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Lotus Spring Forum 2007 開催レポート

 


基調講演- Lotus の製品ポートフォリオと戦略(前半)  
基調講演- Lotus の製品ポートフォリオと戦略(後半)  
個別セッション  
展示・カタログブース  



2007年3月2日(金) 「いままでも、これからも、Lotusはビジネスの原動力。」と題して、日本IBM箱崎事業所にて Lotus Spring Forum 2007 を開催いたしました。
1月に米国フロリダ州オーランドで開催された Lotusphere 2007 の最新情報を中心としたセッション、展示に、700名近いお客様にご参加いただきました。
本レポートではこの Lotus Spring Forum 2007 の様子をお伝えいたします。
(Lotus Spring Forum は大阪でも開催いたしましたが、本レポートおよびセッション資料のダウンロードは東京の内容で作成しております)

基調講演- Lotus の製品ポートフォリオと戦略(前半)

基調講演と午後の一部のセッションは、会場の収容人数を越えるお客様にお集まりいただき、一部のお客様にサテライト会場にまわっていただくほどの盛況でした。
登壇した Lotus 事業部長 澤田千尋 は、まずこのように多くのお客様にお集まりいただいたことと、昨年の Lotus の好調なビジネスに関してご報告とお礼を述べる形で、 基調講演を開始しました。

まず初めに、Lotus の新製品と、これらを加えたポートフォリオからなる「5つの製品と共通・オープンなプラットフォーム・開発環境」の Lotus 戦略をご紹介いたしました。Lotus のミッションは"Empowering People=個人の生産性で組織を活性化"であり、この「5+1」によって、どのようなお客様にも(Lotus Notes/Domino をお使いでないお客様にも!!)最高のコラボレーション環境をお届けすることが可能となります。

Lotus の「5+1」の製品ポートフォリオ
Lotus の「5+1」の製品ポートフォリオ
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この「5+1」は今後の Lotus の重要なメッセージとなります。このそれぞれの製品(またはプラットフォーム)がお客様のビジネスにどのような価値をもたらすのか。基調講演はデモンストレーションを交えて、これらをご紹介させていただきました。

WebSphere Portal

澤田はまず、日本において「ポータル」がリンク集やフレームセットレベルの、"インフォメーション"のフロントエンドといったイメージになっている問題を指摘しました。
業務に役立つ、また、投資価値のあるポータルを実現するためには、「ポータル」を「業務プロセスに応じて必要な情報を必要な人に、抜け漏れなく提供する」ためのもの。バックエンドの様々なサービス、データをプレゼンテーション層で統合してユーザーに提供する「SOAのフロントエンド」として考えなければなりません。
また、そのような「ポータル」を実際にプレゼンテーション層でサービス化するための機能として "WebSphere Portlet Factory" のデモンストレーションを行いました。
"Dashboard Framework" コンポーネントを利用することで実現される、経営情報をグラフィカルに、直感的に把握できるようにユーザーに提供したポータル画面は、まさに午後の"【T-B2】 ビジネスイノベーション基盤としての企業ポータル" セッションで、より詳しく紹介していた「判断とアクションのためのポータル」です。

Lotus Notes/Domino 8.0

Lotus Spring Forum 2007 にご参加いただいたお客様の最大の関心は、やはり Lotus Notes/Domino 8.0 にあったようです。
午後の個別セッションや展示が予定されていましたので、基調講演の中では簡単なご紹介のみにとどまりましたが、Notes/Domino 8.0 の価値として澤田が挙げたのは以下の3点です。

  • 従来の Notes/Domino の延長としての機能・互換性
  • プロダクティビティ・ツールの同梱による、お客様のTCOへの貢献と新しい活用の可能性
  • JAVA コンポジット・アプリケーションによる高度な活用の実現

これらは、個々の新機能のご説明ではお伝えできない、Lotus Notes/Domino 8.0 がこれまでとどう違うのか、これからどうなっていくのか、を端的に示したメッセージでした。

