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IBM Workplace Forms の概要
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Dick McCarrick , Content Developer, IBM レベル:初級 原文の掲載:2005年12月06日 更新日:2006年06月30日更新
フォームは、多くのビジネス・プロセスにとって不可欠のコンポーネントです。フォームによって、要求、承認、担当者、製品、個数、日時といった重要な情報へのインターフェースが与えられます。フォームは、各プロセスの実行効率を決める重要な要因であると共に、ビジネス全体がいかに円滑に運用されるかにも影響します。 IBM はこれを考慮し、XMLフォームをベースとするプロセスの作成、デプロイ、および管理を支援するよう設計された製品ファミリーとしてIBM Workplace Forms (US)を発表しました。Workplace Formsでは、使いやすいWYSIWYGのフォーム・デザイナーを用いて、標準ベースのセキュアなフォームを迅速に効率よく設計できます。また、Workplace Formsには、Workplace Forms Server - API (アプリケーションの構築を容易にするヘルパー・ルーチンを提供) と Workplace Forms Server - Webform Server (サーブレットとポートレット・ラッパー・テクノロジーを提供し、ゼロ・フットプリントのWebブラウザーでのフォームの操作を可能にする) を含むサーバー・コンポーネントも用意されています。さらに、Workplace Formsには、オフラインでのフォームの使用などの追加機能をユーザーに提供する、クライアント・フォーム・ビューアーというブラウザー・プラグインも含まれています。 この記事では、Workplace Formsについて紹介します。まず、Workplace Formsの概要から始め、Workplace Formsが何を行うのか (そして、何を行わないのか) について説明します。次に、Workplace Formsファミリーを構成する各製品であるWorkplace Forms Designer、Workplace Forms Server、およびWorkplace Forms Viewerについて詳しく見ていきます。この記事は、ビジネス・プロセスの開発または設計の経験があり、IBM Workplace Collaboration Services (US)などのIBM Workplace製品にある程度習熟されている方を対象に書かれています。 Workplace Formsの概要Workplace Formsは、PureEdge Solutions (電子フォームをベースとするビジネス・プロセス管理ソフトウェアおよびサービスのリーディング・プロバイダー) によって開発されたテクノロジーに基づいて構築されています。IBMは 2005年半ばにPureEdgeを買収し、すぐにそのテクノロジーをIBM Workplace製品ファミリー (US)に組み込みました。Workplace Formsを使用すると、ビジネス情報の取得と処理を自動化するフォームを作成できます。これにより、トランザクションのスピードが向上し、稼働効率が高まります。Workplace Formsはデータ統合のオープン・スタンダードを使用し、サービス指向アーキテクチャー (SOA) に基づくコンポーネント・アプリケーションへのフロントエンドを提供します。Workplace Formsは 100% XMLで、JSR-168、JSR-170、Java 2 Platform、Enterprise Edition (J2EE)、およびWebサービスをサポートします。 Workplace Formsは、すべてのXMLコンポーネント (プレゼンテーション、ビジネス・ロジック、データ、および XML 添付ファイル) に対し、単一のエンベロープを提供します。ユーザーの入力に応じて分岐またはコースを変更する動的な電子フォームを構築できます。セキュリティー機能によって、トランザクションの安全性が確保され、改ざんを防止できます。電子フォームのすべてのレコードを保存およびアーカイブし、後で再使用するためにデータを解析できます。組み込みの圧縮機能により、フォームのサイズが削減されます。 Workplace Formsは、IBM Workplace製品、Lotus Notes/Domino、DB2、WebSphere Portal、およびMQ Workflowを含む多くの他のIBMテクノロジーと統合できます。また、Workplace Formsはほとんどの PKI テクノロジーとも統合できます。この製品は、IBM Workplaceファミリーに最近追加されましたが、世界全体で 350万人のユーザーを持つ、実績のあるテクノロジーに基づいています。 Workplace Forms 製品 前述のように、Workplace Formsは次の 3つの製品で構成されています。
