ESQL with INET for Windows バージョン5.01から5.10への移行ガイド
INFORMIX-ESQL/C for Windows 3.1 の旧版から新版への移行について
- この資料について
この資料は、ESQL/C with INET for Windowsバージョン5.01を利用してアプリケーションを開発・運用しているユーザに対して、ESQL/C for Windows 5.10への移行に際しての注意事項について記述してあります」
- 日本語対応について
ESQL/C with INET for Windows 5.01は、コアレベルでの日本語データ、別子のサポートが可能であり、またエラーメッセージを含むシステムメッセージ、インストールプログラムのユーザインタフェースなどが日本語に翻訳された状態で出荷されていました。
ESQL/C for Windows 5.10 は、単体製品としては英語版としてのみ出荷されています。日本語データ,別子の使用に対応するためには、ESQL/C 5.10.WC3のパッケージに合わせて、別途日本語用GLSロケールファイルが必要になります。日本語用GLSロケールファイルをESQL/C製品と組み合わせて使用するには、以下の2つの方法があります。- 既にインストールされている ESQL/C with INET 5.01 製品に対して上書きインストールすることにより、version 5.01 製品に含まれている日本語用GLSロケールファイルを流用する。
- INFORMIX International Language Supplement (ILS) を ESQL/C version 5.10 に上書きインストールする。
但し,どちらの方法をとった場合でも ESQL/C version 5.10のインターフェース (インストールプログラム、エラーメッセージ、設定用ダイアログボックスなど) はすべて英語での表となります。以下に、英語での表記となる表 項目をリストします。
- インストールプログラムSETUP.EXEが表記するダイアログボックスやエラーメッセージ、オンラインヘルプなど
- ソースコード前処理ツール ESQL.EXE が表記する使用方法説明、エラーメッセージなど
- ESQL/C ソースコードをコンパイルしている間に発生したエラーメッセージ
- エラーメッセージ表記ユーティリティ FINDERR.EXE が表記するエラーメッセージとその説明文
- アプリケーション内で、インフォミックスが提供するエラーメッセージ用のラインタイムライブラリ関数 (rgetmsg() など )を使用して表したエラーメッセージ
- INFORMIX 環境変数設定ユーティリティ SETNET.EXE が表す るダイアログボックスやエラーメッセージ,オンラインヘルプなど
- インストールのハードディスクにコピーされるリリースノート、ドキュメントノートの内容
エンドユーザー様により開発されたアプリケーション中身が表記するインターフェースについては、日本語の使用に制限事項はありません。
- アプリケーションの移行
互換性
ESQL/C with INET for Windows 5.01.WH1/WJ2に対してESQL/C for Windows 5.10はアプリケーションのソースコードレベルで互換性があります。
今回のリリースversion 5.10は、スタティックリンクされるライブラリ関数のレベルでも、障害修正、およびユーザー側での西暦2000年問題への対応を支援する機能 DBCENTURYの実装などにより内部レベルでは大きな変更があります。従って、バイナリレベルでの互換性については保証しません。
製品の導入にあたって
ESQL/C for Windows 5.10を導入して日本語環境で使用するためには、旧版であるESQL/C with INET for Windows 5.01もし くは、INFORMIX International Language Supplement (ILS: 1999 年6月現在の最新バージョンは"2.20.MC1") のいずれかが別途必要です。
設定の変更など
ESQL/C version 5.10.WC3製品は、英語版の製品です。日本語用GLSロケールファイルを組み合わせることにより、日本語文字を含むデータやSQL別子の取扱に対応することができます が、ESQL/C 製品中身が表記するエラーメッセージについては、英語表記のものしか使用できません。アプリケーションを使用するにあたっては、以下の環境変数を明示的に設定しておく必要があります。
環境変数 DBLANG
値 en_us.CP1252
環境変数DBLANGの設定は、SETNETユーティリティでの設定に加え、Windows 3.1, Windows 95, Windows 98においては AUTOEXEC.BATでも行なってください。また、Windows NT にお いては、コントロールパネルの「システム」アイコンを開いたダイアログボックスで設定できるユーザ環境変数の項目に設定を付け加えてください。
- すでに ESQL/C with INET for Windows 5.01 を使用中のユーザー
現在稼動中のシステムに上書きインストールする。
ESQL/C for Windows 5.10のインストールプログラムSETUP.EXE を実行後、インストール先のディレクトリとして、現在 ESQL/C with INET for Windows 5.01がインストールされているディレクトリを指定します。
環境変数
環境変数 DBLANGの値を設定しなおす必要があります。設定方法については前項を参照してください。
- コンピュータに初めて ESQL/C for Windows 5.10 をインストールする場合
ESQL/C for Windows 5.10 をインストールする。
ILS をインストールする。
必ずESQL/C for Windows 5.10をインストールした後で、ILS をインストールしてください。このとき以下の事項に注意してください。
- ILS のインストールに使用するコマンド
ILS のインストールメディアに含まれるインストールプログラムのうち、SETUP16.EXE を使用してください。 - インストール先ディレクトリ
必ずESQL/C for Windows 5.10がインストールされているのと同一のディレクトリにインストールしてください。
環境変数の設定
環境変数DBLANGの値を設定しなおす必要があります。設定方法については前項を参照してください。 - ILS のインストールに使用するコマンド
