ようやく暖かい季節になってきたでござるな、春爛漫の桜の木の下で、浮世のつらさを忘れて、しばし花見酒にひたっている輩もいるのではないかな? DB2の修行も忘れてはならぬぞ。
さて、今回も弐の刀に引き続き、オートノミック・ストレージの話でござる。 DB2はV8.2.2(V8 FP9)から表スペースの“single point of storage management”機能を提供しています。これはデータベースや表スペースの作成時に、
という機能から成り立っています。ただし、この機能は現時点ではDPFではサポートされていません。ここでいうストレージ・パスとはファイル・システムでのディレクトリーまたはWindowsでのDriveを意味します。これらは、年々複雑化する、表データ、索引、ロング・フィールド、LOB、ログなどの管理がデータベース管理者にとって、非常にワークロード上重くなり、これをどうにか簡単に、かつ自動化できないかという観点から提供された機能です。
CREATE DATABASE TESTDB1 AUTOMATIC STORAGE YES CREATE DATABASE TESTDB2 AUTOMATIC STORAGE YES ON /db2data
CREATE DATABASE TESTDB3 ON C:,D:
CREATE DATABASE TESTDB5 ON /db2/dir1, /db2/dir2, /db2/dir3
CREATE DATABASE TESTDB6 ON D:\AS_PATH DBPATH ON C:
CREATE TABLESPACE USER1 CREATE TEMPORARY TABLESPACE TEMPTS CREATE TABLESPACE MYTS INITIALSIZE 100 M MAXSIZE 1G CREATE LARGE TABLESPACE LRGTS INITIALSIZE 512 M AUTORESIZE NO CREATE REGULAR TABLESPACE USER2 INITIALSIZE 50 M
表スペースにタイプが何も指定されていない時には、デフォルトは REGULARになります。オートマティック・ストレージではRegular/Large表スペースはファイルコンテナを持ったDMSで作成されます。オートマティック・ストレージは表スペースが作成された時点ではコンテナが作成されません。DB2が自動的に作成します。またDB2は一つのストレージ・パスに一つ以下のコンテナをできるだけ同じサイズで作成しようとします。非常に小さいスペースしかないストレージ・パスを避けようとします。例えば5MB、500MB、600MBのフリースペースを持った3つのストレージ・パスがあって、800MBのinitial sizeが指定された場合、DB2は後ろの2つのストレージ・パスに、各400MBのコンテナを作成しようとします。最近追加されたストレージ・パスは、NEW STRIPEが必要となるまで使われません。この場合AUTO-RESIZEが必要になった場合、前回と違うシナリオが考えられます。
上記の場合、データベース・パスとしてP1、P2、P3、P4と4つあった場合、DB2はテンポラリー・オートマティック表スペースとして、P3、P4のコンテナを使おうとします。 まっことDB2は賢いでござるな。さて、読者の方々、今回はどうであったかな? またまた混乱したでござるか? 次回までじっくりと考えてくだされ。それではさらばじゃ。
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