IBMはメインフレームのデータ・サービス機能を拡張します
IBMメインフレームは、40年以上にわたりデータおよびトランザクション・サービスにおけるリーダーです。今日、IBMはメインフレームのデータ・サービス機能をさらに拡張した、将来のオンデマンドデータ・サービスの新しいロードマップを提示致します。ここでは2006年中にご提供予定の新しいDB2機能(US)のプレビューをご覧いただくとともに、新しい専用エンジンであるSystem z Integrated Information Processor(zIIP)をご紹介します。
今日のデータ・サービス環境
多くの企業では、データがグローバルに使用可能で、リアルタイムで最新状態に維持され、1日24時間 週7日体制でアクセス可能であることが重要です。同時に、データを違法なアクセスから保護し、新しい規制にも準拠し、リアルタイムで顧客サービスを提供するなど、高い競争力を保つ必要があります。このようなデータ・サービスに関する要件は、データの複数コピーが組織全体に分散して保持されているような場合、特に重大な課題となります。
メインフレームをデータ・サービスに使用する理由
メインフレームはデータ・サービスの分野で確固たる実績を得ており、今日のSystem z9は、以下のような主要なデータ・サービス要件に対応できるよう設計されています。
- データの管理しやすいビューを作成するための最適な方法は、データコピーをより少ない数で管理するとともに、非常にスケーラブルなサーバーを活用することです。System z9サーバーは、旧世代メインフレームの約2倍となる容量を備えています。より高度なスケーラビリティーと可用性を得るために、並列シスプレックス・テクノロジーを使用して複数のメインフレームを結合することができます。System z9サーバーは、並列シスプレックス・クラスタリングにより最大99.999%の可用性を実現できるよう設計されています。
- System z9プラットフォームは、オープン・スタンダードと業界標準、および革新的なプログラミング・モデルを幅広くサポートしているために柔軟性が高く、その他のプラットフォームのアプリケーションおよびユーザーとのインターオペラビリティーを実現しています。
- System z9プラットフォームは、ネットワーク経由および停止時でも作動する強力なセキュリティー機能群により保護されています。この機能群は、ユーザー識別、アクセス制御、侵入検出サービス、およびデータ暗号化などの機能を提供します。
DB2および新しいSystem z9 Integrated Information Processor
System z9 Integrated Information Processor(zIIP)は、お客様からの最新のご意見を活かしてIBM System z9メインフレーム用に計画された専用エンジンです。zIIPは、リソースの最適化を計り、データベース処理のワークロード部分に要するコストを削減する上で役立つよう設計されており、エンタープライズのデータ・ハブとしてのSystem z9メインフレームの役割をさらに強化します。
zIIPの実行環境ではz/OSからの割り振り処理が受け入れられ、z/OSが汎用プロセッサーとzIIPの間の割り振り処理を指示・管理します。また、DB2 for z/OS V8は、z/OSによって割り振られたワークロードの部分をzIIPを利用して処理します。zIIPは、新しいSystem z9メインフレームで使用でき、その導入は、お客様にSystem z9メインフレームでの新しい価値をご提供します。
IBMは、zIIPの拡張に加えて、DB2の将来のバージョンで、セキュリティー、アプリケーション開発、およびパフォーマンスといった分野でメインフレーム機能をさらに活用するための機能拡張を計画しています。
