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オープニング・ジェネラル・セッション レポート
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Lotusphereは毎年1月に米国フロリダ州 オーランドで開催されているLotusブランド最大のイベントです。今年で14回目となるLotusphere 2007は5日間で300以上のセッションが開催され、世界中から7,000名近い参加者が集まります。昨年より11%も多い参加者数だそうです。現地からの最新情報と会場の様子を社員のレポートでお届けします。 |
| 前日から先行してJump Start セッションやHands Onセッションが始まっており、ディズニーワールド内の会場にはLotusphereバッジをつけた大勢の参加者が行きかっています。ユーザーであるか技術者であるかを問わず、多くの人が注目しているのは、これまでコードネーム“Hannover” として紹介されていたLotus Notes 8、Lotus Domino 8でしょう。 |
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昨日のHands On セッションでもいくつかLotus Notes/Domino 8のセッションがありました。そこでのメッセージもEclipse ベースのServer-Managed Client プラットフォーム(Lotus Expeditor)を利用した新しい Lotus Notes/Domino の登場が迫っていますということでした。
同時に他にも関心をあつめているものがあります。新製品の発表が告知されているのです。現地では“The industry's first“MySpace”-like, social software portfolio for business users”と書かれています。セッションの中にも“SNS” や“Web 2.0” といったキーワードを含むタイトルがいくつもあるところをみると・・・。どんな製品なのか、楽しみです。
朝 8:00。ゼネラル・セッションの会場は開場と同時に席が埋まりました。
ロックバンドの演奏で会場の雰囲気が一気に盛り上がったところで 8:30になり、Mike Rhodin(Lotus General Manager)が壇上に現れてゼネラル・セッションが開始となりました。最初にMike Rhodinから、昨年のLotusの好調な業績と、Second Life上でも同時に開催されているLotusphere Complexの紹介がありました。Second Lifeを利用している方は是非訪れてみてください。
アポロで世界初の有人月面旅行を行ったNeil Armstrong 船長のゲストスピーチのあと、再び壇上に戻ったMike Rhodinは太陽系を模したチャートを利用しながら、“Collaboration” と“Conection”が“Change”を実現するために重要になっているとのメッセージをで切り出し、それぞれの製品の発表やデモンストレーションに移りました。ここからは製品別に概要をご紹介いたします。 |
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これまで“Hannover”のコードネームで紹介されていたLotus Notes 8、Lotus Domino 8が、段階的に行われているベータプログラムを含めて紹介されました。後述のLotus Sametimeと同様にLotus Expreditor (Eclipse ベースの Server-Managed Client プラットフォーム) ベースになっていることで、稼動OSの垣根が小さくなっており、Windows、Linux、Mac の各OS上で提供されます。 |
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さらに、RSS フィードの購読やマッシュアップで開発したアプリケーションが簡単にLotus Notes 8の画面内におさまっていくのをみると、Lotus Notes 8はこれまでの“ノーツ・アプリケーション”が動く Lotus Domino サーバーのクライアントではなく、もっと大きな可能性であることが容易にイメージされます。加えて、Open Document Format (ODF) が作成可能なワードプロセッサー、表計算、プレゼンテーションがLotus Notes 8上で動く状態になっており、Lotus Notes 8さえあれば、他のアプリケーションは不要なのではないかと思える状態になっています。
Lotus Notes/Domino R4.xの頃に、Lotus Notes/Dominoは、それまで電子化できなかったような業務・協同作業をLotus Notes アプリケーションとして実現可能にしたことでまったく新しい世界を作りましたが、Lotus Notes 8はそれに匹敵するか、それ以上のインパクトを持っているように思われます。
前日のJump Start セッションの中でも“Lotus Notes 8は、Lotus Domino 8 サーバーのクライアント「以上の」ものである”といったメッセージがありましたが、まったくそのとおりで、大きな可能性をLotus Notes 8に感じました。
Lotus Notes/Domino 8についは具体的な機能やアドバンテージの紹介はとても入りきらないために、具体的な内容は個々のセッションになっています。改めてご紹介できればと思います。 |
