Linux環境における日本語表示に関する注意事項
Linuxプラットフォームでの導入について
DB2 Express-C 9 GA版で現在、Linux環境における日本語の表示において、マニュアル記載の標準導入手順による導入で不具合が発生することが報告されています。
当該不具合は以下に記載する回避手順どおりに導入することにより、正常に導入を完了させ、正常に日本語表示を行うことが可能となります。
1)日本語版用の各国語パッケージの準備
Linux および UNIX(注)において、英語以外の言語のDB2 バージョン 9.1 をインストールする場合は、製品本体および「各国語パッケージ (DB2 National Language Pack)」と呼ばれる追加パッケージを使用する必要があります。このパッケージには、各国語サポートのファイル (言語固有の製品ファイル) が含まれています。(Windows 版の DB2 バージョン 9 の場合は、各国語パッケージの追加インストールは必要ありません。)
注)Express-Cは現在Linux, Windowsに対応
ご使用になるLinux環境に対応するDB2 National Language Packをご用意ください。
各国語パッケージのインストールは、製品本体と同様に、DB2セットアップ・ウィザードを開始してインストールしてください。
- Linux on 32-bit AMD and Intel systems (x86)用ファイル
DB2 9 NL Pack for Linux on 32-bit AMD and Intel systems (x86)
バージョン 9
db2_v9_linux_nlpack.tar.gz (276MB)
- Linux on AMD64 and Intel EM64T systems (x86-64)用ファイル
DB2 9 NL Pack for Linux on AMD64 and Intel EM64T systems (x86-64)
バージョン 9
db2_v9_linuxamd64_nlpack.tar.gz (279MB)
追加パッケージ入手先
2) 各ディストリビューション毎に必要な、インストーラー、コントロールセンターなどGUIツールを日本語表示対応させるための事前準備
DB2 Express-C 9インストール前に、DB2がサポートしているLOCALE指定を行う必要があります。
1. LOCALEはディストリビューション標準導入手順のデフォルト指定であるja_JP.UTF-8ではなく、ja_JP.utf8を指定
# export LANG=ja_JP.utf8
- Red Hat Enterprise Linux 4 Update3
- SUSE Linux Enterprise Server 9 Service Pack3
上述のLOCALE指定が終了していれば、他にインストーラー、コントロールセンターなどGUIツールの日本語表示のための準備は不要です。
- SUSE Linux Enterprise Server 10 製品版(以下SLES10)
インストーラーを正しく日本語表示させるためにdb2setup開始前に以下手順1~7を行います。
- DB2 Express-C 9インストールイメージファイルを展開(展開したディレクトリーを$DB2DISKとする)
-
$DB2DISK/exp/disk1/db2/linux/install/gui.tar.gzをテンポラリー・ディレクトリーに(ここでは/tmp)展開
# cd /tmp
# tar zxvf $DB2DISK/exp/disk1/db2/linux/install/gui.tar.gz
-
展開したディレクトリーに以下のように、fallbackディレクトリーを作成
# mkdir /tmp/db2/linux/java/jre/lib/fonts/fallback
-
fallback ディレクトリーへ移動
# cd /tmp/db2/linux/java/jre/lib/fonts/fallback
-
シンボリックリンクを作成
# ln -s /usr/X11R6/lib/X11/fonts/truetype/sazanami-gothic.ttf .
-
再び圧縮して、DB2DISK/exp/disk1/db2/linux/install/gui.tar.gzを再作成
# cd /tmp
# tar zcvf $DB2DISK/exp/disk1/db2/linux/install/gui.tar.gz *
-
DB2のインストール
# cd $DB2DISK
# ./db2setup
NLPackのインストール時にも、db2setup開始前に上記手順と同様の作業が必要となります。
DB2インストール終了後、コントロールセンター等GUIツールを正しく日本語表示させるために以下手順8~10を行います。
-
GUIツールが使用するJDKのフォント・ディレクトリーにfallback ディレクトリーを作成
# mkdir /opt/ibm/db2/V9.1/java/jdk32/jre/lib/fonts/fallback
-
fallback ディレクトリーへ移動
# cd /opt/ibm/db2/V9.1/java/jdk32/jre/lib/fonts/fallback
-
シンボリックリンクを作成
# ln -s /usr/X11R6/lib/X11/fonts/truetype/sazanami-gothic.ttf .
