Dominoの展開にSunのサーバーを選ぶ最大の理由は、Solarisオペレーティング環境を採用していることです。Solarisは、サポートするCPUの数という点から見た場合、最もスケーラブルなLotusプラットフォームです。Sunのサーバーには、ラックにマウントして使う小型のシングルCPU搭載機、Sun Fire V100から最高106基のCPUまで対応するハイエンドのSun Fire 15000まで、あらゆるサイズのサーバーが用意されており、まず今のニーズに合うシステムを構成しながら、将来的に大きな発展の余地を残しておけます。これらのSunシステムはすべてバイナリー互換で、DominoとSolarisソフトウェアをまったく同じに実行できます。したがって、ビジネスの拡大に伴って移行や移植、再教育を行う必要がありません。Sunサーバーのフル・ラインアップは、Sun Webサイトのサーバーページでご覧いただけます。
Sunのソリューションは、スケーラブルで将来の成長に対応できるだけでなく、性能的にも非常に優れた値を示しています。ベンチマーク・テストの結果については、SunのLotusページ(US)をご覧ください。ここには、サーバーSun Fire V880で2種類のNotesBenchを実行した場合の数値が示されています。R5Mailのワークロードでは、V880のユーザー当たりの単価はWindows以外のどのソリューションより安く、またどのWindowsマシンより高い能力を示しました。R5 iNotes Web Accessワークロードの場合、このシステムの処理能力と応答時間は、いずれも世界最高を記録しています。ベンチマークですべての性能が決まるわけではありませんが、これらの結果を見る限り極めて優秀なサーバーであることは間違いありません。詳しくは、Lotus WebサイトのSolarisページ(US)をご覧ください。
HP-UXは、UNIXのリーダーとして定評あるスケーラブルなOSであり、Dominoのエンタープライズ・ユーザーに低コストながら信頼性の高いメッセージング・プラットフォームを提供します。HP-UXに移行することで、法人ユーザーはサーバーの統合を通して保守コストを削減できるうえ、管理者を減らし、さらに業界をリードするツールによりシステム管理の合理化も実現できます。また、Domino for HP-UXは投資の保護という点でもお勧めです。HP-UXのハードウェア/ソフトウェア・ソリューションを展開すれば、その投資をDominoの展開に活かすこともできるからです。
最近HP-UX 11iのスレッドが改善されたことで、HP-UX上でのDominoの性能は大幅に向上しました。また、エンタープライズ向けDominoプラットフォームとしてのHP-UXは、柔軟性の面でも優れており、運用管理、スケーラビリティー、分散化に対する細かなニーズに応じてDominoインフラストラクチャーを構築できるようになっています。たとえば、Dominoのインスタンスは、ハードウェア・パーティション(nPars)やソフトウェア・パーティション(vPars)を使ってシングル・サーバーに統合することができます。あるいは、hyperplexコネクションまたはMC ServiceGuard高可用性クラスター、もしくはその両方を使うことでDominoサーバーを複数のシステムや場所に分散させることも可能です。さまざまな付加価値を追加したHP-UXソリューションの詳細については、HP Unixコラボレーション&メッセージング・パートナー(US)をご覧ください。また、Lotus Domino for HP-UXページ(US)も参照してください。
IBM社内でDominoをAIXにどう展開しているかについては、Red Paper「IBM RS/6000 Enterprise Server S80 and Domino R5 Server Loading Efforts」の2001年7月版(US)と2002年1月版(US)に掲載されています。1番目はM80マシン、2番目はS80サーバーです。最初の導入ではHMT(ハードウェア・マルチスレッディング。アプリケーションからは1個の物理プロセッサーが2個の論理プロセッサーに見える)など、いくつかの新技術が採用されており、2番目の導入ではハードウェア・サーバーが2つのDominoパーティション上で12,000人のNotesプロダクション・ユーザーをサポートしました。レッドペーパーには、SAN、クラスタリング、パーティショニング、マイグレーション、サーバー統合など、ほかにもいくつかの関連トピックについて述べられています。
Joe Bostian
Domino for IBM eServer zSeries開発部
パフォーマンス&スケール担当テクニカル・リード
IBM eServer zSeriesでDominoを実行することの最大の利点は、膨大な数のプロダクション・メール/アプリケーション・ユーザーを、少数のDominoパーティションに分割できることです。これによって、エンタープライズ内の管理をさらに一元化でき、ふだん見落としがちな部分を修正することでTCOを抑えられます。たとえば、一元管理により、管理者は少数のシステム・イメージや論理パーティション(LPAR)、それらに関連するDominoパーティションを1個のシステム複合体(sysplex)として扱えます。ひとつのsysplexは、プロセッサーの数と割り当てられているストレージに応じて、最高数万人のユーザーまでスケーリング可能です。バックアップやリカバリーといった手順をより一貫したやり方で簡単に行え、システム管理やコスト管理の手法がバラバラな膨大な数のマシンに分散されている場合と違って、コストをわかりやすく管理できるのが利点です。