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Informix Dynamic Server V11

統合化大容量OLTPアプリケーションに適したIBMの戦略的データ・サーバー

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V11 における主な機能拡張

スケーラビリティ、高可用性、パフォーマンス

HDR副サーバーの多重化
HDRに関する新たな副サーバーのタイプが追加されました。RSSサーバーは複数かつ接続速度が遅い遠隔地に構築することが可能になっており、大災害においても継続実行を可能にしています。また、SDSは複数のサーバーは一つのDiskを共有することで、マシン障害における継続実行を可能にしています。


HDRの暗号化通信
HDRにおいて副サーバーに送るデータを暗号化できるようになりました。この機能を実現するために、新しいパラメータENCRYPT_CDR が追加されました。


設定復旧時間に基づくRTOポリシー
RTO(recovery time objective)ポリシーに基づき、エンジンの障害リカバリー時における起動時間を指定できるようなりました。
指定時間は新しいパラメータである RTO_SERVER_RESTART に指定し、この指定された時間に合わせてエンジン内部で自動的に指定された時間内でエンジンが起動できるように、バッファのディスクへのフラッシュが自動的の調整されます。


非ブロッキング・チェックポイント
IDS 11.1ではチャックポイントのメカニズムを一新しました。これによりチェックポイント発生中でるにも関わらず、アプリケーションはその処理を継続して実行することが可能になりました。IDSはシステムのワークロードを監視し、チャックポイント時にアプリケーションがブロックされるようなクリティカルな状況を自動的に回避します。


バックアップ機能の強化
ontapeにおいてバックアップデータをディレクトィーの下に作成することが可能になりました。ディレクトィーの下に作成されるバックアップデータの名称は自動的にシステムが決定し、前回作成されたバックアップデータは別の名前で自動的に退避されます。復元時、ontapeは自動的にディレクトリ下のバックアップデータから最新ものを使用し、最新状態まで復元します。


継続論理ログ・リストア

主サーバーで作成された論理ログを、副サーバーで継続的に復元することが可能になりました。これにより主サーバーがダウンした場合には、副サーバーが直ちに主サーバーとなり、アプリケーションに対して継続実行を実現します。

統合化されたソリューション環境

デプロイメント・ウイザード
使用目的に応じて必要な機能のみを詳細選択してインストールすることが可能になりました。インストールに必要なディスク容量や時間を短縮することができるようになります。自社開発のアプリケーションに合わせて、必要最小限の機能を選択してインストールしたり、一度インストールした構成を複数の拠点に展開したりすることが可能になるため、アプリケーション展開の効率を高めることができます。


Visual Studio 2005 対応
Visual Studio 2005対応のアドイン ( IBM Database Add-ins for Visual Studio 2005)を提供します。Visual Studio 2005の豊富な開発支援機能を活用してデータベース・アプリケーション開発を効率的に進めることが可能になります。


確定読出し分離レベルの並列性強化
従来のCOMMITTED READ(確定読み出し)に比べてアプリケーションの並列実行性を重視した新しいトランザクション分離レベル ( LAST COMMITTED )をサポートします。OLAP系アプリケーションとOLTP処理を共存させた場合のアプリケーション性能改善が期待できます。


性能の強化
CPU仮想プロセッサー毎に専用の作業メモリーを割り当てるためのパラメーターが用意されました。ユーザーセッションの増加に伴う汎用作業メモリーの競合状態を軽減し、プロセッサーをより効率的に利用できるようになりました。


DataBlade の標準実装
ノード型と呼ばれる新しいデータ型をサポートします。階層構造を持つデータをリレーショナルデータベース上で表現し、高速に処理できるようになりました。
非構造化文書に対する単語・文節単位での検索機能を提供します(日本語への対応未定)


OLTP機能の強化
インデックスによる高速検索可能な特殊なバイナリー表現データ型を提供します。


SQLの強化
SELECT文の結果を、別のSELECT文のFROM節として参照すること導出表)ができるようになりました。表やビューに対するトリガー設定の自由度が向上しています。例えば、ひとつの表に対して、INSERT, DELETE, UPDATE および SELECTトリガーを複数設定することが可能になりました。
ANSI/ISO準拠のSELECT文へのオプティマイザー・ディレクティブの対応を強化しました。複数のデータベース・サーバーにまたがるSQLアクセス(分散アクセス)において、ユーザー定義ルーチン(UDR)の使用が可能になりました。
複合インデックスを使った検索に対して、インデックスをより活用する最適化を行います。


XMLパブリッシング機能
SQLの実行結果を、XMLアプリケーションで利用できる形式のXMLに変換することが可能になりました。業界標準のXMLに準拠した各種のツールとの連携性が向上しました。


