ノーツ R5 は OS のタイム・ゾーン、サマー・タイムの設定を調べ、それらを利用します。Windows
95、98、NT、そして 2000 といったマイクロソフトの 32 ビットの OS シリーズではその機能が有効です。Macintosh
版のノーツ R5 では MacOS の 8.6 以降であれば同様に有効です。混乱を避けるために、ここからは
Windows を使用した場合からの説明を行います。Macintosh 上で R5 がどのようにタイム・ゾーン機能を扱うかについてはこちらをご覧下さい。
Windows 上で始めてノーツを起動するとき、新しいクライアントの設定の際にタイム・ゾーンを選択する必要がなくなっていることに気付くかもしれません。ノーツはそのかわりに
OS の日付の設定が正しいと仮定します。この動作は R4.x と比べ大した違いには見えないかもしれませんが、4.x
のタイム・ゾーン設定が OS からは独立していたことに対し、R5 では依存している、という意味で非常に重要なポイントです。
言いかえれば、4.x では正しいタイム・ゾーンの情報を得るのにノーツ自身の設定を参照していて、OS
の日付と時刻の設定は重要ではなかったのに対し、R5 では OS の日付と時刻を参照するため、それらが正しく設定されているということが非常に重要になってくる、ということです。ですから、ノーツ
R5 をインストール際には OS の日付と時刻の設定をコントロール・パネルからチェックして、タイム・ゾーン正しく設定されていることを確認するのが良いでしょう。
例えば、Windows NT 4.0 の [日付と時刻のプロパティー] ダイアログ・ボックスは次のようになります。
OS のタイム・ゾーン設定を使うことによって、ノーツ R5 を持って移動することが今まで以上に簡単になります。初期設定ではすべてのロケーションが
OS の時間を使うことになっているので、違うタイム・ゾーンにある地域に移動するときには、OS
の設定を変更するだけで、同時にノーツも新しいタイム・ゾーンに設定され、とても簡単です。
[インターネットの時間と電話の情報] ダイアログ・ボックスを使って中部標準時に設定すると、ノーツ
R5では OS のタイム・ゾーンも中部標準時に設定が変更されます。そのあとにロケーションをオフィスに戻しても、ノーツが
OS のタイム・ゾーンを中部標準時に設定したままでもとに戻さない場合がありますが、これはオフィスのロケーションがどのように設定されているかによります。もし下図のように設定されていれば、OS
のタイム・ゾーンは中部標準時のままになります。