| 2006年2月14日(火) |
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まず最初はオートノミックの巻でござる。
DB2のオートノミック機能は次のように目的と提供する機能別に分類することができます。
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執筆者

春野さくら |
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今回はこの中のオートマティックBackup/Runstats/Reorgのお話です。
DB2 V8.2以前は、データベースの中身が実際にどれくらい変更したかどうかにかかわらず、データベース管理者はバックアップ処理をいつどれくらいの頻度で行うかを決めなければなりませんでした。また統計情報に関していえば、いつ、どのような情報を集めればよいか正直迷いました。表の再編成もいつ行えばよいのか、データベースの世界での豊富な経験が必要だったのです。V8.2ではバックアップ・ポリシーに基づくオートマティックBackup機能が提供されています。backupが起動される決定要因は図2の中の3つです。
- 少なくとも1つはbackupが存在すること
- backup処理間の最大時間
- backup処理間の最大ログスペース
DB2 V8.2ではポリシー・ベースのbackupが採取できなかったことを意味するbackupヘルス・インジケーター、db.db_backup_reqがヘルス・モニターに追加されました。
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| 図2 |
オートマティックrunstatsはユーザーに気付かれないように実行されます。この処理は、統計プロファイルを使用しています。統計プロファイルはデータベース管理者が手動で作成するか、オートマティック統計プロファイリングが自動的に作成するかのどちらかです。もし、統計プロファイルが存在しない場合は、デフォルトのサンプリングされた
"distributionとdetailed index 付きの統計情報を使用します。すべてのロックは"low
priority"です。つまり、オートマティックrunstatsが実行中でも、ユーザーは表を削除することができます。自動的に実行できなかったrunstatsを知らせるヘルス・インジケーター,
db.tb_runstats_reqがヘルス・モニターに追加されています。
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| 図3 |
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| 図4 |
オートマティックreorgでは、DB2がテーブルの再編成要否を自動的に判定して実行します。DB2
V8 .2はこの処理はオフラインで実行されます。どの表が再編成されるかはポリシーによって決定されます。ポリシーに沿って処理できない再編成操作の存在を示すヘルス・インジケーター、db.tb_reorg_reqがヘルス・モニターに追加されています。
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| 図5 |
実は前述の3つの保守活動は相互に密接にかかわっています。オートマティック統計プロファイル更新がイネーブルされている場合、runstatsのための統計プロファイルを提供し、runstatsが実行されるとreorgが必要かどうかが評価され、reorgが実行されるとrunstatsが必要かどうかが評価されます。すべてのオートマティック保守活動はdb2hmon
プロセス内で実行され、このプロセスは常時稼動しています。これらの保守活動はデータベース構成パラメーターでコントロールされています。オートマティック構成および作業データはSYSTOOLSPACEに保管されます。ポリシーはxmlドキュメントで定義され、表に保管されます。ポリシーは"Configure
Automativc Maintenance Wizard"で更新するか、またはストアードプロシージャーで変更するかのどちらかです。ポリシースキーマは/SQLLIB/MISCの下の*MED.xsdで提供されています。
オートマティックに関するデータベース構成パラメーターは以下のような構成になっています。
Automatic maintenance (AUTO_MAINT)=ON
Automatic database backup (AUTO_DB_BACKUP)=OFF
Automatic table maintenance (AUTO_TBL_MAINT)=ON
Automatic runstats (AUTO_RUNSTATS)=ON
Automatic statistics profiling (AUTO_STATS_PROF)=OFF
Automatic profile updates (AUTO_PROF_UPD)=OFF
Automatic reorganization (AUTO_REORG)=OFF
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上の設定でParentパラメーターをOFFに設定すると、すべてのChildrenパラメーターがOFFとして有効になるが、ParentをONに戻すと、Childrenのもとの設定が有効になります。
さて、久しぶりの連載ですがどうでしたでしょうか? 簡単すぎる、それとも難しすぎる?
それでは次回「弐の刀」を請うご期待!さらばじゃ。

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