OGC 準拠 Web Feature Serviceによる位置情報のサポート
Spatial DataBladeやGeodetic DataBladeのプレゼンテーション層としての機能をデータベース・サーバー内にDataBladeとして実装しました。Open Geospatial Consortiumが標準化したGML(XMLベースの位置情報マークアップ言語)を使用した、業界標準に基づく位置情報検索が可能になります。


Advanced access control feature
お客様の組織で運用されているセキュリティースタンダードにマッチする厳格なセキュリティー規則を実装することができます。データベースに格納されているオブジェクトに対して「ラベル」を割り当て、一方アクセスするユーザー一人一人にも対応する「セキュリティー・ラベル」を割り当てます。これにより、それぞれのオブジェクト(表、列、行など ) に対する個別のユーザーのアクセス権限を詳細に設定できるようになりました。

管理作業の大幅な軽減

SQL 管理 API
SQL管理APIが新たに実装され、データベース・サーバー管理者は管理タスクをコマンドでなく、SQL文の実行で実現できるようになりました。SQLをリモートクエリー形式で実行することで、リモートサーバーの管理を直接マシンにログインすることなく実現できます。
データベース・サーバー管理者は、ビルトイン関数であるadmin( )やtask( )に対して、コマンドラインでの管理タスクと同等と定義される引数をこれら関数に与えて実行できます。例えば以下の関数の実行は、""oncheck -ce""を実行したのと同じ結果になります。

EXECUTE FUNCTION admin('check extents');


管理タスクのスケジューリング
管理タスクのスケジューリング機能によって、メンテナンス作業、監視作業、及び管理タスクを決められた時間や時間間隔で実行することが可能になりました。またこれらの実行結果の内容を確認し、必要であれば修正するためのアクションを再度実行することもできます。
これらの管理機能のプロパティーは、新しく実装されたsysadminデータベースのph_taskテーブルに登録され、内容を修正したり、新しい行を追加することで新規の管理タスクを作成することができます。


実行SQL文のモニタリングとトレース
実行されたSQL文のパフォーマンス状況をモニタリングすることができます。情報はそれぞれのSQL文の実行における統計学的情報として提供され、バッファ上に存在します。
データベース管理者は、この機能をインスタンス上の全てのユーザーが実行したSQL文や、ある特定のユーザーが実行したSQLのみトレースすることができます。この機能によってSQLのパフォーマンチューニングが非常に簡単に実現できるようになります。


ERの強化
エンタープライズ・レプリケーションのための構成パラメータや環境変数を、稼動中のサーバで動的に追加、変更及び削除することが可能となりました。これらの機能実現の為に、以下のコマンドが新に追加されています。

エンタープライズ・レプリケーション実行中に、レプリケートさえているデータベース、テーブル及びカラム名を動的に変更することが可能となりました。変更にはRENAME文を使用します。


Webベースの新たな管理ツール
PHPべースの新たな管理ツールであるIDSAdminがバンドルされました。SQL管理APIをこのツールから実行することで、簡単に複数インスタンスの管理が実現できるようになります。


個別セッションに対するプロシージャ割当て
sysdbopen()とsysdbclose()という名前の新しいビルトインSPLが提供されました。これらのSPLはユーザーがデータベースへ接続及び切断された時に自動的に実行され、ユーザー固有の処理を指定する必要がある場合には、非常に有効な機能となります。
例えば以下の定義においては、usr1がデータベースに接続する際にoltpというロールをセットし、かつisolationレベルを確認読み込みとして接続を試みます。


その他の管理機能
自動的に統計情報を収集することが可能になり、手動でのUPDATE STATISTICSの実行の必要性をなくすことが可能になります。この機能はTEXT型とBYTE型を除く全てのビルトイン・データタイプとユーザー定義型に対して適用されます。B-Treeインデックスが作成された時に、インデックスの最初のカラムに対して自動的に UPDATE STATISTICS MEDIUM と同等の統計情報が収集されるます。
EXPLAIN_STATパラメータに1を設定することで、""sqexplain.out"" ファイル内に実行された問合せの統計情報を参照することができるようになりました。また、UPDATE STATISTICS 文のMEDIUMに対して実際にサンプリングする行数の指定が可能な、SAMPLING SIZE オプションが追加されました。

管理タスクを実行するユーザーを複数定義できるようになりました。以前のバージョンでは、管理タスクはinformixユーザーかデータベースサーバー管理グループに属するユーザーだけが実施可能でしたが、ADMIN_MODE_USERSパラメータにユーザー名を記述することで、管理タスクを実行可能なユーザーとしての指定が可能となります。

IBM, IBM(logo), DataBlade, developerWorks, Informix, PartnerWorld, Tivoli はInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標。
Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。
Windowsは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標

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