インターネットソフトウェア事業部 小崎光義氏
バンキングシステム開発本部 石田智之氏
日本電気株式会社(以下、NEC)では2003年5月から稼働している八千代銀行の勘定系システムの開発を担当した。その際に金融機関向けオープン勘定系ソリューション「Banking Web21」を適用。国内の銀行が勘定系に採用したオープン・システムとしては最大級のものだ。開発プロジェクト自体も非常に大規模であった。
開発体制の特徴は2つ:
- 銀行業務を熟知するベテランSEが担当する業務設計には構造化設計を適用し、実装設計はOO(Object-Oriented)で行う
- グローバルな開発体制。
製造・評価は中国とインドの5社へ発注し、基盤設計は米国子会社が担当。保守も中国・インドの企業に委託。
また上記のような開発体制を実現させるために必要なことは以下の2つ:
- 構造化設計からOO(Object-Oriented)設計へのマッピングのスムーズな移行
- 海外サイトを積極活用するために開発の自動化や標準化の徹底
NECでは上記のオフショア開発のクリティカルな問題を解決するために、「Rational ClearCase」と「Rational ClearQuest」を活用したUCM(Unified Chaneg Management)システムを導入し、オフショアかつ大規模プロジェクトの問題点を克服していった。
また「Rational Rose」を活用することにより、構造化設計からOO(Object -Oriented)設計への橋渡しも容易に実現でき、開発の破綻を防ぐことができた。
