サントリー情報システム事業部
情報システム部 片山隆課長
情報システム事業部が経営サイドから求められたのは、「コスト革新」と「変化への柔軟な対応」だった。開発のスピードを上げながら、同時にコストを抑え、 安定した品質を維持し、生産性を向上させることが必須だった。
そこで2001年春、全面的にコンポーネントの再利用技術を適用することを決断。
レガシー・システムでの開発をすべてストップし、オープンなJ2EE環境でのシステム開発を始めた。
- 設計思想の標準化に四苦八苦集合研修でメンバーの意識を高める
コンポーネント・ベースの開発を進める上で、最も重要なのが標準化だ。
標準化の対象は、設計思想やポリシー、評価尺度からなる「方法論」と、ソフトウェア部品の粒度や再利用プロセスを含む「コンポーネント仕様」だ。 - RUPでコンポーネント仕様を標準化独自の開発プロセスも追加
一方コンポーネントの標準化について、Rational社の開発プロセス体系「Rational Unified Process」(RUP)をベースに、サントリー独自の開発プロセスを練り込んだプロジェクト標準工程図を作り上げた。 - コンポーネント・ビレッジからエクストラ・ネット経由でダウンロード
完成したコンポーネントをグループ会社で共有するため、エクストラ・ネット上にWebサイト「Component Village」を開設。コンポーネントはすべてEJBで実装し、ライセンスを管理している。アプリケーションを開発する際には、サイトにあるコンポーネント・カタログからダウンロード。