Notes/Domino の経験があるユーザーは、Notes、Domino、Domino Designer が持つクライアント/サーバー/デザイナーという基本構造とほぼ同じ構造を Workplace Forms が持っていることに気付くでしょう (もちろん、重要な違いもあります)。これは、Notes/Domino ユーザーが、これらの3つの製品の相互関係を理解する上で役に立ちます。 Workplace Forms の主なターゲット・ユーザーは、ビジネス・アナリストおよび組織内でビジネス・プロセスの設計と実装に携わる人々です。既存のビジネス・プロセスの中には、非効率なフォームや陳腐化したフォームに基づくものもあります (紙ベースのプロセスが未だに使われているケースもあります)。Workplace Formsは効率的なビジネス・プロセスの作成に役立ち、古いプロセスを21世紀のプロセスとして改変します。幅広いプログラミング・スキルは必要ありません。Workplace Formsは、宣言型のビジネス・ルール (XFDL) に基づくフォーム・セントリックなプログラミング言語を使用します。Workplace Forms Designerに表示されたフォームの例を図1 に示します。 図1. Workplace Formsのフォーム ![]() 技術用語を使用して説明すると、Workplace Formsは、ポータル、コンテンツ・リポジトリー、ワークフロー・システムなどのミドルウェアとの統合を目的として設計されたドキュメント・セントリックなコンポーネント・テクノロジーで成り立っています。Workplace Formsは、カスタム・ポートレット、サーブレット、またはスクリプトを介して、他の IBM Workplaceアプリケーションと統合できます。 Workplace Formsは、フォーム文書をExtensible Forms Description Language (XFDL) と呼ばれるXML文書のクラスに保存します。XFDLは、ビジネス・フォームや行政フォームなどの複雑なフォームをデジタル表現するプロセスを標準化するために定義されました。XFDLは、高精度なレイアウト、統合化された計算と入力値の検証、デジタル署名、その他の機能をサポートします。(XFDLの詳細については、Workplace Forms documentation (US)からダウンロードできる「Workplace Forms XFDL Specification 2.5」を参照してください。) クライアント・サイドでは、Workplace Formsアプリケーションは、標準Webブラウザーを介して、または、よりリッチなユーザー・エクスペリエンスを得られるWorkplace Forms Viewerプラグインを組み込んだブラウザーを介して表示できます。Workplace Forms Viewerを使用すると、ユーザーはオフラインでフォームを使用できます。デジタル署名もサポートされています。データ、ロジック、プレゼンテーションに署名することができ、トランザクション・レコードの完全性が維持されます。 Workplace Forms DesignerとWorkplace Designer Workplace Forms Designerは、2005年はじめにIBMからに発表されたIBM Workplace Designer (US)と似たような名前が付けられています。この 2つがどのように関係するかについて説明します。Workplace Forms DesignerとWorkplace Designerは、どちらもユーザーに面するグラフィカルなIBM Workplaceアプリケーションを構築するための開発ツールです。しかし、この 2つには重要な違いがあります。Workplace Forms Designerを使用すると、フォーム・ベースのビジネス・プロセスを自動化するXML電子フォームを作成できます。Workplace Designerは、Workplace Collaboration ServicesやWorkplace Services ExpressなどのIBM Workplace製品用の再利用可能なコンポーネント (ポートレットとしてデプロイされる) を構築したいスクリプト開発者を対象としています。一般に、Workplace Forms Designerでは、これまでの開発経験として必要とされるレベルは、Workplace Designerの場合ほど厳しくはありません (もちろん、高度な経験を持つ開発者は Workplace Forms Designerが電子フォームの作成に有効であることに気付くでしょう)。Workplace Designerの詳細については、developerWorks Lotus記事『IBM Workplace Designer の概要』および『IBM Workplace Designer の詳細』を参照してください。 次のセクションでは、3つのWorkplace Forms製品を詳しく見ていきます。
Workplace Forms DesignerWorkplace Forms Designerは、Workplace Formsの開発コンポーネントです。Domino DesignerやWorkplace Designer と同様に、Workplace Forms Designerは、ユーザーに面するアプリケーション (つまり、サーバー上でホストされ、クライアントによって使用されるアプリケーション) を作成するためのツールです。Workplace Forms Designerのインターフェースを図2に示します。図2. Workplace Forms Designer ![]() Workplace Forms Designerを使用すると、迅速かつ簡単にフォームを構築できます。既存のフォーム・コンポーネントを再利用できるので、過去の作業を活用しながら、新しいフォームを素早く設計し、構築することが可能です。コンポーネントの再利用は、すべてのフォームの「ルック・アンド・フィール」を統一するためにも役立ちます。フォームは一度設計するだけで、さまざまなWebブラウザーやリッチ・クライアントを使用して表示できます。 フォームの作成 Workplace Forms Designerでフォームを作成するときは、事前のプログラミング経験はあまり必要ありません。実際に、テンプレート・イメージと呼ばれる機能を使用すると、既存の紙のフォームから電子フォームを作成できます。この機能により、紙のフォームからスキャンしたイメージをWorkplace Forms Designer内にロードできます (JPG または BMP 形式)。次に、このイメージは Workplace Forms Designerインターフェースに表示され、ユーザーはすべての要素をトレースし、ピクセル単位で紙のフォームを再現できます。 紙のフォームをスキャンし、テンプレート・イメージを使用して新しいフォームを作成する方法の他にも、Workplace Forms Designerには、フォームを作成する次の3つの方法があります。
