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STSC技術文書(FAQ)
この文書は、WebSphere® Application Server環境で、 Java™ ガーベッジ・コレクション詳細ログverbosegcログ)の設定方法を説明しています。
問題調査に必要な資料と取得方法
WebSphere® Application Server(以下、WSAS) において、パフォーマンスチューニングやトラブルシューティングでJava™ ガーベッジ・コレクションの詳細ログが必要になります。 このガイドはさまざまなバージョンのアプリケーション・サーバーで異なる、verbosegcログの採取設定方法を解説します。verbosegcのログを有効にすることで、ガーベッジ・コレクション発生時に数行の統計情報が出力されます。この統計情報の計算はログの設定にかかわらず内部で行われているため、verbosegcログの設定によるパフォーマンスインパクトはごくわずかです。 採取されたログの解析によりパフォーマンスの改善も期待できます。
verbosegcの詳細ログは以下の情報を提供します。
- 実行時に発生した Allocation Failure(Java Heapが不足してObjectの生成ができない)事象のシーケンス番号
- 前回のAllocation Failureからの経過時間
- 足りない状態でのフリーエリアのバイト数とその時のJava Heap全体のバイト数
- ガーベッジ・コレクション事象シーケンス番号と開始時間
- ガーベッジ・コレクションでフリーできたバイト数とそれに要した時間
- ガーベッジ・コレクションに要した時間の各ガーベッジ・コレクションフェーズ毎(Mark, Sweep, Compaction)の経過時間
- Compaction (圧縮)で移動したオブジェクトの数とバイト数
- Java Heapの拡張 (-Xmxに達していない場合)
- ガーベッジ・コレクションに先立ち全てのThreadの 一時停止に要した時間 (200ミリ秒以上の時に記録されます)
目次
- WSAS 7.0
- WSAS 6.1/6.0
- WSAS 5.1/5.0
- WSAS 5.1/5.0 デプロイメント・マネージャー
- WSAS 5.1/5.0 ノード・エージェント
- WSAS 4.0 アドバンス・エディション
- WSAS 4.0 アドバンス・シングル・サーバー・エディション
- WSAS 3.5
WSAS V7.0での verbosegc設定方法
- 管理コンソールで サーバー > サーバー・タイプ > WebSphere Application Server をクリックします。
- サーバー名一覧から該当のアプリケーションサーバー名をクリックします。
- 構成タブで、サーバー・インフラストラクチャーの下に表示されているJavaおよびプロセス管理 > プロセス定義の順にクリックします。
- 追加プロパティーの下のJava仮想マシンをクリックします。
- 『冗長ガーベッジ・コレクション』 チェック・ボックスに選択します。
- 適用ボタンをクリックします。
- ページの上部に表示された、"ローカル構成が変更されました。『保存』をクリックして、変更をマスター構成に適用します。" の保管をクリックし構成を保管します。
- アプリケーション・サーバーを停止し、再起動します。
- ご使用のOS環境でガーベッジ・コレクション詳細ログの出力先が変わります。
AIX®, Microsoft® Windows®, or Linux®:
native_stderr.log
Solaris™ or HP-UX:
native_stdout.log
注意- HP-UXシステムでは、以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。
-Xverbosegc:file=<name>
ここで<name>は出力ログファイル名になります。
- Solaris™システム, HP-UXシステムでは、以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。(2行で表示されていますが1行で入力します。)
-XX:+PrintGCDetails -XX:+PrintGCTimeStamps
-XX:+PrintHeapAtGC
-XX:+PrintHeapAtGC オプションは出力データが多いため、必ずディスクスペースをご確認ください。
- V7.0のみ:「ランタイム」タブでの冗長ガーベッジ・コレクション設定
設定をランタイムタブでする事で、動的に変更します。InfoCenterJava 仮想マシン設定に情報があります。
- HP-UXシステムでは、以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。
WSAS V6.1/6.0での verbosegc設定方法
- 管理コンソールで サーバー > アプリケーション・サーバーをクリックします。
- サーバー名一覧から該当のアプリケーションサーバー名をクリックします。
- 構成タブで、サーバー・インフラストラクチャーの下に表示されているJavaおよびプロセス管理 > プロセス定義の順にクリックします。
- 追加プロパティーの下のJava仮想マシンをクリックします。
- 『冗長ガーベッジ・コレクション』 チェック・ボックスに選択します。
- 適用ボタンをクリックします。
- ページの上部に表示された、"ローカル構成が変更されました。『保管』をクリックして、変更をマスター構成に適用します。" の保管をクリックし構成を保管します。
