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Lotus Notes/Dominoの歴史



  第1部 Lotus Notesのアイデアはどこで生まれたのか〜リリース 4.0
  第2部 リリース 4.5〜Lotus Notes/Domino 7
  第3部 Lotus Notes/Domino 8

   
 
コンテンツ
Lotus Notes/Domino 8: Elipse 上での構築
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developerWorks Lotus, Web team, IBM

レベル:中級
原文の掲載:2005年12月20日
更新日:2007年9月18日更新
原文はこちら(US)


Lotus Notes/Domino 8: Elipse 上での構築

Lotus Notes/Domino 8 は、2005 年 6 月、ドイツ、ハノーバーの IBM Lotus Technical Forum で初めて発表され、2007 年 8 月にリリースされました。Lotus Notes/Domino の最新作となるこのバージョンは、初期のバージョンから飛躍的に変革し、新しいユーザー・インターフェース、強力な新機能、画期的なプロダクティビティー・ツール、およびビジネス・ソリューションの拡張サポートをともない、強力なコラボレーションおよびメッセージング製品を築き上げています。

Lotus Notes 8 クライアントは Eclipse フレームワークに基づいており、Eclipse ベースのコードを Lotus Notes 内で実行することが可能です。この基本的な変革が、大きな飛躍をもたらしました。Eclipse プラグインは、コンポジット・アプリケーションとして Lotus Notes アプリケーションと相互にワイヤーすることができます。また、コンポジット・アプリケーションを構築することにより、ユーザー自身が必要とするビジネス情報に 1 つのビューから迅速にアクセスできます。同様に、クライアント・プログラムを拡張したり、ユーザー・インターフェースをカスタマイズできます。

Lotus Notes 8 は、IBM の汎用管理対象クライアント・ソフトウェアである IBM Lotus Expeditor 上に構築されています。つまり、Eclipse 上に構築されていることになります。本質的に、現在の Lotus Notes 8 は、オープン・ソースで Java ベースのプラットフォーム上にあります。Lotus Notes 8 の新機能には、次のものがあります。

  • よく使用するアプリケーションに素早くアクセスするための「開く」ボタン。
  • Lotus Sametime V7.5.1 の連絡先、1 日の予定、RSS、および ATOM フィードなど、重要な情報や警告を表示するサイドバー。
  • 状況依存ツールバーおよびカスタマイズ可能なビューのプリファレンス。
  • アクティビティー中心のコンピューティングのサポート。
  • ODF (Open Document Format)、Microsoft Office、および Lotus SmartSuite のファイル形式をサポートするワード・プロセッサー、スプレッドシート、およびプレゼンテーションの各アプリケーション。
  • 電子メール、カレンダー、Web、および自分自身のデスクトップ用の検索センター。
  • 特定のユーザーとのコラボレーションを検索および表示できるコラボレーション履歴。
  • メールの回収機能。
  • 件名ヘッダーに基づいて電子メール・スレッドを収集およびレビューできる会話モード。

更新された Lotus Notes 8 クライアントのユーザー・インターフェースを図 8 に示します。


図 8. Lotus Notes 8 のユーザー・インターフェース

Lotus Domino 8 は、パフォーマンス、管理、および保守性の各面で進歩しています。Lotus Domino 8 での多くの変更は、メッセージの回収、改善されたユーザー登録、およびメール・スレッドといった Lotus Notes 8 の新機能をサポートします。アプリケーション開発への変更に対するサポートとしては、Lotus Notes 8 クライアントへのコンポジット・アプリケーションの管理対象デプロイメントや、Lotus Domino が Web サービス・コンシューマーおよび Web サービス・プロバイダーのどちらにもなれる機能があります。

Lotus Domino 8 はオープン・アプリケーション・インフラストラクチャーをサポートし、Lotus Notes 8 へのコンポジット・アプリケーションのデプロイ、および Web サービス・サポートの拡張を可能にします。Lotus Domino 8 の新機能には、次のものがあります。

  • 受信ボックスのサイズ管理を補助する、受信ボックスのクリーンアップのポリシー管理。
  • IBM Tivoli Enterprise Console ソフトウェアとの統合。
  • RedHat Linux 5 のサポート。
  • インターネット・セキュリティー機能の改善。Domino ディレクトリ内のインターネット・パスワード・フィールドへのアクセスを防止する機能、およびパスワード入力の失敗に対してインターネット・アカウントをロックアウトする機能が含まれます。

Lotus Domino Designer 8 は、Lotus Notes および Lotus Domino 8 の新機能と調和した新しい機能を提供します。これには、Lotus Notes/Domino アプリケーションを通じてより高い価値をもたらすことを可能にする新機能や、サービス指向アーキテクチャー (SOA) のサポートが含まれます。また、Lotus Domino 8 との連携により、Lotus Domino Designer 8 は、他のシステムが Lotus Domino のデータおよびビジネス・ロジックを利用することを可能にする多数のオプションを提供し、Lotus Domino 7 で初めて導入されたネイティブ Web サービス・プロバイダーのサポートをより洗練されたものにします。

Lotus Notes/Domino 8 でのコンポジット・アプリケーションとの連携により、前のリリースの「より速く、より良く、より安く」というモデルが拡張されます。Lotus Notes/Domino 8 は、既存および新規のソリューションとデータをコンポジット・アプリケーションに統合することを容易にします。これらの新しいアプリケーションはコンポーネントを画面上に集約し、さまざまなシステム (たとえば、Lotus Notes データベース、Java アプリケーション、Web など) からのコンテンツを 1 つのコンテキストにまとめてユーザーに表示します。図 9 を参照してください。


図 9. Lotus Notes 8 でのコンポジット・アプリケーションの画面

新しいプロダクティビティー・エディターは、文書、プレゼンテーション、およびスプレッドシートを作成、編集、共有するためのアプリケーションです。これらのエディターは、Lotus Notes 8 の標準ライセンスにも含まれています。エディターは Lotus Notes と緊密に統合され、いくつかのファイル形式をサポートします。デフォルトのファイル形式は、OpenOffice 2.0 およびオープン・ソース・コードに基づく他の製品によって使用されている Open Document Format と同じものです。サンプル文書を図 10 に示します。


図 10. Lotus 文書エディター

Lotus Notes/Domino 8 のリリースにより、IBM が標準ベースのコンピューティングを採用した 2002 年に始まった 1 つのプロセスが完了します。この製品の最新バージョンは、Lotus Notes のユーザー・インターフェースを強化し、アクティビティー中心のコンピューティングを提供します。そして、コンポジット・アプリケーションの導入をもたらします。

 

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