IBM WebSphere Information Integration製品群は、企業内外の情報資源の戦略的な統合を実現し、重要なビジネス・イニシアチブをサポートする信頼性の高い情報を提供するためのプラットフォームを提供し、情報統合のプロセスを強力にサポートします。
今回は、IBM WebSphere Information Integration製品のラインナップをご紹介します。
昨今IBMでは“Information On Demand”というキーワードのもとに、従来の業務システムのようにアプリケーションと密接に結びついたデータのあり方を見直し、アプリケーションとデータを切り離し、必要なデータに対して必要なアプリケーション、ビジネスプロセス、人が必要に応じてアクセスできるような環境を実現することを提唱しています。
この“Information On Demand”の実現を支えるのが、“Information as a Service”という考え方です。
多くの企業において意思決定に必要とされるデータは、ERPやホスト、オープン系のRDBなどさまざまなシステムに分散されています。分散されたデータに対して、ソースシステムが何であるか特に意識することなく柔軟にアクセスできる環境を実現することが、ビジネスの柔軟性を高める上で要求されます。“Information as a Service”とは、SOAの考え方に基づき、データをサービスとして提供することをいいます。
図1-4 Information On Demandを支えるInformation as a Service
“IBM WebSphere Information Integration”製品群の中のWebSphere RTI(Real-Time Integration)は、SOAに基づいてデータの抽出・変換・加工処理をリアルタイムに実行可能なサービスとして提供することで、必要なデータを“On Demand”に提供することが可能となります。
また、同じく“IBM WebSphere Information Integration”製品群の中のWebSphere Federation Serverは、仮想化の技術に基づいて、多岐にわたるデータ・ソースへの透過的なアクセスを実現させています。
“IBM WebSphere Information Integration”製品は、従来型の情報系システムやデータウェアハウスにおける情報統合のアプローチだけでなく、必要なデータに対して必要なアプリケーション、ビジネスプロセス、人が必要に応じてアクセスできる“Information On Demand”の実現に向けた情報統合へのアプローチもサポートします。
図1-5 “Information as a Service”による“Information On Demand”の実現
今回は、情報統合が必要とされている背景と、IBMが提供する情報統合の実現をサポートする “IBM WebSphere Information Integration”製品のラインナップについてご紹介ご紹介いたしました。次回は“IBM WebSphere Information Integration”製品群の中核となるWebSphere DataStageのご紹介をいたします。