- アプリケーション・サーバーを停止し、再起動します。
- ご使用のOS環境でガーベッジ・コレクション詳細ログの出力先が変わります。
AIX®, Microsoft® Windows®, or Linux®:
native_stderr.log
Solaris™ or HP-UX:
native_stdout.log
注意- HP-UXシステムでは、以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。
-Xverbosegc:file=<name>
ここで<name>は出力ログファイル名になります。
- Solaris™システムでは、以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。(2行で表示されていますが1行で入力します。)
-XX:+PrintGCDetails -XX:+PrintGCTimeStamps
-XX:+PrintHeapAtGC
-XX:+PrintHeapAtGC オプションは出力データが多いため、必ずディスクスペースをご確認ください。
- V6.1のみ:「ランタイム」タブでの冗長ガーベッジ・コレクション設定
設定をランタイムタブでする事で、動的に変更します。InfoCenterJava 仮想マシン設定に情報があります。
- HP-UXシステムでは、以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。
WSAS 5.1/5.0の場合
- 管理コンソールで サーバー > アプリケーション・サーバーをクリックします。
- サーバー名一覧から該当のアプリケーションサーバー名をクリックします。
- 構成タブの追加プロパティーの下のプロセス定義をクリックします。
- 追加プロパティーの下のJava仮想マシンをクリックします。
- 『冗長ガーベッジ・コレクション』 チェック・ボックスを選択します。
- 適用ボタンをクリックします。
- ページの上部に表示された、"ローカル構成が変更されました。『保管』をクリックして、変更をマスター構成に適用します。" の保管をクリックし構成を保管します。
- アプリケーション・サーバーを停止し、再起動します。
- WSAS V5.0の場合は、ご使用のOS環境でガーベッジ・コレクション詳細ログの出力先が変わります。
AIX®, Microsoft® Windows®,およびLinux®:
native_stderr.log
Solaris™ or HP-UX:
native_stdout.log
注意- HP-UXシステムでは、以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。
-Xverbosegc:file=<name>
ここで<name>は出力ログファイル名になります。
- Solaris™ システムでは、WSAS 5.1の場合は以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。(2行で表示されていますが1行で入力します。)
-XX:+PrintGCDetails -XX:+PrintGCTimeStamps
-XX:+PrintHeapAtGC
-XX:+PrintHeapAtGC オプションは出力データが多いため、必ずディスクスペースをご確認ください。
- HP-UXシステムでは、以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。
WSAS 5.1/5.0デプロイメント・マネージャーの場合
- 管理コンソールを開きます。
- システム管理を拡張します。
- DeploymentManagerをクリックします。
- 構成タブの追加プロパティーのプロセス定義をクリックします。
- Java仮想マシンをクリックします。
- 『冗長ガーベッジ・コレクション』のチェック・ボックスに選択します。
- OKボタンをクリックします。
- ページの上部に表示された、"ローカル構成が変更されました。『保管』をクリックして、変更をマスター構成に適用します。" の保管をクリックし構成を保管します。
- マスター構成に保管の保管をクリックします。再起動後から設定は有効です。
注意- HP-UXシステムでは、以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。
-Xverbosegc:file=<name>
ここで<name>は出力ログファイル名になります。
- Solaris™ システムでは、WSAS 5.1の場合は以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。(2行で表示されていますが1行で入力します。)
-XX:+PrintGCDetails -XX:+PrintGCTimeStamps
-XX:+PrintHeapAtGC
-XX:+PrintHeapAtGC オプションは出力データが多いため、必ずディスクスペースをご確認ください。
- HP-UXシステムでは、以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。
WSAS 5.1/5.0ノード・エージェントの場合
- 管理コンソールを開きます。
- システム管理を拡張します。
- ノード・エージェントをクリックします。
- ノード・エージェント名一覧から該当のノード・エージェント名をクリックします。
- 構成タブの追加プロパティーのプロセス定義をクリックします。
- Java仮想マシンをクリックします。
- 『冗長ガーベッジ・コレクション』のチェック・ボックスに選択します。
