QMFには3製品が含まれています。分析用の非定型クエリーを作成する製品としてQMF for WindowsとQMF for WebSphere、定型アプリケーションを作成する製品としてVisionaryを提供します。
サーバー・クライアントモデルではODBC接続、3階層モデルではWebSphere経由のJDBC接続になります。
QMFを多人数で使用するシステムでは、パワーユーザーと一般的なビジネスユーザーとに大別できます。
パワーユーザーは、SQLを作成する支援機能(SQL記述、指示照会、ダイアグラム)やレポートの書式を作成する機能(書式、ビジュアル報告書)を利用し、オブジェクトを作成します。オブジェクトとは、ユーザーが作成したクエリー定義やレポート定義を指します。作成されたオブジェクトは、リポジトリーデータベースに格納し、他のユーザーからも参照ができます。オブジェクト作成中や他ユーザーに公開したくない場合は非共有とし、一般的なビジネスユーザーに公開するオブジェクトは共有の設定を行います。QMF
for Windowsでは、これらのさまざまな機能を提供をしています。
一般的なビジネスユーザーは、QMF for WebSphereやQMF for Windowsを使用し、パワーユーザーが作成をしたクエリーを実行し、レポートを閲覧したり、エクセル等のオフィスツールで活用できます。
Visionaryは、サーバークライアント環境で実行するアプリケーションです。開発環境(Visionary Studio)で構築とコンパイルを行い、実行アプリケーションを作成します。実行モジュールは実行環境(Visonary
World View)上で動作させます。 実行環境には、Visionary World Viewとデータベース接続用のODBCドライバーのインストールが必要です。実行アプリケーションの配布には、Webサーバー(IBM
HTTP Server(IHS)やApache)が使用でき、運用保守作業が軽減できます。
リポジトリーを格納するデータベースと業務表を格納するデータベースを一組として、QMF for Windows Administratorで論理サーバーを作成します。業務表がDB2上に存在する場合、一般的にリポジトリーは業務表と同じデータベースに作成します。この論理サーバーの管理下で、ユーザープロファイルとリソース限界グループを指定します。ユーザープロファイルはリポジトリーデータベースに接続するユーザー名、リソース限界グループ名はQMF内で設定できる権限管理です。このユーザープロファイルとリソース限界グループの組合せでセキュリティーの設定を行います。
QMF for Windowsでは、エクセル用のアドインを用意しています。アドインを登録すると、エクセルからQMF
for Windowsを起動できます。 起動したQMF for Windowsからクエリーを実行した後に、メニューから「データを戻す」を選択するとエクセルのシートに結果を貼り付けることができます。