などの発表が短いスピーチの中で随所に散りばめられていました。
最後に高らかなファンファーレのあと、中堅・中小市場向けの施策として、最近買収した企業の技術やSaaS(Software as a Service)対応を念頭においたLotus Foundations、bluehouseの発表が行われました。(主な発表はこちら(US))
「EMERGENCE(出現・台頭)」に込められたメッセージとは?
今回のゲストとして迎えられた Bob Costas(※1) はスポーツ・コメンテーターとしての自身の役割を引き合いに出して、次のように語りました。
過去の映像・戦績など、多種・多様化な情報を提供すること自体は容易である。ただそれだけでは、視聴者は十分な意味や価値を見出せない(ただ情報に溺れている)状況に陥る。背景事情(コンテクスト)を読み取り、あふれる情報をいかに紐解いて価値を届けるかが自身の重要な役割の1つである。
情報に溺れるのではなく、背景事情(コンテクスト)から洞察(インサイト)を得るという観点では皆様のビジネス環境でも同様といえる。
IBMのLotusソフトウェアがそれらの課題を解決するツールを提供していると理解している、と締めくくった。
Lotusブランドのビジネスは堅調。経営者層の懸念はコラボレーション
Lotusブランドの総責任者 Mike Rohdin(General Manager)は昨年のハイライトとして、前回の基調講演で約束したロードマップを遂行できたこと(予定通りの製品提供)、Lotusブランドのビジネスの堅調な伸び(9%)を、まずは強調し、そして次のように語りました。
今年は Lotusphere 全体への参加登録者数が多くなったため、ゼネラル・セッションを同一内容で2回行うという形態がとられました。
そのため、ゼネラル・セッションの待ち時間、あるいは終了後の時間にゼネラル・セッションと入れ違いで企画された特別講演が、今年の新しい試みとなる"LotuSalon"です。
18世紀 フランス パリのサロンのような自由闊達な議論がユーモアや楽しみの要素も交えて行える場というコンセプトが掲げられ、初回となる今年は「The Golden Age of the Geeks」というテーマでアメリカを代表するGeek(日本でいうオタク)3名をゲストに迎えての講演と質疑応答がなされました。
自らもオタク文化に造詣の深いCBSニュース 科学技術担当通信員 Daniel Siebergの軽妙な司会のもと、WebユーモアニストのZe Frank、オーディオ・ヴィジュアル アーティストのGolan Levin、ゲームデザイナーのJane McGonialの三氏が、これまで手がけた作品やプロジェクト、さらには歯に衣着せぬトークでそれぞれの持論を披露。
たとえば、「地球をサンドイッチする」と題した地球上のあちこちの地面にパンを置いた写真をWebで共有し場所を地図のWebアプリケーションで共有するというプロジェクトの紹介画像や、携帯電話数十台を一カ所に集めてタイミングをずらして呼び出しシンフォニーを奏でるという映像など、スクリーン上で次々と展開されるユーモアかつ奇妙な企画の数々に、会場内はひっきりなしに笑いに包まれていました。