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DB2 9 Developer Workbench Linux版における日本語表示のための注意事項

概要

Linux上で日本語のロケールを使用して"launchpad.bin"を実行し、DB2 Developer Workbench (DWB) インストーラーを起動すると、 ランチパッドの最初の画面で文字化けが発生します。

対象となる製品


Linux環境のDB2 Developer Workbench(DWB) V9

対象となるロケール


この問題は以下の日本語ロケール(環境変数 LC_MESSAGES)において発生します。

# locale
LANG=ja_JP.UTF-8
LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
LC_NUMERIC="ja_JP.UTF-8"
...
LC_MESSAGES="ja_JP.UTF-8"
...
LC_ALL=
...
# locale
LANG=ja_JP.utf8
LC_CTYPE="ja_JP.utf8"
LC_NUMERIC="ja_JP.utf8"
...
LC_MESSAGES="ja_JP.utf8"
...
LC_ALL=
...
# locale
LANG=ja_JP.eucjp
LC_CTYPE=ja_JP.eucjp
LC_NUMERIC="ja_JP.eucjp"
...
LC_MESSAGES="ja_JP.eucjp"
...
LC_ALL=
...
# locale
LANG=ja_JP.sjis
LC_CTYPE=ja_JP.sjis
LC_NUMERIC="ja_JP.sjis"
... 
LC_MESSAGES="sjis"
...
LC_ALL=
...

問題の詳細


Linux上で日本語のロケールを使用して“launchpad.bin”を実行し、DWBインストーラーを起動すると、ランチパッドの最初の画面で文字化けが発生します。
“launchpad.bin”を実行したターミナル上には以下のようなメッセージが返されます。

Warning: Cannot convert string "-alias-gothic-medium-r-*-*-12-*-*-*-*-*-*-*" to type FontStruct.

解決方法


以下の3つの方法があります。

A. 問題が起こる日本語のロケールでそのままDWBを起動させ、後ほど正常な日本語でのインストールに切り替える。

  1. rootユーザーでログインする。

  2. localeコマンドで日本語のロケール(環境変数 LC_MESSAGES、LC_CTYPE)がセットされているか確認する。セットされていなければ、LC_ALLに日本語のロケールをセットする。(export LC_ALL=ja_JP.UTF-8など。LC_MESSAGESとLC_CTYPEに反映される)

  3. launchpad.binを実行してDWBインストーラーを起動させる。
    以下の警告がターミナルに表示される。

    Warning: Cannot convert string
    "-alias-gothic-medium-r-*-*-12-*-*-*-*-*-*-*

    ランチパッドの最初の画面には文字化けした文字が表示される。

  4. 2つのメニュー項目のうち、上の“DB2(R) Developer Workbench V9.1”を選択し、そのままインストレーション・ステップを進める。
    次に言語の選択のセクションが現れるので、"日本語" を選択すると、次からの画面は正常な日本語で表示される。

“DB2(R) Developer Workbench V9.1”を選択する

B. 英語のロケール設定でDWBインストーラーを起動してから、後ほど日本語でのインストールに切り替える。

  1. rootユーザーでログインする。

  2. コマンドexport LC_MESSAGES=Cを実行し、環境変数LC_MESSAGESを英語に変え、更にexport LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8 (もしくは他の日本語ロケール)を実行し、環境変数LC_CTYPEを日本語ロケールに変える。この時,LC_MESSAGESとLC_CTYPEを個別に設定するので、LC_ALLは設定しません。(export LC_ALL=)

  3. localeコマンドの結果が以下のようなものであることを確認する。

    #locale
    LANG=C
    LC_CTYPE="ja_JP.UTF-8"
    LC_NUMERIC="C"
    ...
    LC_MESSAGES=C
    ...
    LC_ALL=
    ...


  4. launchpad.binを実行し、DWBインストーラーを起動させる。
    ランチパッドの最初の画面は英語で表示される。

  5. 2つのメニュー項目うち、上の“Install DB2® Developer Workbench V9.1”を選択し、インストレーション・ステップを進める。
    次に言語の選択のセクションが現れるので、"日本語" を選択すると次からの画面は正常な日本語で表示される。

C. CUIインストーラーを使用して日本語でDWBをインストールする。

  1. rootユーザーでログインする。

  2. 以下のコマンドでCUIインストーラーを起動して、DWBをインストールする。

    ./disk1/setup/setup.bin -console

注:A.、B.の手順については日本語フォント(SLES9では、kochi-substitute-20030809-118.3 RHEL3では、ttfonts-ja-1.2-26.ent.3)が必要です。

参考


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