フォームを作成した後は、デプロイに先立ってフォームをプレビューし、予想どおりに動作するかどうかを確認できます。 Workplace Forms Designerは、経験の少ないアプリケーション開発者でも使用できるよう設計されていますが、経験豊富なプログラマーが利用できる先進の機能も数多く用意されています。たとえば、Workplace Forms Designerはクライアント Javaおよび C/C++拡張を読み込むことができます。これにより、カスタム拡張を作成したり、既存のビジネス・ロジックを活用することで、リッチ・フォーム・アプリケーションを作成できます。また、Workplace Forms Designerは Webサービス・クライアントをサポートするので、Webサービスおよびサービス指向アーキテクチャーを介して既存の資産 (アプリケーションなど) を活用することにより、短期間でフォームを設計できます。 Workplace Forms Designerのインターフェース Workplace Forms Designerのキーとなる特長は使いやすさです。直感的に使用できる機能を提供し、なるべく少ない手間でフォームの設計と作成ができるように支援します。Workplace Forms Designerのインターフェースには、グリッド、ルーラー、スナップ機能、絶対位置と相対位置などの設計ツールが含まれています。ユーザー・インターフェースは完全に WYSIWYGであるため、最初に設計したフォームと最終的に実装されるフォームの間にほとんど違いが生じません。ドラッグ・アンド・ドロップ機能を使用すると、実際のプログラミングをせずに、フォーム・フィールドと既存のXMLスキーマ間のリンクを作成できます。 よく使用される機能の 1つにルーラーがあります。ルーラーは、アイテムの位置とサイズを正確に決めるときに役立ちます (図3参照)。 図3. ルーラー ![]() 図3の赤い線に注目してください。ワークプレース内でマウス・ポインターを移動すると、それにともなってこの赤い線も移動するため、現在の位置の正確な座標をいつでも把握できます。 これに関連するのがガイド機能です (図 4 参照)。ガイドはルーラーから引き出すことができ、垂直と水平の線が表示され、ワークプレースにコンポーネントを配置するときの基準として役立ちます。 図4. ガイド ![]() これらのガイドの近くに置かれたアイテムは自動的にガイドにスナップし、ページ内で正確にアイテムを配置できます。 また、Workplace Forms Designerのインターフェースには、フォーム内に配置するすべてのアイテムに簡単にアクセスできるツールバーのセットもあります。標準ツールバーを図5に示します。 図5. 標準ツールバー フォームに知能を追加する 紙のフォームと比べ、オンライン・フォームの最大の利点の 1つは、フォーム内に「知能」を組み込める点です。XFDLフォームは、ユーザーがフォームに入力する際に優れたエラー・チェックを実行できるため、潜在的なエラーを防止できます (さらに、不完全なフォームやエラーを含むフォームがユーザーに戻される時間の無駄も省くことができます)。Workplace Forms Designerでは、エラー・チェックをフォームに追加することにより、ユーザーが次のプロセスにフォームを送信する前に、フォームが適切かつ完全に入力されていることを確認できます。これにより、クライアント・サイドとサーバー・サイドの検証を有効にしてビジネス・ルールを適用できるため、作業のやり直しがほとんどなくなり、セキュアなトランザクションと動的なルーティングが可能になります。 Workplace Forms Designerには、エラーチェック機能が組み込まれたサンプル・フォームが用意されています。作成中のフォームにこの機能をコピーし、必要に応じて変更して使用できます。 システム要件 Workplace Forms Designerには、少なくとも 500MHz のCPU (1.5GHzを推奨)、256MBのRAM (1GBを推奨)、200MBのディスク・スペース、および 1024 x 768 の解像度で16ビット・カラーのディスプレイを持つコンピューターが必要です。サポートされているオペレーティング・システムは、Microsoft Windows 2000 Service Pack 2、Service Pack 3、Service Pack 4、およびMicrosoft Windows XP Service Pack 1、Service Pack 2です。 また、Workplace Forms Designerには、オンライン・ヘルプの表示用に Microsoft Internet Explorer 4.0以降、およびフォームのプレビュー用にIBM Workplace Forms Viewer 2.5が必要です。(Workplace Forms Viewerについては、後で説明します。) Workplace Forms Designerの詳細については、製品のマニュアル (US)を参照してください。
Workplace Forms Server前述のように、Workplace Forms Serverは次の3つの基本製品で構成されています。