- OKボタンをクリックします。
- ページの上部に表示された、"ローカル構成が変更されました。『保管』をクリックして、変更をマスター構成に適用します。" の保管をクリックし構成を保管します。
- マスター構成に保管の保管をクリックします。再起動後から設定は有効です。
注意- HP-UXシステムでは、以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。
-Xverbosegc:file=<name>
ここで<name>は出力ログファイル名になります。
- Solaris™ システムでは、WSAS 5.1の場合は以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。(2行で表示されていますが1行で入力します。)
-XX:+PrintGCDetails -XX:+PrintGCTimeStamps
-XX:+PrintHeapAtGC
-XX:+PrintHeapAtGC オプションは出力データが多いため、必ずディスクスペースをご確認ください。
- HP-UXシステムでは、以下のパラメータを Java仮想マシンページの汎用JVM引数に追加します。
WSAS V4.0 アドバンス・エディションでのverbosegc設定方法
- 管理クライアントで 該当のアプリケーション・サーバーを選択し、右ペインの『JVM設定』タブをクリックします。
- 拡張JVM設定ボタンをクリックします。
- 『ガーベッジ・コレクションの冗長モードを使用可能にする』チェック・ボックスを選択します。
- OKボタンをクリックします。
- 適用ボタンをクリックします。
- アプリケーション・サーバーを停止し、再起動します。
- ガーベッジ・コレクション詳細ログはアプリケーション・サーバーの stderrに出力されます。
注意- HP-UXシステムでは、以下のパラメータを拡張JVM設定ボタンを押して、拡張JVM設定ダイアログのコマンド行引数に入れます。
-Xverbosegc:file=<name>
ここで<name>は出力ログファイル名になります。
- HP-UXシステムでは、以下のパラメータを拡張JVM設定ボタンを押して、拡張JVM設定ダイアログのコマンド行引数に入れます。
WSAS V4.0 アドバンス・シングル・サーバー・エディションでのverbosegc設定方法
- install_root/config/server-cfg.xml を編集します。
- commandLineArgument= の文字列を検索します。
- “”クォーテーションの囲みの中に -verbosegcを入力します。
commandLineArgument="-verbosegc" - アプリケーション・サーバーを停止し、再起動します。
注意- HP-UXシステムでは、以下のパラメータをcommandLineArgumentに指定します。
-Xverbosegc:file=<name>
ここで<name>は出力ログファイル名になります。
- HP-UXシステムでは、以下のパラメータをcommandLineArgumentに指定します。
WSAS V3.5でのverbosegc設定方法
- 管理クライアントで 該当のアプリケーション・サーバーを選択し、右ペインの『一般』タブをクリックします。
- コマンド行引数 インプットフィールドに -verbosegc を入力します。
-verbosegc - 適用ボタンをクリックします。
- アプリケーションサーバーを停止し、再起動します。
- ガーベッジ・コレクション詳細ログはアプリケーション・サーバーの stderrに出力されます。
注意- Solaris™ システムでは、-verbosegcを二度コマンド行引数に指定する必要があります。
-verbosegc -verbosegc
- Solaris™ システムでは、-verbosegcを二度コマンド行引数に指定する必要があります。
文書情報
- この文書について: 英語版 "Technote" のリファレンス番号 1114927(更新日2007年12月31日, 参照日 2009年10月8日)を参考に、STSCで作成しています。
- 製品名: WebSphere Application Server
- バージョン:
- 7.0
- 6.1
- 6.0
- 5.1
- 5.0
- 4.0
- 3.5
- OS:
- AIX
- HP-UX
- Linux
- Microsoft Windows
- Solaris
- 作成日時: 2006年5月19日
- 更新日時: 2009年10月8日
- 文書番号: 1114927JP
IBM、IBMロゴ、AIX およびWebSphereはInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
HP-UXは、米国およびその他の国におけるHewlett-Packard Companyの登録商標。
LinuxはLinus Torvalds の米国及びその他の国における商標または登録商標。
Microsoft、Windows、Windows NTおよびWindowsロゴはMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
Solaris、JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴはSun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標。
他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標。
