ブックマークページに関しては、サイト名、タイトル、ビューの項目(アイコンサイズ、未読数、サーバー名など)でソートが出来るようになります。この操作を行う個所は、メニューのビューへ移動しています。また、ブックマークフォルダーを新規作成するためのアイコンと、ブックマークページを検索するためのアイコンが追加されています。(Ctrl + F キーでも可)
そして、ワークスペースタブに似ている新しいグリッドビューの中に、各々のブックマークページを表示できるようになります。グリッドビューの表示を出したり、消したりするにはピンアイコンと x アイコンの間にあるグリッドアイコンをクリックしてみてください。スライドアウトを元に戻すには、グリッド (格子) アイコンを再度クリックしてみてください。あるいは、ワークスペース上で右クリックし、表示されるメニューから "Display as Slideout" を選択してください。
リサイズ可能なダイアログボックス
Windows のメニューダイアログボックスは一例ですが、Notes 6において数多くあるダイアログボックスは、リサイズ可能なダイアログボックスになります。次の例は、データベースを開く際のダイアログボックスですが、デフォルトより幅広くなっているのがお分かりかと思います。
Notes 6では、返信メッセージ作成のときに新しい機能が2つ追加されています。1つは「添付ファイルを省いて返信(Reply without Attachment(s))」と「添付ファイルを省いて転送(Forward without Attachment(s))」で、これは添付ファイルや画像など大きなオブジェクトを省き、その旨を記す機能です。もう一つは「インターネット引用符での履歴付き返信(Reply with Internet-Style History)」と「インターネット引用符での履歴付き転送(Foward with Internet-Style History)」です。これは上記と同様に、添付ファイルやオブジェクトを省き、その代わりに省いた旨の記述を残し、更に履歴となる部分にあらかじめ設定した文字を先頭に入れて引用であることを明示するものです。
モバイル運用面での改善点として、Notes 6では2種類の機能、ローミング機能とマルチユーザー機能が加わっています。ローミング機能とは、ユーザーがどこの PC でノーツを立ち上げても、動作させるためのユーザーの情報が、どの PC でも「ユーザーに付いてまわる」、といった機能です。技術的に見れば、ノーツクライアントを動作させるのに必要な個人情報(例えばウェルカムページ、ブックマーク、個人アドレス帳、プリファレンス設定、ジャーナル、ID ファイル)がサーバーに格納され、ユーザーが使用する移動先の PC へ複製される仕組みになっています。マルチユーザー機能では、ローミング機能の裏返しの機能を提供しています。つまり、1台の Windows OS の PC を複数のユーザーで簡単に共有するものです。しかも、共通する情報や個人情報にセキュアにアクセスすることができるようになっています。
新規に追加されたスマートアップデート機能を使って、管理者はクライアントが使用するバージョンの管理およびメンテナンスが可能になります。この機能は、ノーツクライアントをアップグレードするファイルをドミノサーバーに格納しておくものです。Release6クライアントのユーザーが Release6のホームサーバーに接続すると、自動的に新しいバージョンのノーツにアップグレードするかどうかを尋ねる画面が表示されます。そこで OK を押すと、サーバーからファイルがダウンロードされます。クライアントが自動的に終了し、アップグレードを実施し、それが終了すると自動的にノーツクライアントが再起動されます。
新しくなったユーザーセキュリティダイアログボックスには、セキュリティ上重要なプリファレンス設定やオプション設定がまとめられています。これを使って、クライアントユーザーはノーツクライアントのセキュリティ管理をすっきりスムーズに行うことができます。ダイアログボックスでは、ノーツ ID やパスワードの管理、インターネット証明書、ECL (Execution Control List) や文書の暗号化、メールやローカルデータベースなどに関して設定、管理を行うことができます。ユーザーセキュリティダイアログボックスについての詳細は、Lotus Developer Domainの記事、"Bonding with User Security in Notes 6."(US)をご覧ください。