Workplace Forms Server - Webform Serverのアーキテクチャー Webform Serverは、Translator、Log Server、およびポートレット/サーブレットによって構成されています。これらの相互関係を図6 に示します。 図6. Webform Server のアーキテクチャー ![]() ポートレット/サーブレットは、受信フォームと送信フォームの基本的な処理を制御します。このコンポーネントは、XFDLとHTML間でフォームを変換するために、フォーム要求をTranslatorへ渡します。また、他のアプリケーションまたは外部のフォーム・リポジトリーと対話することもあります。各フォーム・アプリケーションは、それぞれ固有のポートレット/サーブレットを持っています。特定のアプリケーション用にポートレット/サーブレットを作成するかどうかは、開発者が判断します。Webform Serverは、ポートレット/サーブレットを作成するためのフレームワークを提供します。Webform Serverのマニュアルには、固有のポートレットとサーブレットを作成、設定、実装する方法と、利用できるメソッドおよび (より上級のプログラマー用の) APIの説明が含まれています (APIを使用する場合は、Workplace Forms Server - APIをインストールする必要があります)。サーブレットとポートレットは、比較的単純なものも、より複雑なものもあります。複数のサブポートレットを使用するポートレットを設計することもできます (複数のペインをユーザーに表示するときに便利です)。簡単に使い始められるように、Webform Serverにはサンプル・サーブレットとサンプル・ポートレットが含まれています。これらのサンプルを使用し、ご自分のフォーム・アプリケーションのニーズに応じて変更できます。 Translatorは、アクセス制御サーバーとファイル・キャッシュという 2つのサブコンポーネントで構成されています。Translatorは、XFDLからHTMLへの変換と、この逆の変換を実行します。フォームからHTMLへ変換するとき、TranslatorはオリジナルのXFDLフォームをファイル・キャッシュに保存し、メタデータをアクセス制御サーバーに保存します。フォームをHTMLからXFDLに変換するときは、Translatorはオリジナルのフォームをファイル・キャッシュから取得し、入力済みのHTMLフォームから受け取ったデータを転送します。 Log Serverは、ポートレット/アプリケーションおよびTranslatorによって実行されたすべてのトランザクションを記録します。これは、パフォーマンス分析、エラー・チェック、トラブルシューティングに役立ちます。 これらのコンポーネントはお互いに連携して機能し、Webform Serverによって行われる3つの基本タスクを実行します。この3つのタスクとは、フォームの要求 (要求されたXFDLフォームを取得し、HTMLまたはJavaScriptに変換し、ユーザーに提示する)、フォームの送信 (入力済みのHTMLフォームをユーザーから受け取り、XFDLに変換し、適切に処理する)、および「特殊アクション」(たとえば、フォーム上のデータの再計算など) です。 インストール Workplace Forms Serverは、単一サーバーまたは分散環境にインストールできます。サイトで大量のトラフィックを処理する場合、または大量のフォーム・アプリケーションをホスティングしている場合は、分散インストールを選択できます。また、Workplace Forms Serverをクラスターにインストールすると、より良いロード・バランシングと信頼性を得られます。 システム要件 Workplace Forms Serverのハードウェア/ソフトウェア要件は次のとおりです。 Webform Server サーブレットからWebform Serverアプリケーションを実行するには、IBM WebSphere Application Server 5.0.x以降またはTomcat 5.0.28以降のいずれかが必要です。ポートレットからWebform Serverアプリケーションを実行するには、IBM WebSphere Portal Server 5.0.2 (JSR-168 対応) 以降が必要です。任意のWeb (HTTP) サーバーがサポートされています。 Webform Serverにアクセスするクライアントでは、Microsoft Windows XPおよびMicrosoft Windows 2000のMicrosoft Windows IE 6.0 Service Pack 1、またはMicrosoft Windows XP Service Pack 2のIE 6.0が実行されている必要があります。 API Windows環境では、次のいずれかが必要です。
Unix環境では、次のいずれかが必要です。
Deployment Server サーバー上で、次のいずれかのサーブレット・ランナーが必要です。
Webサーバーが必要です (たとえば、サーブレット・ランナーの内部Webサーバー、またはサーブレット・ランナーをサポートする任意のWebサーバー)。さらに、Deployment Serverを設定するために、次のいずれか、または両方のデジタル証明書が必要です。
クライアント用にサポートされているブラウザーは、Microsoft Windows IE 5.0以上、およびNetscape 4.8以上です。どちらのブラウザーでも、JavaScriptおよびJavaアプレットのサポートがすべてのブラウザーに対して有効になっている必要があります。 サポートされているオペレーティング・システムは次のとおりです。
Workplace Forms Serverのインストール、設定、およびメンテナンスに関する情報については、製品のマニュアルを参照してください。
