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LDD Today

Notes.INIに関するFAQ:ルーター変数について

Lotus Software
LDD Today の原文(US)

Dominoメール・ルーターは、Notes eメールを扱うという、サーバー・タスクの中でも非常に重要な役割を担っています。メール・ルーターは、メールBOXからローカル・メール・ファイルもしくはデータベースにメッセージを配信し、さらにネットワークを介してメールBOXから別のサーバーにメッセージを転送します。言うまでもなく、ユーザーに満足してもらうには、メールを迅速に、また高い信頼性で配信することが鍵となります。したがって、Domino管理者はルーターが効率的に動作し、期待どおりの処理をしているかどうか、常に目を光らせることになります。実際、ルーターに関するいくつかの質問が寄せられています。そこで今月は、プロフェッサーINIがルーターの働きに直接影響するNOTES.INIの変数についてお話しします。

説明をわかりやすくするため、ここではルーター専用の変数を取り上げます。これらの変数名はすべてRouterという言葉で始まりますのですぐ判別できるはずです。ただし、ルーターと何らかの関連性を持っている変数はほかにも数多くありますので注意してください(たとえば、Mail_Log_To_MiscEventsという変数は、ルーターがログ・ファイルのMiscellaneous Eventsビューにメール・イベント・メッセージを表示するかどうかを決める変数です)。

Q. サーバーのNOTES.INIファイルからLog_MailroutingとMailClusterFailoverを削除し、この情報をServer Configurationドキュメントに入力したのですが、サーバーのリブート後、ログ・ファイルに次のメッセージが書き込まれます。解決方法を教えてください。

   
Router: notes.ini setting for Log_Mailrouting being used (note - this option may now be configured in a Server Configuration document)
[ルーター:Log_Mailroutingに対するnotes.ini設定は使用中です(注?このオプションは現在Server Configurationドキュメント内に設定されていることが考えられます)]

Router: notes.ini setting for MailClusterFailover being used (note - this option may now be configured in a Server Configuration document)
[ルーター:MailClusterFailoverに対するnotes.ini設定は使用中です(注?このオプションは現在Server Configurationドキュメント内に設定されていることが考えられます)]
 
 A.これらは不要なメッセージであり、ユーザーの混乱を招きますが、Dominoサーバーの動作に影響を与えることはありません。しかし、確かにこうしたメッセージは煩わしいので、無効にすることをお勧めします。これらのメッセージが表示されないようにするには、サーバーのNOTES.INIファイルにRouterINIUseMessageDisabled=1という変数を追加します。  
Q. RouterPercentRelayEnabledというパラメーターは、どのような働きをするのですか?
A.Domino 5.0.6以前のリリースでは、SMTPリレーによるメッセージの受信者アドレスに、インターネット・ドメインのサフィックス・セパレーターとしてパーセント記号(%)が含まれていると、そのアドレスは正しく処理されませんでした。 これを解決するため、Domino 5.0.7ではRouterPercentRelayEnabled=1という変数を使用しています。しかし、この変数が働くのは、SMTPサーバーのConfigurationドキュメントでリレーを有効に設定した場合に限られますので注意してください。NOTES.INIファイルにRouterPercentRelayEnabled=1が設定されてない、あるいはリレーを有効にしてない場合、受信するSMTPメッセージがインターネット・ドメインのサフィックス・セパレーターとして%記号を含んでいる場合、「User not listed in name and address book (名前/アドレス帳にユーザーがリストされていません)」というエラー・メッセージが表示されます。
Q. RouterLowPriorityDelayNotifyとRouterLPDelayNotifyBufferTimeは何をする変数ですか?
A.これらの変数を使うと、送信するメールが低い優先順位でルーティングされるとき、ユーザーにその旨通知できます。詳細については、2001年4月の「プロフェッサーINIに聞け」(US)をご覧ください。
Q. ルーター関連の変数としては、ほかにどんな変数がありますか?
A.良い質問です。上に挙げた変数のほかにも、ルーターの動作を制御する変数が2つあります。

RouterAllowConcurrentXferToAll
この変数は、ドメイン間におけるNotesのルーティングで、ルーターが複数の同時送信スレッドを使うかどうかを決めます。この変数は5.0.3で導入されました。

RouterAllowConcurrentXferToAll=1と設定することで、同じNotes Named Network (NNN)内の2つのサーバー間、異なるNNN内の2つのサーバー間、さらに異なるドメイン内の2つのサーバー間でマルチ送信スレッドを使用することができます。RouterAllowConcurrentXferToAll=0と設定するか、この変数をNOTES.INIファイルから削除すると、ルーターは以下のように送信スレッドを配信します。
  • 送信先サーバーが同じNNNにある場合、サーバーは同じ送信先サーバーにメールを送信するのにマルチスレッドを使います。
  • 送信先サーバーが同じドメインにあるものの、NNNが異なる場合、ルーターは1つの送信先サーバーにつき1つのスレッドを使います。
  • 送信先サーバーが異なるドメインにある場合、ルーターは1つの送信先ドメインにつき1つのスレッドを使います。

RouterAllowConcurrentXferToAll=1に設定した状態では、ルーターは上の2番目、3番目の場合でもマルチ送信スレッドを使います。

RouterIgnoreForeignSMTPDomains
この変数を使うと、ルーターはForeign SMTP Domain(外部SMTPドメイン)ドキュメントを使うマルチリレー・サポートを無視します。Domino 5.0.3では、Foreign SMTP Domainドキュメントを使うマルチリレー・サポートが追加されています。それ以前のリリースでは、SMTP Externalを無効に設定しない限り、これらのドキュメントは無視されていました。5.0.3より前の機能を使いたい場合は、サーバーのNOTES.INIファイルにRouterIgnoreForeignSMTPDomains=1を追加してください。この変数を0に設定、あるいはサーバーのNOTES.INIファイルから削除すると、送信先ドメインへのルートを決める際、ルーターはForeign SMTP Domainドキュメントを使うようになります。
NOTES.INIについて、何か質問があればプロフェッサーINIまでお送りください。お送りいただいた質問には、できる限り今後の「プロフェッサーINIに聞け」でお答えいたします。とはいえ、全部の質問にはお答えいたしかねますし、急を要する質問にすぐにお答えするのも難しいことをあらかじめご了承ください。質問に対してすぐ回答してほしいという場合は、Notes/Domino Gold Release Forum(US)に投稿することをお勧めします。Notesコミュニティーに参加されている方から回答が寄せられることがあります。もしくは、ロータス・サポート・サービスにお問い合わせいただいてもかまいません。
 
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