ソフトウェア開発がビジネスの中核になっていきている今、ソフトウェア開発は大規模化し、国内・国外に分散されたチームによる開発が行われつつあります。これまでの個々の開発者の生産性を向上するだけではなく、法令や規制を遵守しながら、地域・人・プロセスとつなぎ、開発と運用チームをつなぐためのツールとプロセスが求められています。
IBM® Rational® Software Development Platformのチーム製品は、開発-テスト-デプロイ間の垣根をとりはらい、ソフトウェア開発におけるガバナンスを実現するためのテクノロジーとフレームワークを提供します。ライフサイクルの自動化とトレーサビリティー、構成が可能なテスト・ワークフロー、そして地理的に分散されたチームへのサポートが向上することにより、お客様が価値の管理・柔軟性のある開発・リスクと変更のコントロールをよりよく行う - IBM Rationalでは、これらを実現するために必要となるガバナンス・プラットフォームを提供します。
開発と運用をつなぐ
IBM Rational ClearQuest®とIBM Rational ClearCase®の新機能:ビルドとデプロイの管理
新しくIBM Rational ClearQuest®のIBM Rational Build Forgeが連携することによって、詳細なビルド情報を自動的に生成、更新することができます。これにより、監査に必要な詳細な記録や、広範囲のトレーサビリティーを確保することが可能とります。また、IBM Rational ClearCase ®やIBM Rational ClearQuestは、IBM Tivoli® Provisioning Managerと連携することができます。この連携によって、ソースコードのレポジトリーから直接承認されたビルド・ファイルをさまざまなテスト環境や、本番環境にデプロイすることが可能となります。
注 : IBM Rational Build Forge は、2006年6月7日時点で日本での営業活動を行っていません。
地域・人・プロセスをつなぐ
Rational ClearQuest の新機能 : 分散されたチームをつなぐテスト管理
Rational ClearQuest V7では、テストの計画から、実行、テスト結果の記録をキャプチャーし分析を行うといった一連のテスト・アクティビティを含んだワークフロー管理が拡張されました。テスト計画やテスト・ケースは、ビジネス・プロセスにより適合するよう定義し、カストマイズすることができます。これらの新機能は、IBM Rationalが提供するテストツールや、Eclipse/TPTP フレームワークがサポートされているその他のテストツールとの連携が可能となります。IBM Rationalはテストチームに対し、障害管理、テスト管理と自動または手動によるソフトウェアの機能テストを実現するための新オファリング IBM Rational ClearQuest and Functional Testingにより機能テストの完結したソリューションを提供します。
その他、IBM Rational ソフトウェア品質群の開発者向けテストソリューションに対しても拡張が行われています。
- IBM Rational PurifyPlus Family V7.0: 早く、そして信頼性が高い高品質のコードを作成するデベロッパーやテスターを対象に、Rational PurifyPlusではランタイム分析を提供します。V7.0 では、Visual Studio® 2005のアプリケーション、Java 5 アプリケーションをサポートします。また、AIX® 5.3, Solaris 10 および Linux 64 ビットのサポートが追加されました。
- IBM Rational Test RealTime V7.0: 組み込みやパーベーシブ・コンピューティングを対象としたコードを作成するデベロッパーやテスターを対象に、Rational Test RealTimeでは、クロスプラットフォームのコンポーネント・テストとランタイム分析のソリューションを提供します。Version 7では、Cや C++用のLinux on IBM System z プラットフォームをサポート、C用の新規コードレビューや、Eclipse 3.1へのプラグインのサポートが追加となりました。
IBM Rational ClearQuest, IBM Rational ClearCase やIBM Rational RequisitePro®のグローバル開発促進に向けた機能
Rational ClearQuest では、点在しているチームからの要求と、デプロイされるコードベース間の関連付けを強化し、グローバル規模でのトレーサビリティーを確保します。Rational ClearQuestとRational RequisitePro間の連携が強化されることにより、要求に関する成果物を直接ClearQuestのデータベースに保管することができます。 IBM Rational ClearCase MultiSite®とIBM Rational ClearQuest MultiSiteの使用により、すべての開発に関わる成果物に対してトレーサビリティーを確立することができ、世界中に分散された多数の開発チームによる成果物の同期をとることができます。
Rational Rose/XDE 製品の営業活動終了
今回の発表と同時にRational Rose/XDE製品群が2006年9月29日付をもって営業活動が終了、2007年9月30日をもってサポートを終了いたします。Rational Rose ファミリーの機能は、Rational Rose V7 ファミリーに継承されます。
パートナー製品によるIBM Software Development Platformのサポート
IBM ビジネス・パートナーによりIBM Software Development Platform のコンプライアンス・サポートが拡張され、分散されたチームに対するテスト管理の統合や柔軟性の拡張が提供されています。
各社の製品については、こちら(US)をご参照ください
注 : パートナー製品に関しては、日本で提供されていない製品も含まれています。