Workplace Forms ViewerWorkplace Forms Viewerは、Workplace Formsの「機能拡張」されたクライアント・コンポーネントです。前述のように、ユーザーはゼロ・フットプリントのWebブラウザーを使用し、Webform Serverを介してWorkplace Formsアプリケーションにアクセスできます。一方で、Workplace Forms Viewerは、オフラインでのフォームの使用などの追加機能を提供します。Workplace Forms Viewer (図 7 参照) は、Webサービスを使用したリアルタイム統合との完全な接続性を持っています。 図 7. Workplace Forms Viewer ![]() Workplace Forms Viewerの標準インターフェースには、ビューアー・ウィンドウ、タイトル・バー、およびツールバーがあります。タイトル・バーはウィンドウの一番上にあり、フォームの名前が表示されます (複数ページで構成されるフォームの場合は、現在のページ名が表示されます)。ツールバー (図 8 参照) には、標準フォームに関連するアクティビティーを実行するボタンが配置されています (フォームを開く、フォームの保存、フォームの印刷、フォームのメール送信など)。 図 8. Workplace Forms Viewerのツールバー Workplace Forms Viewerを使用すると、ユーザーはフォームを開いたり、フォームへの情報の入力、承認と署名、次の処理へのフォームの送信などを行うことができます。インターフェースには、ユーザーがフォーム内のフィールドで迅速かつ正確に入力できるように、数多くのユーザビリティー機能が用意されています。たとえば、キーボード・コマンド、拡大/縮小表示、スペル・チェック (ユーザー管理の辞書に基づく) などがあります。また、フォームを「メールに対応」させると、フォームを他のユーザーにメール送信し、フォームに含まれる添付ファイルを操作できるようになります。 Workplace Forms Viewerは、ユーザー定義のプリファレンスを通じて設定できます。この設定により、Workplace Forms Viewerの外観と機能を決められます。たとえば、アクセシビリティの設定を変更したり、フォームのメール送信機能を有効にしたりすることができます。また、フォームの画面表示、オフラインでの使用、セキュリティー関連の設定 (たとえば、他のユーザーのデジタル署名の検証) など、より高度なプリファレンスも設定できます。 システム要件 Workplace Forms Viewerの最小限のシステム要件は、500MHzのCPU、256MBのRAM、200MBのディスク・スペース、800x600の解像度で16ビット・カラーのディスプレイを装備したPCです。サポートされているオペレーティング・システムは、Microsoft Windows 2000 Service Pack 2、Service Pack 3、Service Pack 4、およびMicrosoft Windows XP Service Pack 1、Service Pack 2です。Workplace Forms Viewerはスタンドアロンで実行するか、次のいずれかのブラウザー内で実行できます。
Workplace Forms Viewerの詳細については、製品のマニュアル (US)を参照してください。
まとめIBM Workplace Formsの概要についてまとめましょう。これまでに説明したように、Workplace Formsは先進の電子フォームを開発、管理、使用するための優れた機能を持つ製品ファミリーで、お客様のビジネス・プロセスの速度と効率を改善するために貢献します。アプリケーション開発者は、Workplace Forms Designerが強力で使いやすく、最小限の労力でフォームを迅速に作成およびデプロイできる環境をもたらすことに気付くでしょう。システム管理者は、Workplace Forms Serverによって提供される管理とデプロイの合理的な機能を歓迎するでしょう。そして、ユーザーは、Workplace Forms Viewerの柔軟性を享受し、オフライン・モードなどの豊富な機能を活用できます。詳細については、IBM Workplace Forms製品のページ (US)を参照してください。
リソース
筆者について(原文のまま)Dick McCarrick is a content developer for developerWorks Lotus (formerly the Lotus Developer Domain) and developerWorks Workplace. Previously he was a member of the Domino/Notes Documentation team for over 11 years, playing a variety of roles in documenting many major components of Domino and Notes. He also wrote the occasional article for Iris Today (including Ask Professor INI) before joining the Notes.net/Lotus Developer Domain team permanently in 2002. In his spare time, Dick's leisure activities include running, fishing, woodworking, and reading about the natural sciences. An avid astronomer, he's former director of the Bridgewater (Mass.) State College Observatory. Dick lives in Vermont.
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