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- 災害対策の必要性
- 災害対策のポイント
- 最高の災害対策ソリューション - GDPSとは
- 災害対策に対応したオンデマンド機能 - キャパシティ・バックアップ
- 災害対策ソリューションの歴史
- 災害対策サービスのご紹介
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災害対策の必要性
近年、企業の日々のビジネスはコンピューター・システムに大きく依存しています。障害や災害によるシステム停止が社会問題となることも珍しくありません。では、災害は障害の延長で考えればよいのでしょうか?
災害のリスクは地震や台風などに代表される自然災害等や、火事、停電、テロといった広範囲に渡っており、一般的には災害の発生を予測することは極めて困難です。米国の調査会社の調査結果によるとシステムの停止時間に比例してビジネス上の損失が発生すると予想されています。
一般に災害はシステム障害に比べてシステムの停止時間が長時間に渡ることが懸念され、例えばシステムが稼働しているセンター施設が地震によって壊滅的な打撃を受けたとして、仮にバックアップ施設が一切なかった場合、復旧には数週間以上かかると予想されます。
またほとんどの企業はシステム停止が3日続くとビジネスに重大な影響が出ると予想しており、災害対策は発生確率は低いものの、備えがなかった場合には企業の存続に関わる重大な影響が出るといえます。
災害対策のポイント
一般的に災害対策における重要なポイントは3つあると言われています。1つ目は遠隔地にバックアップ用の施設を準備すること、2つ目はそこでデータをできるだけ完全な形で復元すること(RPO)、そして3つ目はできるだけ早くシステムを復旧すること(RTO)です。最も理想的な災害対策ソリューションはRPO,PTOともにゼロに近づけることですが、トレードオフとしてコストが上昇する傾向にあります。
最高の災害対策ソリューション - GDPSとは
GDPS(広域分散並列シスプレックス)はRPO/RTOの極小化を実現する最高レベルの災害対策ソリューションです。1997年に登場し全世界で120件のお客様に利用されています。その特徴は以下の通りです。
- 短期間での構築
従来の方法に比べて構築方法が単純なため短期でのシステム構築が可能です。 - 短時間での回復
GDPSではESSのミラーリング機能を利用して全データを常に転送しますので、災害発生時点で直ちにシステムの再始動が可能な状態になっています。また全ての操作を自動化する仕組みになっていますので、外部の運用要員であってもシステムをミスなく確実に短時間で回復できます。 - データの整合性維持とデータ・ロスの極小化
災害が発生した時点で全てのデータの整合性が取れていないとスムーズな回復ができません。GDPSでは複数のディスク装置の範囲でデータの整合性がとれる仕組みを備えています。またお客様のご要望に応じてデータロスの無い同期型タイプやデータ・ロスの少ない(数秒以内)非同期タイプがお選びいただけます。
災害対策ではシステム障害とは異なり遠隔地での回復作業が必要ですが、災害発生後に遠隔地への運用要員の派遣をするのでは移動時間や交通手段の点でリスクで問題があります。また、本番センターからの回復データ搬送を人手を介して行うような方法も避けるべきです。この点でバックアップ施設にいる運用に習熟していない要員であってもミスなく短時間で回復できるGDPSは理想的といえます。GDPSは弊社のビジネス・リカバリー・サービスを通してご提供いたします。
「災害対策ソリューションの概要図」
災害対策に対応したオンデマンド機能 - キャパシティ・バックアップ
zSeriesは災害のためのオンデマンド機能を備えています。それがキャパシティー・バックアップ(CBU)です。本番システムが稼働するマシンで本来使えるはずのマシン・キャパシティーが、もし災害や障害によって使えなくなったときには、バックアップ機のCBU機構を活動化することで一定期間であれば本番並のキャパシティーを確保することが可能です。よって、バックアップ・センター側には従来のように本番機と同等の能力のマシンではなく、最小能力のマシンで対応することが可能です。例えばz890ではCBUによって最大52倍の能力が使えます。CBUはzSeriesの全機種に選択可能な機構です。
災害対策ソリューションの歴史
- テープ輸送型
今でも多くのお客様が利用されているのがトラックなどを利用して毎日テープを輸送する方法で最も安価です。しかしこの方法には2つの問題点があります。通常は毎日全データのバックアップをとる時間が取れないので、一部の更新データのみをとる方法が一般的です。したがって災害時には全データを手順に沿ってテープから回復するにはかなりの時間を要します。また、テープ輸送に漏れたシステム変更がうまく反映されなかったために結果的に回復できずに失敗するリスクもあります。
- ログ転送型
オンライン取引型のシステムではデータベース更新情報がログとして書かれます。ログ転送方式はネットワークを通して更新情報をバックアップ・センターに送り、バックアップ・システム側で追いつき処理をする方法がログ転送型です。この方式によって災害時のデータロスが飛躍的に少なくなりました。しかしこの方法にも問題があります。ひとつは多額の構築費用や維持管理費用がかかることです。また、データベース以外の更新情報は別管理となるため、テープ輸送型と同様に別運用でカバーしなければなりません。
- ディスク・ミラーリング型
最も最新のやり方はディスクのコピー機能を使う方法です。ESS(Enterprise Storage Server)に選択可能な機構で、ローカルにあるディスクとリモートにあるディスク同士で整合性を取りながらデータのミラーリングを行います。この方法の利点はディスクに書かれた更新情報は全てディスクのミラーリング機能で一律転送することで、全ボリュームを対象とすると災害時に複雑な回復手順が不要なことです。この背景には、増大するデータ転送量を支える安価なブロードバンド型ネットワーク・サービスが活用できるようになったことがあり、お客様のご要件によって中近距離(メトロ)と距離無制限(グローバル)を選択することができます。またほとんどのケースでzSeries以外にもpSeries/iSeries/xSeriesのデータも同様にコピーすることができます。テープ保存のデータに関してもVTS(Virtual Tape Server)でミラーリング機能を使うことができます。GDPSはこの技術をベースとしてさらに災害対策ソリューションに進化させたものです。
災害対策サービスのご紹介
災害対策の検討ではバックアップ機器やネットワーク費用が必要ですが、最もコスト面がかかるのはバックアップ施設および運用要員を維持するコストです。このため多くの企業では外部センターを利用しています。
アット東京データセンターはテレビ番組でも日本一災害に強いセンターとして紹介され、世界規模のリスクマネジメント会社「ABSコンサルティングEQE日本部門」による地震リスク分析においてはPML最高ランクを取得しています。さらに建物の堅牢性だけではなく、セキュリティー、電力供給、ネットワークなどどれをとっても超一級のスペックを誇っています。株式会社アット東京、株式会社インテック、日本アイ・ビー・エム 株式会社の3社は、IBMのオープンメインフレームIBM eServer zSeriesをお使いのお客様を対象に、高度な災害対策を、より低料金で実現する新しいバックアップセンター・ソリューションをご提供しております。これはお客様のデータセンターと、3社がそれぞれ所有するデータセンターをブロードバンドで結び、災害時には3社のセンターをお客様のバックアップセンターとして利用することで、包括的なラピッド・リカバリー・サービスとしてお客様にご提供するものです。
なお、本サービスをご紹介するセミナーを実施しております。サービス・メニューの概要をご紹介するとともに、アット東京中央センターのご見学、および先進的な災害対策ソリューションであるGDPS(広域分散並列シスプレックス)のデモンストレーションがご覧いただけます。詳細・お申し込みは以下のサイトをご覧ください。
