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IBM Workplace Managed Client Developer Toolkitを使用したアプリケーションの作成
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Richard Holland, Software Development Engineer, IBM レベル:上級 原文の掲載:2005年10月18日 更新日:2006年07月07日更新
Workplace Managed Client Developer Toolkitは、Eclipse 3.01以降用のプラグインのセットです。IBM Workplace Managed Client用のアプリケーションを開発、テスト、デプロイする開発者のために、ウィザード、ナビゲーター、ビルダー、およびその他のツールが含まれています。 この記事では、Workplace Managed Client Developer Toolkitを使用して基本的なアプリケーションを構築する際の手順について説明します。ツールキットのウィザードを使用し、デフォルト値をそのまま受け入れることで、コードを1行も書かずに、単純なアプリケーションを作成していきます。 この記事には、Workplace Managed Client Toolkitを使用するときの主な手順として、次の内容が含まれています。
この記事は、WindowsでEclipseが使用されていることを前提として書かれています。また、以下の手順を開始する前に「必要条件」セクションを参照し、ツールキットが正しくインストールおよびセットアップされていることを確認してください。 必要条件IBM Workplace Managed Client Toolkitは、Eclipse 3.0.1以降、IBM Rational Application Developer、またはIBM Rational Software Architect 6.0以降と共に使用できます。ベースとなるEclipse Integrated Development Environment (IDE) と共にツールキットを使用するには、最初に次のフィーチャーをEclipse IDEに追加する必要があります。
これらのフィーチャーはEclipse.orgの更新サイト (US)から入手できます。フィーチャーをインストールするには、次のように操作します。
Eclipse IDEの設定が完了すると、Workplace Managed Client Toolkitをインストールする準備が整います。
IBM Workplace Managed Client Developer ToolkitのインストールWorkplace Managed Client ToolkitはEclipse更新サイトとして提供されます。Workplace Managed Client Toolkitをインストールするには、次の手順に従ってください。
メモ:この記事で説明する例では、アプリケーションを作成および実行するために、Workplace Managed Client ToolkitにWorkplace Collaboration Servicesサーバーは必要ありません。しかし、Workplace Managed Clientは、実行前に少なくとも1回、サーバーによって認証される必要があります。ユーザーは、最初にクライアントをインストールするため、およびデプロイメント手順を完了させるために、Workplace Collaboration Servicesサーバーへアクセスしなければなりません。
単純なアプリケーションの作成このセクションでは、Workplace Managed Clientの一部である [Application Wizard] と [Page Project Wizard] を使用して、単純なWorkplace Managed Clientアプリケーションを作成します。何回かのクリック操作と、ウィザードのデフォルト値を受け入れることで、単純なアプリケーションをどのように作成できるのかを理解します。
完了すると、単純なWorkplace Managed Clientアプリケーションが作成され、Eclipseワークスペースで利用可能になります。アプリケーションをより簡単に表示するために、Workplace Managed Client Toolkitには [Workplace Managed Client Application Navigator] と呼ばれる新しいビューが用意されています。このビューには、[Application Wizard] を使用して作成したプロジェクトとWorkplace Client Applicationプロジェクトに含まれるファイルが表示されます。 [Application Navigator] にアプリケーションを表示するには、[Window] - [Show View] - [Other] を選択します。[Show View] ダイアログが表示されます (図6参照)。 図6. [Show View] ダイアログ ![]() [WMC Tools] の [WMC Application Navigator] を開きます。[Application Navigator] がワークスペースに表示されます (図7参照)。 図7. [Application Navigator] に表示された単純なアプリケーション ![]() 図からわかるように、単純なWorkplaceアプリケーション・プロジェクトを構成するすべてのファイルが [Application Navigator] に表示されています。ページ・プロジェクトとビュー・プロジェクトは、整った階層で表示されます。
アプリケーションのテストこれまでに、単純なアプリケーションを作成して [Application Navigator] に表示しました。アプリケーションは、クライアントで直接起動し、テストできる状態になっているので、アプリケーションの外観を確認してみましょう。アプリケーションは、Eclipseワークベンチから起動されたIBM Workplace Managed Client上で直接実行することができます。これらの手順に進む前に、IBM Workplace Managed Clientのコピーがマシンにインストールされ、アプリケーションが作成されていることを確認してください。IBM Workplace Managed Clientでアプリケーションを直接テストするには、最初にEclipseリッチクライアント・プラットフォーム(RCP) の正しいプラグインと正しいJava Runtime Environment (JRE)をワークベンチでセットする必要があります。これらは、Eclipse起動設定によって参照されます。また、クライアントで直接アプリケーションを表示および起動するために、これらを適切に設定する必要があります。 ターゲット・プラットフォームを設定するには:
