|
はじめに
前回までにDB2 クエリー・パトローラーの製品概要および具体的な使い方をご紹介しました。
第三回目の今回はDB2 クエリー・パトローラーのセット・アップ方法をご紹介します。
今回ご紹介するのは、Windows 2000にセット・アップする方法です。
DB2 クエリー・パトローラー V7.2は、AIX、Solaris、Windows NT、Windows 2000、HP-UX、NUMA-Q/(DYNIX/ptx)
の各プラットフォームに対応しています。
DB2 クエリー・パトローラー・サーバーのインストール
DB2 クエリー・パトローラー・サーバーをインストールする前に、DB2 エンタープライズ拡張エディションまたはDB2 エンタープライズ・エディションがインストールされている必要があります。
ここでは、DB2 エンタープライズ・エディションがインストールされていて、DB2 クエリー・パトローラー・サーバーによって管理する照会の対象となるデータベース”SAMPLE”が存在しているものとして説明をすすめます。
- Windowsの管理ユーザー・アカウントでシステムにログオンします。
- DB2を含む全てのアプリケーション・プログラムを終了します。
- 「DB2 クエリー・パトローラー Windows版 バージョン 7.2」のCD-ROMをドライブに挿入します。
- 自動実行機能によってセットアップ・プログラムが開始されない場合は、x:\setup.exeコマンドを入力して、手作業でセットアップ・プログラムを開始します。なお、x:はCD-ROMドライブです。
- ランチパッドの「インストール」をクリックしてインストールを開始します。
- 「次へ」をクリックして先へ進めます。
- インストール・タイプは「通常」のままで、「次へ」をクリックして先へ進めます。
- DB2 クエリー・パトローラーで使用するユーザー”IWM”のパスワードを入力します。
ユーザー”IWM”はここで新規に作成されます。
- 「次へ」をクリックして先へ進めます。
- データベース名は”SAMPLE”を選択します。
- 「次へ」をクリックして先へ進めます。
- 「次へ」をクリックすると、インストールが実行されます。
- 「終了」をクリックしてインストールを終了します。
DB2 クエリー・パトローラー・システム管理ワークステーションのインストール
「DB2 アドミニストレーション・クライアント Windows版 バージョン 7.2」のCD-ROMを使用してDB2 クライアントをインストールするときにDB2
クエリー・パトローラー・システム管理ワークステーションとして設定できます。
カスタム・インストールを選択して「DB2 クエリー・パトローラー・クライアント」構成要素の次の4つの副構成要素を選択します。その他の構成要素、副構成要素は必要に応じて選択します。
- QueryMonitor
- ツール トラッカー・ツール
- QueryAdminツール
- QueryEnablerツール
ヒント:
クエリー・パトロー ラーを使用しない ことが分かってい る場合は、これら の副構成要素を 選択解除します。

<クリックして拡大>
DB2 クエリー・パトローラー・システム管理ワークステーションの構成
通常と同じように、DB2 サーバー(DB2 クエリー・パトローラー・サーバー)のSAMPLEデータベースに接続できるようにクライアント/サーバー間通信を構成します。
- 詳しくはDB2マニュアル「インストールおよび構成 補足」をご覧下さい。

DB2 クライアントのインストール
「DB2 アドミニストレーション・クライアント Windows版 バージョン 7.2」のCD-ROMを使用してDB2 クライアントをインストールするときにDB2
クエリー・パトローラー・クライアントの構成要素を一緒にインストールできます。
カスタム・インストールを選択して「DB2 クエリー・パトローラー・クライアント」構成要素の次の2つの副構成要素を選択します。その他の構成要素、副構成要素は必要に応じて選択します。
- QueryMonitorツール
- QueryEnablerツール
ヒント:
クエリー・パトロー ラーを使用しない ことが分かってい る場合は、これら の副構成要素を 選択解除します。
<クリックして拡大>
DB2 クライアントの構成
通常と同じように、DB2 サーバー(DB2 クエリー・パトローラー・サーバー)のSAMPLEデータベースに接続できるようにクライアント/サーバー間通信を構成します。
詳しくはDB2マニュアル「インストールおよび構成 補足」をご覧下さい。
データベースの構成
DB2 クエリー・パトローラーの機能を有効化するために、対象のデータベース(SAMPLEデータベース)の構成を行います。
具体的には、データベース構成パラメーターの”DYN_QUERY_MGMT”を”ENABLE”に設定します。
設定に先立ち、DB2 サーバー(DB2 クエリー・パトローラー・サーバー)において、DB2コマンド・ウィンドウから次のコマンドを実行してDB2 インスタンスを開始しておきます。
DB2 サーバー(DB2 クエリー・パトローラー・サーバー)において、DB2 コマンド行プロセッサーから次のコマンドを実行することによって設定します。
| |
UPDATE DB CFG FOR SAMPLE USING DYN_QUERY_MGMT ENABLE
|
UPDATE DATABASE CONFIGURATIONコマンドについて詳しくはDB2マニュアル「コマンド解説書」をご覧下さい。
ユーザー・プロファイルの作成
DB2 クエリー・パトローラー・サーバーに対して照会を実行するユーザーには、ユーザー・プロファイルを作成する必要があります。
DB2 サーバー(DB2 クエリー・パトローラー・サーバー)において、DB2コマンド・ウィンドウから次のコマンドを実行してDB2 インスタンスおよびDB2
クエリー・パトローラーを開始しておきます。
DB2 クエリー・パトローラー・システム管理ワークステーションにおいて、 「スタート」 → 「プログラム」 → 「IBM DB2」 → 「DB2 クエリー・パトローラー」
→ 「QueryAdmin」 と順に操作し、QueryAdminツールを起動します。
ユーザー”IWM”でログインします。

「ユーザー管理」タブで「新規」ボタンを押して、ユーザー・プロファイルを作成します。
- ユーザーID:ユーザーまたはグループのID
- タイプ:プロファイルがユーザーのものかグループのものか
- コスト分析:コスト分析を迂回させることも可能
- 権限レベル:ユーザーまたはグループの権限レベル
- 最大照会数:同時実行ジョブの最大数
- 低/通常/高優先度:ジョブ・スケジュールの順序に反映
- ユーザーしきい値:コストがこれを超過するとそのジョブは保留状態になる
- 管理しきい値:コストがこれを超過する動的SQL照会はQueryEnabler構成要素によってトラップされる
- 最大経過時間/最大結果行数:0は無制限
- アカウントID:会計情報で利用
- 電子メール・アドレス:ジョブ完了通知のアドレス

|