Lotus Sametime

デモンストレーションのあと、プレゼンテーションの画面に、あるアンケート結果が映されました。
"国内のお客様でのIM(インスタント・メッセージ)の導入率 = 5.5%"
しかし、これは本当でしょうか? このアンケートは、企業の情報システム部門に対して行われたものです。一方、年代別のIMに関する利用状況や評価に関する別のアンケートでは、20〜30歳台のユーザーではIMが確実に浸透していることがわかります。
このようにして、情報システム部門が把握していないだけで、実は企業内でIMが利用されている、という状態は、IMのビジネス上の価値を最大化できない上に、管理・内部統制上の問題点ともなります。
ここに、企業・ビジネスのためのIMとしてのLotus Sametime の価値があります。

Lotus Expeditor

ここまでで「5+1」の「5」の中の製品を順に3つご紹介してきましたが、基調講演はここで「1」の方に移ります。
その理由は、直前の2つ、Lotus Notes 8 と Lotus Sametime のクライアントで利用されている技術、JAVAコンポジット・アプリケーションを実現するベースとなっているのが基盤である Lotus Expeditor (ロータス・エクスペダイター)だからです。
Lotus Expreditor は、今後の Lotus 製品を、オープンかつ拡張性のあるものとして保っていくための"核"となる技術です。Eclipse RCP を利用したものなので、今後お客様やビジネス・パートナー様が、Lotus Notes 8 や Lotus Sametime と同じようにその上で動くアプリケーションを作っていくことも可能となります。
クライアント・ミドルウェアであるこの Lotus Expeditor は、Lotus Notes/Domino 8.0 を理解するうえでも、また、それとは別に企業のIT基盤を考えていく上でも非常に重要なプラットフォームになります。
今回、会場の展示コーナーでも Lotus Expeditor の展示ブースをご用意しておりましたが、お客様が途切れることなく訪れていただけました。
Lotus Expeditor については午後の"【T-C2】 Lotus Notes 8 の新アーキテクチャーを支えるベース技術"のセッションで具体的に紹介いたしましたが、テクニカル・トラックの中で最も多くのお客様にご参加いただきました。

Lotus 事業部長 澤田千尋
Lotus 事業部長 澤田千尋
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満員の基調講演会場の様子
満員の基調講演会場の様子
 
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基調講演- Lotus の製品ポートフォリオと戦略(後半)

基盤技術である Lotus Expeditor のご紹介が終わりました。ここで、会場の雰囲気が少し変わりました。
ここからは、1月の Lotusphere 2007 で突如発表された今年半ばに出荷予定の新製品 "Lotus Quikr" (ロータス・クイッカー)と "Lotus Connections"の発表です。

Lotus Quickr

Lotus Quickr は、Lotus Notes/Domino のみならず、Windows 環境や Microsoft Office と組み合わせて利用できる、チームやプロジェクトでのファイル管理・情報共有ツールです。
Lotus Notes/Domino から利用した場合、メールの添付ファイルを Lotus Quickr に自動的に保存してそのリンクを知らせるなどのアクションで、メールでの送受信と個人での管理に依存したファイル管理の限界を克服できます。
これは、Lotus Notes/Domino の既存ユーザー様であれば、「うまく使えば、ちゃんと活用すれば」 Lotus Notes/Domino だけでもできたかもしれませんが、これを、自然に一般のユーザーに、あるいは、Lotus Notes/Domino を使っていないお客様にも提供できる点が、大きな価値となります。
ご利用中のメール環境での添付ファイルのやり取りにうんざりしているお客様には、注目の新製品と言えるでしょう。

Lotus Connections

さて、ここまでは技術者によるデモンストレーションを交えながら Lotus 事業部長 澤田が進めてきた基調講演でしたが、ここでスピーカーが交代します。
1月の Lotusphere 2007 での発表で、最も注目を浴びた、「企業・ビジネスのための SNS」をおつたえするために、IBM Corporation バイスプレジデント ソーシャルコンピューティング担当 ジェフ・シック が登壇します。
IBM Corporation バイスプレジデント ソーシャルコンピューティング担当 ジェフ・シック
IBM Corporation バイスプレジデント ソーシャルコンピューティング担当 ジェフ・シック
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Lotus Connections は1月の Lotusphere 2007 での発表以来、何度も新聞、雑誌、Web で記事となっていたものの、「企業・ビジネスのための SNS」というのがどういったものなのか、どのような価値を実現するのか、なかなか納得いかない、というお客様も多かったようです。
そのため、基調講演の中でも、Lotus Connections は最も長く時間を取って、ジェフ・シックがデモ・事例を交えてご紹介いたしました。