冒頭のメッセージでも、Lotus Sametime の記録的な好調さがアピールされました。Lotus Sametime 7.5 販売開始以降だけをみても、新規ライセンス出荷は既に100万以上、Lotus Sametime Connect クライアントが 7.5からLotus Expeditor ベースになったことで機能拡張や活用のスピードが加速しています。ビデオを組み合わせたチャットや、複数のチャットを単一のウィンドウ内で行うといったものから、VoIP テレフォニー連携などが次々とでデモンストレーションされました。
業務にリアルタイムコミュニケーションを取り込むことで、より高い生産性・コラボレーションを実現できるかがビジネス面で重要になっています。様々なワークスタイルの中でもリアルタイムコミュニケーションを実現できるところに価値を見出している企業の担当者の声が紹介されていました。一方で、技術の面では、Lotus Expeditor が重要なキーワードになっていることは間違いありません。 |
Lotus Notes 8、Lotus Domino 8、Lotus Sametimeに続いて紹介されたのは新製品のひとつ“Lotus Quickr”。
情報の“Store” “Share” “Search” という課題を解決するツールであり、従来のLotus製品でいうとQuickPlaceと Domino Document Manager(Domino.Doc)、Sametimeを組み合わせたような位置づけになるかと思われますが、デモンストレーションを見ると部門間・企業間で簡単に情報を共有するためにはLotus Notes/Dominoよりも容易に利用できそうな印象です。
とはいえ、Lotus Notes/Domino無関係に存在するわけではなく、Personal Edition はこれまでのLotus Domino Web Accessのライセンスで利用可能であることや、Lotus Notes 上でファイルを添付したメールを作成した場合に Lotus Quickr 上に保存して共有することが可能であるなど、単独で導入しても、Lotus Notes/Dominoと組み合わせて利用しても使えるものになっています。Lotus Dominoを Web メール環境として利用しており、アプリケーション的な活用があまり進んでいないお客様などにも面白いかもしれません。 |
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続けてWebSphere Portal、そしてここまでに出た製品に共通する基盤技術・開発ツールの説明があり、コーディングなしで、マッシュアップでのアプリケーション開発などが紹介され、会場が大いに盛り上がりました。 |
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残り15分。ここであらためてMike Rhodin が登壇しました。“You”、“Me”、“Each other”が “Connect” される、との声に合わせて縦横に黄色い光線が交錯します。ゼネラル・セッションの最後にふたつ目の新製品“Lotus Connections”が発表されました。予告されていた“The industry's first “MySpace”-like, social software portfolio for business users”の正体です。
ただし、Web 2.0やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)については、それがビジネス・企業で役に立つのか? という疑問は当然あります。ステージ上でも無数の Web 2.0 関連キーワードが溢れ、“What will it do for my business?” という疑問文でプレゼンテーションがはじまります。Blog、プロファイル、Activity Tool、共有ブックマーク など、個々の機能はインターネットやLotus Notes 8などで実現されている機能ですが、すべてがビジネス利用を前提に組み合わされていることで--デモンストレーションでは、アジア地区に関するレポート作成のために必要な知識・情報を組織内の専門家のリンクやそのBlog、共有したホームページなどから自然に集めてくるだけでなく、その中で自分が見つけた情報が逆にシェアされる状態になって行きました--企業の中であるか、企業間であるかを問わず、新しい仕事の進め方やコミュニティの生成をイメージさせました。
以上、ゼネラル・セッションでは時間の制約もありこれらの製品について詳細な説明があったわけではありませんが、それぞれにデモンストレーションが含まれており、実際の画面を見ていると、単純に別々の製品ということではない技術や思想の一貫性を感じさせるものでした。紹介された製品が多いためにLotus Notes8、Lotus Domino 8に割かれた時間はそう長くはなかったのですが、熱狂的なLotus Notes ファンが多いLotusphere ゼネラル・セッションで、これらすべてのデモや発表に拍手が続いていたのは、Lotus Notes ファン以外の人たちも、自分と同じような一貫性を感じていたのではないでしょうか。
最後にLotus Award 2007の発表もあり、想像していた以上に盛りだくさんで、2時間があっという間のゼネラル・セッションでした。ゼネラル・セッションが終了し、会場全体でセッション・展示が始まりました。セッションの数は今日だけで70以上。明日・明後日はそれぞれ100以上のセッションが行われます。(Lotus Conectionsについては夕方に再度セッションも行われます)。次の現地レポートでは、それらのセッションの様子や会場の雰囲気をご紹介させていただきます。 |
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