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パフォーマンス問題の、DB2 UDB調査・対策チェックリスト (調査3.2.2)



概要

loadユーティリティーが原因のときの準備資料

調査の動機 loadユーティリティーが原因のときの、PAテクニカル・サービスへの初回コールのための資料準備を行います。

ステップ1

ステップ2以下の調査を実施するための、前提条件を次に示します。

  調査2.3でエラーが出ていないことを確認した。または、エラーが出ていて対策2.3で対処したが、状況が改善されなかった。  
  調査2.4で特に資源問題がないことを確認した。  
  比較対象として、同じloadコマンドでかつ同じデータを用いた比較調査資料が準備できる。たとえば、新しいFixPakを当てたら遅くなった場合には(Badケースと呼びます)、元の状態(Goodケースと呼びます)での調査データを入手でき、それとの比較で議論できる。  

前提条件をすべて満足する場合にはステップ2へ、そうでなければこのチェックリストは終了します。

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ステップ2

OSをバージョンアップしたか、リリースアップした直後から、パフォーマンス問題が発生した場合には、DB2も最新のFixPakをあてて様子をみます。

業務上差し支えがなくなり、かつ原因調査をこれ以上しない場合は、このチェックリストを終了します。その他の場合は、ステップ3へ進みます。

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ステップ3

loadユーティリティー固有の確認項目を、GoodケースおよびBadケースのそれぞれについて調査します。

調査項目 該当する場合の対策
3.1
本当に、ロードが性能劣化しているのか、DB2コマンド行プロセッサー(CLP)を立ち上げ、確認してみます。
db2 => list history load all for db_name で、過去のloadと現在のload時間を比較することが可能です。
本当にロードが性能劣化の原因であると判断できた場合は、調査を継続します。そうでない場合は、別の切り口からの調査に切り替えます。
3.2
ロードのいずれのフェーズが遅いと考えられますか? ロードには、ロード?構築?削除?索引コピーの4つのフェーズがあります。フェーズ毎の実行時間の確認は、ロード実行時のメッセージを参照で可能です。
劣化の原因として、良くあるものを列挙しますので、参考にして調査し、原因を発見した場合は対策をとります。
  ロード・フェーズの劣化:入力ファイルの配置の変更、ファイル・システムのI/O競合等OSレベルの問題、一時表スペースに関連する構成変更  
  構築フェーズの劣化:索引の追加、単純なデータ量増大(索引作成時間はデータ量の増加分より大きく増えます。)  
  削除フェーズの劣化:アプリケーション的な要因による重複データの増加  
  索引コピー:フェーズ:ロード・フェーズと同じ  
3.3
ロード固有のチューニングは何か行いましたか?
ロードのチューニング方法については、「最新データベース・パフォーマンスチューニング」のp.10「ユーティリティ・チューニング(load)」が参考になります。
「最新データベース・パフォーマンスチューニング」 (313KB)
Adobe® Reader®が必要
3.4
loadコマンド実行時に他にどのようなアプリケーション(DB2、その他も含む)が並列処理されていましたか?
並行処理されるアプリケーションが、いつもと異なっている、あるいはデータ量が異なっている場合には、「資源不足発生」の観点から、調査3.1 ステップ5?7をもう一度念入りに調査してみます。
3.5
loadコマンドは複数並列実行していますか? そうである場合は、その順番も確認の必要があります。
並列度やバッファ・サイズの明示的な指定が無い場合、loadコマンドが複数並列実行されていると、最初のロードで資源を使い過ぎて、2番目以降が遅くなることがあります。

loadコマンドの並列度、バッファ・サイズの指定と、ロードの順番を確認してください。

もし可能であれば、loadコマンドのオプションで適切な並列度とバッファ・サイズを指定してください。それがだめなら、大きいロードを先に実行することで多少影響を小さくできます。

業務上差し支えがなくなり、かつ原因調査をこれ以上しない場合は、このチェックリストを終了します。その他の場合は、ステップ4へ進みます。

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ステップ4

次の順で資料を収集します。

  パフォーマンス問題・資料収集の注意点および準備  
  パフォーマンス問題・共通詳細情報の取得  
  UNIX系OS/Linuxの場合は、load実行時モニター情報取得:UNIX系OS,Linux  
  Windows系OSの場合は、load実行時モニター情報取得:Windows系OS  
  パフォーマンス問題・情報送付手順  

準備ができたらこの調査は終了し、調査3.3へ進みます。



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関連情報
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初めてのDB2 UDB障害特定・対策チェックリスト  
火事場の、DB2 UDB障害特定・対策チェックリスト  
DB2問題判別 習熟シリーズ