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Lotus Notes/Domino 7.0
IBM Lotus Domino Designer 7.0の新機能
Lotus Domino Designer 7の特長は主に3つあります。
1. ストレージとしてのDB2サポートに伴う機能拡張
2. より自由度が高く、効率を高める設計機能
3. Webサービスへの対応
ストレージとしてのDB2サポートに伴う機能拡張
Lotus Domino 7よりデータストレージの形態として従来のNSFのファイル形式に加え、DB2を選択できるようになりました。(*1) DB2をストレージにして設計する場合でも、従来のNSFを用いて設計する場合でも、設計者は殆ど意識する必要はありません。(*2) 通常の設計機能に加えて、RDBMSをストレージとして使用するメリットを生かすためにDB2 AccessビューとDB2 Queryビューの2つの機能を加えました。
DB2 AccessビューはDB2内に格納したDominoデータベースをDB2クライアントからアクセスできるようにするための機能です。DB2を利用した格納方式ではデータはバイナリーとして登録されているため、事実上DB2クライアントをとおして他のアプリケーションから利用することはできません。この機能を使用してDB2のビューを作成すれば容易にアクセス可能です。設計時には設計の妥当性を検証する機能が付属していますので、論理的に誤ったビューの作成を防ぐことが可能です。
フィールドを選択してDB2用のビューを作成できます。
DB2 Queryビューはビューの選択式でSQLを使い、DB2に格納されたデータベースにアクセスする機能です。これまでの選択式に加えてSQLによるテーブルアクセスが可能ですので、Lotus Notesのビューの表現力が増します。さらにテーブル結合やソートに加え@Promptによる条件を付加したSQLを記述することができます。
2つのデータベース(テーブル)をJoinさせてクエリーした結果です。
*1 このDB2へのデータ格納機能は7.0の初回リリースでは通常サポート対象外とさせていただきます。次回以降のメンテナンス・リリースでサポートされる予定です。詳細は後日発表させていただきます。
*2 DB2をストレージとして選択した場合には、リッチテキストフィールドが使えないなどの一部制限があります。(詳細は製品付属のヘルプファイルをご覧ください。
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より自由度が高く、効率を高める設計機能
自動保存機能
Notes 7から自動保存機能が加わりました。この機能は、プリファレンスで設定した任意の時間間隔で編集途中のページ内容のバックアップを取る機能です。万一OSやNotesクライアントがクラッシュした場合には、Notesクライアントの再起動時に復元することができます。この機能はデフォルトではオフになっていますが、フォームの設計プロパティーボックスでオンにすることにより利用できます。
フィールドの入力可/不可制御
文書編集画面で一部のフィールドだけをグレーアウトして入力禁止することができるようになりました。フィールドのメソッドに条件式を記すことで制御が可能です。対象となるフィールドタイプは、テキスト、名前、ダイアログリスト、ラジオボタン、チェックボックスです。
設計画面で条件を設定
グレーアウトされているのが分かります。
右クリックメニューの追加機能
アクションのプロパティーボックスで、右クリックメニューをビューに表示させるか否かの設定ができるようになりました。
チェックを入れると、ビュー上で右クリックした際にメニューに表示されます。
ビューの共有列機能
複数のビューで同じ表示をさせる列がある場合には、共有列機能を使って集中的に管理が可能になりました。これにより、設計変更があった場合には一箇所の修正だけで、複数のビューの設計を速やかかつ間違いなく更新できるようになります。
設計ビューから設計名を直接編集可能に
フォーム名やビュー名など各種設計要素名を変更するには、これまで一旦設計画面を開いた上でプロパティーボックスで編集する必要がありました。Lotus Domino Designer 7では設計画面を表示する必要はなくなり、設計要素の一覧 (ビュー) から直接編集できるようになりました。
LotusScriptデバッガ切り替え
デバッガの切り替えはこれまでメニューを通してのみ操作可能でした。頻繁にオン/オフを切り替える場合には繁雑な作業を強いられてきましたが、Lotus Domino Designer 7ではツールバーアイコンにデバッガの切り替え用アイコンが追加され、素早く操作できるようになりました。
Javaコードのデバッグ機能の強化
デバッグ情報を含めた形でJavaコードをコンパイルする機能が付加され、Eclipse に似たJava デバッグが可能になりました。また、Javaデバッグの際に使用するポート番号を設定できるようになりました。[ファイル] - [ツール] に設定メニューがあります。
エージェントプロフィール機能
エージェントの実行結果を容易に計測できるようになりました。エージェントのプロパティーでプロフィール機能を有効にすると、[エージェント] - [プロファイル結果の表示]で結果を確認できます。
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Webサービスへの対応
設計要素の一つとしてWebサービスが加わりました。Lotus Domino ServerにApache Axis SOAPエンジンを搭載し、Webサービスのフロントエンド部分の処理が不要になりました。これにより、開発者はビジネスロジックに専念することができます。Lotus DominoのWebサービスの特長として、ビジネスロジックの記述にJavaに加えてLotusScriptが使えることです。慣れた開発言語で開発効率を向上できます。
Lotus Domino 7におけるWebサービスの処理の流れ
Lotus Domino Designer 7ではWSDLのインポート、エキスポートが可能であり、インポート時には必要なコードを自動的に生成します。また、作成したWebサービスが正しく公開されているかを確認する検証機能も付属しています。
Webサービスのプログラミング画面
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