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まえがき 連載にあたって
赤レンガ倉庫 この言葉を聴いてみなさんが最初に思い浮かべるのは、横浜の歴史的資産である赤レンガ倉庫かもしれません。もともと横浜港の物流の拠点を支える倉庫として大きな役割を果たしてきた横浜赤レンガ倉庫は、2002年にリニューアルが行われ、今や市民だけではなく全国からの観光客にとっての賑わいの場として親しまれています。
さて、IT業界で倉庫といえば、日々発生する企業の大量なデータをデータベースで管理するデータウェアハウスを意味しています。データの倉庫 ? データウェアハウス。
赤レンガ倉庫が日本全国、世界各地からの大事な商品を扱う格納庫であったように、データウェアハウスもまた、企業の大切なデータを確実にそして利用しやすい形で格納する倉庫なのです。
この度、IBMのビジネスインテリジェンスを支える大きな柱のひとつであるIBM Red brick Warehouseについて、シリーズ10回にわたる連載をはじめることにしました。その名も「赤レンガ倉庫6丁目2番地」。
「Red Brick Warehouse バーション6.2」をベースとして、そのあふれる魅力や独自のテクノロジーをあますところなくご紹介しますので、これから皆様と共に楽しく学んでいきたいと考えます。
実はこのRed brick Warehouse、米国カリフォルニア州のロス・ガトス(サンノゼから10分ほど南下した地点にある住宅街)にある赤レンガの建物の中で生まれました(写真1)。データウェアハウスをこの世に広めたとされるラルフ・キンボール氏(写真2)によって産み落とされたスタースキーマ構造の高速データベースは、その後、データウェアハウス用のデータベースの代名詞として扱われるようになるまで大きく成長しました。
かつて、横浜赤レンガ倉庫が担った貿易による繁栄。そして今、同じように赤レンガの建物から生まれたIBM Red brick Warehouseがもたらしているデータウェアハウスの重要性。
歴史を越えて、それらの価値は無限大に広がっていきます。
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