ほとんどのビジネス・ネットワークの管理者は、自らの組織のためにプロキシー・サーバーを使用しています。プロキシー・サーバーは、ネットワーク・トラフィックの振り分け、コンテンツのフィルタリング、およびトラフィック・フローの変更を行います。プロキシー・サーバーを使用すると、ユーザーが
Web で実行できる操作を決めたり、ユーザー・アクティビティのレポートを作成できます。また、プロキシー・サーバーは、Web
関連情報を保管するキャッシュ・システムによって、システムのパフォーマンス改善に貢献します。
フォワード・プロキシーは、リクエストをリダイレクトすることによってインターネットへのアクセスを与えます。フォワード・プロキシーは
1 つのマシン上で実行されるので、ユーザーに Web へのダイレクトなアクセスを禁止しながら、自分自身はファイアウォールを介して認証済みゲートウェイとして動作できます。フォーワード・プロキシーは、頻繁にアクセスされるサイトや他の
Web 要素を格納するキャッシュとしても機能します。キャッシュによって、パフォーマンスが大幅に向上します。さらに、プロキシー・サーバーは、ポップ・アップや迷惑なコンテンツ、あるいは
Web サイト全体をブロックする Web フィルタリング機能を提供します。
リバース・プロキシーを使用すると、他のサーバーからのコンテンツを 1 つの
Web サーバーによって提供できます。通常、リバース・プロキシーは、ファイアウォールの裏側にある複数サーバーに対する
Web からのアクセスを制御するために使用されます。フォーワード・プロキシーと同様に、リバース・プロキシーもキャッシュによってパフォーマンスを向上させることができます。
著者について
Eugene (Geno) Spinosa : Lotus Engineering Test (LET) チームの Common Services
Area で Advisory Software Engineer として勤務。1999 年、Iris Associates
に参加し、Lotus Discovery Server の最初から FCS まで、チーフ QE エンジニアとして主にタクソノミー
(分類機能) の開発を中心に携わる。ソフトウェア業界の技術系企業でいくつかのポジションに就いたことがあり、対象分野は、ネットワーク、オペレーティング・システム、デバイス・ドライバー、高可用性および耐障害システムなど。
Wendi Pohs : IBM の Intranet User Experience Team における Consulting IT
Specialist であり、IBM Press から刊行されたナレッジ・マネージメント手法の書籍『Practical
Knowledge Management: The Lotus Knowledge Discovery System』の著者。1996
年、Lotus Development Corporation に入社し、仕様に関するライター、オンラインヘルプ設計者、ユーザー・アシスタント・マネージャーとして数々のプロジェクトに携わる。それ以前は、American
Mathematical Society および Digital Equipment Corporation にて勤務。ミシガン大学で
BA および MILS の学位を取得。