正しいJava Runtime Environmentを追加するには:
これで、ターゲット・プラットフォームとJREが正しく設定されました。クライアント上で直接Workplace Managed ClientアプリケーションをテストできるようEclipseがセットアップされ、準備が整いました。 Workplace Managed Clientアプリケーションを実行するには:
クライアントが起動すると、作成した単純な「Hello World」アプリケーションがクライアント上で直接実行されるようすを見ることができます (図10参照)。アプリケーションの表示名とアイコンが、切り替えバーに表示されています。 図10. クライアントで直接実行された「Hello World」アプリケーション ![]()
アプリケーションのデプロイ単純なアプリケーションをローカルで作成し、テストした後は、最後の手順として、アプリケーションをIBM Workplace Collaboration Servicesサーバーにデプロイします。デプロイ・セットの作成には、Workplace Managed Client Toolkitの [Export Wizard] を使用します。デプロイ・セットには、アプリケーションをIBM Workplace Collaboration Servicesサーバーにプロビジョニングするために必要なすべてのファイルが含まれます。次の手順に進む前に、Workplace Collaboration ServicesサーバーとIBM HTTP Serverに対して管理者のアクセス権を持ち、プロビジョニング・コンポーネントがWorkplace Collaboration Servicesサーバーに正しくインストールされていることを確認してください。この詳細については、記事の最後にある関連トピックのセクションを参照してください。また、ご使用になるマシンにIBM Workplace Managed Clientがインストールされていることを確認してください。デプロイ・セットの作成 デプロイ・セットを作成するには:
図13. エクスポートの進行状況を示すバー ![]() エクスポート・ウィザードによってデプロイ・セットが作成されると、デプロイメント手順が完了します。 Workplace Managed Clientアプリケーションのデプロイとプロビジョニング 前のセクションの手順4で指定した場所に移動します。この場所に、デプロイ・セットが作成されています。デプロイ・セットは次のファイルとディレクトリーで構成されています。
エディターでDeployInstructions.txtファイルを開き、詳細説明に従ってデプロイメントを完了させます。
Workplace Managed Client の起動前述の手順を正しく実行すると、サーバーからWorkplace Managed Clientアプリケーションをプロビジョニングする準備が整います。Workplace Managed Clientを開始すると、Workplace Managed Clientはサーバーからアプリケーションをダウンロードします。クライアントが起動されると、MessagingやLotus Notesなどのデフォルトのクライアント・アプリケーションと共に、「Hello World」アプリケーションが切り替えバーに表示されます。図14を参照してください。 図14. プロビジョニングされたアプリケーションのクライアントでの表示 ![]()
まとめこの記事では、Workplace Managed Client Toolkitを使用して、IBM Workplace Managed Client用アプリケーションの開発、テスト、およびデプロイを大幅に簡素化する方法を解説しました。開発者あるいはEclipseやJavaを初めて使用するユーザーは、ウィザードの簡単な手順に従い、ウィザードから提供されるデフォルトを受け入れるだけで、アプリケーションを迅速に作成し、テストおよびデプロイすることができます。この記事では、開始方法と各ウィザードの実行方法の基本手順を述べるにとどまりました。Workplace Managed Client Toolkitを使用して、より高度なアプリケーションを作成したり、複雑な処理を実行することが可能です。これらの機能については、Workplace Managed Client Toolkit関連の記事で解説されています。このToolkit以外にも、IBM Workplace Collaboration Services API Toolkitなど多数のAPIがあります。これらのAPIを使用してメールやInstant Messaging用などのパブリックなAPIおよびSPIを提供することで、アプリケーションをさらに拡張できます。
リソース
筆者について(原文のまま)Dick McCarrick is a content developer for developerWorks Lotus (formerly the Lotus Developer Domain) and developerWorks Workplace. Previously he was a member of the Domino/Notes Documentation team for over 11 years, playing a variety of roles in documenting many major components of Domino and Notes. He also wrote the occasional article for Iris Today (including Ask Professor INI) before joining the Notes.net/Lotus Developer Domain team permanently in 2002. In his spare time, Dick's leisure activities include running, fishing, woodworking, and reading about the natural sciences. An avid astronomer, he's former director of the Bridgewater (Mass.) State College Observatory. Dick lives in Vermont.
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