少ない資源で大きな成果を上げる」ためには、効率および規模の経済の促進、柔軟で仮想的なオートノミック機能によるビジネス・ニーズへの対応、生産性損失、システム停止時間およびセキュリティー侵害のリスクを削減し、既存の投資の拡張と新しいテクノロジーの採用によるビジネスの革新を実現できるように設計されたプラットフォーム・ソリューションを採用することによって達成できます。

z/OSは、このような投資効果を求めるご要望にお答えします。z/OSとSystem z™プラットフォームの融合は、エンタープライズ・データおよびアプリケーション・サービスの先進的な拡張容易性、回復力、セキュリティー、ワークロード管理およびオートノミック機能を提供すると同時に、余分で無駄なシステム・リソースおよび運用を最小限に抑えます。System zとz/OSは、徹底してアプリケーションとデータの可用性、システム・リソースの安全性、高いサーバー使用効率およびプログラミング環境の適応性を保つことによって、投資保護を再定義します。

z/OS V1.10は、IBM System zとの強力な連携により、エンタープライズのための卓越したデータおよびアプリケーションのサービスを提供します。

発表

z/OS 1.10 の機能強化の計画(プレビュー)

このリリースのz/OSオペレーティング・システムは、実績のあるテクノロジーを拡張するだけでなく、アプリケーションおよびデータ・サービスのワークロードの拡張容易性、パフォーマンス、そして可用性を高める設計のSystem z10およびIBM System Storage製品ファミリーとの強い相乗効果を活用することによって、その最高クラスの機能の上に構築される予定です。新しい機能のExtended Address Volume(EAV)は、ストレージの制約とボリュームの増大に対応します。EAVは、初期段階でボリューム当たり最大223GBを(z/OS V1.10およびIBM System Storage DS8000 V3.1で)サポートする予定で、将来は、多くの小容量ボリュームではなく、少ない数の大容量ボリュームを管理する機能を提供することによってストレージ管理を簡素化できるようになります。アプリケーションおよびデータ・サービスの拡張容易性への対応として、z10 ECで、単一論理区画での最大64のエンジン(z/OS V1.9以降で使用可能)および単一イメージでの最大1.0TBの実メモリー(z/OS V1.8以降で使用可能)の両方がサポートされる予定です。HiperDispatch は、ワークロードがサーバー内でディスパッチされる方法を改善することによって、大規模なエンジン構成のz10 ECシステムの拡張容易性とパフォーマンスを高めます。ベーシックHyperSwapは、直観的なGUIを使用したz/OSからのディスク複製サービスの構成を可能にすることによって、低コストの高可用性ディスク・ソリューションを提供します。

z/OS V1.10 は、自動的なリソース提供機能およびシステム管理の簡素化の向上を通してデータ・センターの生産性を高めることを目的としています。z/OS V1.10 に搭載予定の新しいCapacity Provisioning Manager により、z10 ECシステムはそれ自体をモニターして、必要な場合に一時キャパシティーを自動的に追加することができます。

z/OS Communications ServerではDefensive Filteringサービスが導入されます。これは、IPセキュリティー・フィルターの前に防衛フィルターを自動的に適用することにより、アタック発生時における保護を強化し、サービスの中断を最小限に抑えることができます。z/OS V1.10 は、診断と問題判別の簡素化、Health Check Servicesの拡張、ネットワークとセキュリティーの管理、自動ダンプおよび再IPL機能、さらにはz/OS、入出力構成、シスプレックス、およびストレージ操作全般の分野を改善し、新機能を提供する予定です。

このリリースのオペレーティング・システムは、専用エンジンを活用できる機能を増やして経済性を向上させることを目的としています。そして、広域のz/OS Global Mirror災害時回復ソリューションがzIIP専用エンジンを活用できるようになっています。zIIPは本質的にz/OSデータ・ミラーリング・エンジンとなり、価格性能比とミラーリングされたサイトのリソースの使用効率を高めます。また、z/OS V1.10 は、さらに多くのXMLで専用プロセッサーを活用できるようにします。z/OS XML System Servicesでは、リモート・アプリケーションがzIIPをさらに活用できるようになる予定です。具体的には、エンクレーブSRBモードのすべてのz/OS XML構文解析がzIIPに適格となります。XML Toolkit for z/OS(5655-J51)はz/OS XML System Servicesを活用する予定で、一部のz/OS XML ToolkitワークロードがzAAPプロセッサーの対象になります。さらに、z/OS XML System Servicesには検証構文解析が追加される予定です。これらのXML機能により、z/OS上のXMLベース・アプリケーションの開発に関する意思決定が円滑になります。



*プレビューは、IBMの計画と方向性に対する情報を提供します。製品化の最終決定はあくまで今後のIBMのビジネス上、技術上の判断に基づいて行われます。これらは将来予告なく変更あるいは取り消される場合があり得ます。出荷時期、料金、発注情報、使用条件は、製品発表時にお知らせいたします。