なぜ企業の中に SNS が必要なのでしょう〜
従来通りのビジネスを継続するためには、必要ではないかもしれません。ただし、ビジネスの形態が複雑化・高速化するなかで、従業員・パートナー・顧客が、それぞれ適切な相手を迅速に見つけること、さらには、いままで知らなかった相手とコラボレーションすることができなければ、イノベーションと成長は望めません。
そのために、企業がビジネスで使える SNS が必要なのです。
Lotus Connections を構成する5つのコンポーネント(プロフィール/コミュニティ/ブログ/ドッグ・イア(ソーシャル・ブックマーク)/アクティビティ)のご紹介よりも、これらが IBM の中ですでに稼働中であること、さらにはドイツ銀行様、Sprint社様での事例が、ビジネス上の価値をよりイメージしていただくヒントになったのではないでしょうか。

  • 個人の強化
  • 自信のある実行
  • タスクを迅速に完了
  • イノベーションによる成長

コンシューマー向けの SNS では、このような表現こそなされないかもしれませんが、参加者が未知の相手とコミュニティのなかで情報交換し、関心のある分野でこういった成果をあげています。これを企業内で活用しない手はありません。そのための Lotus Connections なのです。

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個別セッション

今回の Lotus Spring Forum 2007 では、予想を上回るお申し込みがあり、多くのセッションで早い段階から満員となってしまいました。
各セッション資料はダウンロードしてご覧いただけるようになっております。目的別のお薦めセッションは以下のとおりですので、是非ご覧ください。
個別セッション会場の様子
個別セッション会場の様子
 

今回の Lotus Spring Forum 2007 では、予想を上回るお申し込みがあり、多くのセッションで早い段階から満員となってしまいました。
各セッション資料はダウンロードしてご覧いただけるようになっております。目的別のお薦めセッションは以下のとおりですので、是非ご覧ください。
【T-Ax】、【T-Bx】 がビジネストラック、【T-Cx】 がテクニカルトラックとなっています。

企業・ビジネスに価値のある新しいソリューションをお求めのお客様
【T-B1】 エンタープライズSNSとユニファイド・コミュニケーションによる企業変革
【T-B2】 ビジネスイノベーション基盤としての企業ポータル
【T-C3】 企業で使う Lotus版 Web 2.0技術

Lotus Notes/Domino をもっとうまく活用していきたい、と思っているお客様
【T-A2】 経営力の前にLotus Notes/Dominoで社員力を組織力に
【T-B3】 だから Lotus Notesはやめられない

まずは手堅く Lotus Notes/Domino 7 にバージョンアップして使っていこう、というお客様
【T-C4】 Lotus Notes/Domino 7 移行事例とTips
【T-B4】 Lotus Notes/Domino、 IBM関連製品で実現する内部統制支援

とにかく Lotus Notes/Domino 8 のことが知りたい、というお客様
【T-A1】 Lotus Notes 8がもたらすクライアント新時代
【T-C1】 Lotus Notes 8 とJavaの世界を融合する新しいアプリケーション開発
【T-C2】 Lotus Notes 8 の新アーキテクチャーを支えるベース技術

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展示・カタログブース

展示ブースには Lotus Notes/Domino 8、Lotus Sametime 7.5、Lotus Expeditor 6.1 の実機を用意して説明員がご説明させていただき、非常に多くのお客様にご利用いただきました。
また、カタログコーナーには、IBM のカタログだけでなく、Lotus Notes/Domino 上で稼働するアプリケーションをお持ちのビジネス・パートナー様のカタログが用意されており、興味のあるソリューションのカタログを選んでいるお客様が大勢いらっしゃいました。やはり、「メールと掲示板」ではなく、こういった業務アプリケーションまで利用できるのが Lotus Notes/Domino の特長です。

夏に開催予定の Lotus Day 2007 では、より多くのセッション・展示をご用意してお待ちしております。是非ご参加ください。

展示コーナーの様子
展示コーナーの様子
 
カタログコーナーの様子
カタログコーナーの様子
 
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