ビジネスイノベーション本部 堂山真一担当部長
Rational Unified Process(RUP)の導入は、社長の強力なリーダーシップの下で推進されている。
RUP導入の目的を、単なる現場の効率改善ではなく、経営課題と捉えているからだ。
専門家意識を持つ人材の育成や、プロジェクト破綻のリスク・ヘッジ、プロジェクト間の比較・評価などに役立つツールとしてRUPを活用する。
全社で標準採用すれば、プロジェクトの枠を越えて技術者を動的に割り当てられる。分析や設計といった専門チームの技術者を横断的に配置して、生産性と品質向上を図ることもできる。
- RUP導入の背景には反復型開発の蓄積があった
「昨日今日、流行りの技術だから」と飛びついたわけではない。反復開発の導入は、10年以上も前からの、局用交換機のソフト開発における試行錯誤を経てたどり着いた結果なのだ。
- RUPは魔法ではない根付かせる努力が必須
RUPの導入・普及にあたって重要なのは、トップダウンの施策、そして社内の説得と理解だ。新入社員向けの入門資格から、最上級のコンサルタント資格まで順次ステップアップしていく社内認定制度を策定。全社的な支援策で根付かせる努力が不可欠だ。
