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エンタープライズ・コンテンツ管理とは
お客様環境下で、情報を早く、正確に取り出せるかが、近頃のWebシステム構築の要件の1つになっています。
実際の環境では、情報は構造化された「データ」と、非構造化された「コンテンツ」とに 分類され、非構造化コンテンツが大部分を占めていると言われています。
エンタープライズ・コンテンツ管理(ECM)とは、組織全体、会社全体、グループ企業全体 で、情報を入力、配信、検索、共有するフレームワークの事を指します。
ECMのメリットは、個々のプロジェクトやソリューションにおいて、個別のデータモデルやデータベース構造を作成するのではなく、ECMフレームワークを共通基盤としてContent
Managerの機能を活用していただきことで、ビジネスロジックに工数を集中できる ことです。
また、ECMと密接に絡んでいるのがポータルです。この場合の要件としては、様々な形態の情報を素早く、かつ、正確に統合する必要があります。ECMでは「情報統合」の
フレームワークを提供し、異種データベースの検索を一元的に行なうことができる機能 を提供しており、開発者の負担を軽減します。
エンタープライズ・コンテンツ管理の詳細説明は以下のURLをご覧下さい。
ECMのターゲット・ソリューションとしては、業務系データ、オフィス文書管理のような 「統合ドキュメント管理」、ビデオ配信のような「リッチメディア管理」、Webポータルで必要な「Webコンテンツ管理」があります。
適用例としては、メールセンターに届く全ての郵送物をイメージ化して紙量を減らし情報 を共有するシステム、美術館の作品をデジカメで画像化しWebで公開するシステム、OS/390やAS/400のSCS/AFP出力スプールをデータベース化して顧客からの問い合わせに対応したシステム、遠隔教育(eラーニング)システム、電子カタログ・システム、光ファイリング・システムのリプレースなどがあります。

Content Manager製品群
ECMを実現する上で、Content Managerファミリー製品を提供しています。
- IBM Content Manager
「エンタープライズ・コンテンツ管理フレームワーク」のコアとなる製品です。
- IBM Enterprise Information Portal
高度な検索(異種DBサーチ)、高度なワークフロー、テキストマイニングの機能を提供します。
- IBM Content Manager OnDemand
帳票、明細書のレポート管理と電子帳票の管理を提供します。
- IBM Content Manager CommonStore for SAP
SAP R/3サーバーのデータをアーカイブします。
- IBM Content Manager CommonStore for Lotus Domino
Lotus Dominoサーバーのデータをアーカイブします。
- EMMS
デジタル資産配信のため基盤で、デジタル著作権管理を提供します。
エンタープライズ・コンテンツ管理を実現する製品に関しては以下のURLをご覧下さい。
Content Manager製品群を補完するソリューション
ECMを実現する上で、オフィス環境の解決をはかるソリューションがContent Manager Document Harvesterです。
- 複合機ソリューション
サリュテーション・プロトコルに対応した複合機(富士ゼロックス、キヤノン、コニカ)からの入出力をサポートします。
- インバウンド機能
スキャンしたイメージ・受信FAXイメージをContent Manager上の保管します。 複合機から渡される情報を自動的に索引クラスの属性に保管します。(例:送信元FAX番号)
複数のデータ形式(TIFF、JPEG)で保管が可能です。
- 運用
ネットワークを介したリモート監視が可能です。
Content Manager Document Harvesterの詳細説明は以下のURLをご覧下さい。

Content Managerのコンテンツ保管の仕組み
Content Managerでは、先進的なコンテンツ保管の仕組みを提供しています。
BLOBによる管理(レベル1)、データリンク型による管理(レベル2)を超えた仕組みで、コンテンツを保管するファイルシステムを意識することなく、かつ高度のトランザクション、ワークフロー機能を備えています。
階層型(フォルダー型)や構造型(XML型)などの多彩なデータモデルを提供しており、コンテンツ単体の管理だけではなく、データモデルで表現された適用業務のビジネスモデルと併せてコンテンツの管理を行なうことが可能です。
セキュリティーは厳格で、ユーザー(プログラム)からは直接コンテンツ・ファイル名を 知ることができません。また、一定のセキュリティー・ルール(ACL)においてのみコンテンツのアクセスが許容されます。
階層記憶(HSM)管理を備えており、一定期間保管後の後方ストレージ (例:テープ・ライブラリー)へのアーカイブのルール指定も管理画面で行なうことが可能です。
コンテンツを格納するリソース・マネージャーを分散配置することが可能です。 情報を統合しながら、コンテンツは分散配置することができ、より柔軟なシステムを構築することが可能です。

Content Managerの動作原理
Content Managerの動作原理(アーキテクチャー)を模式的に表わしたのが以下の図です。
コンテンツ・ファイル自身とメタ情報(キーワード)とを分離して管理しており、メタ情報 の管理機能をライブラリー・サーバー(LS)、コンテンツの管理機能をリソース・マネージャー(RM)と呼びます。
おおまかな動作の流れとしては、検索を行なう場合はライブラリー・サーバーから、 コンテンツ取り出しはリソース・マネージャーからと覚えておくとわかりやすいと思います。Webアプリケーションでも、Windowsのアプリケーションでも大まかな動作原理は一緒です。
通常のアプリケーションでは数回の検索を行なった後で、コンテンツを取り出すことが 多いので、ライブラリー・サーバーはCPUバウンダリーの傾向となり、リソース・
マネージャーはI/Oバウンダリーになる傾向があります。
ライブラリー・サーバー、リソース・マネージャーを同一筐体に納めることも可能ですし、 別筐体に分けることも可能です。スケーラビリティーに応じて決めることになります。

まとめ
Content Managerは以下の特長を備えた製品です。
- コンテンツの管理
統合ドキュメント、Webコンテンツ、リッチメディアの統合データベース
e-Businessアプリケーションでのコンテンツ共通利用
アプリケーションとコンテンツ管理の分離
堅牢性、セキュリティ、階層記憶管理
- コンテンツの処理に関する機能
統合検索
ストリーミング
著作権管理
- アプリケーション構築支援
インテグレーション
ワークフロー
情報マイニング
- 周辺機器
複合機ソリューション
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