IT ライフサイクルにおける必須事項
多くのIT組織では開発(ビルド)プロセスとデプロイのプロセスを明確に規定していないため、次善の策としてテスト環境、ステージング環境、運用環境といった工程に応じた複数の環境を作っています。しかし、これはエラーを起こしやすい環境です。
IT組織にとって、分断された開発チームと運用チームのギャップを埋めるための手法は存在するのでしょうか?
要求が厳しく、そして複雑になってきている環境において、開発チームと運用チームは、アプリケーションのデプロイの成功と関連資産のセキュリティーの確保が求められています。デプロイ時におけるエラーは、アプリケーションの手戻り作業やシステム停止期間を招く結果となり、その結果、企業の利益や中核となるビジネスそのものに重大な影響を及ぼす可能性があります。統制がされていない状態では、品質、監査能力、規制要件を守るための継続的なデプロイ・プロセスの確立が損なわれてしまいます。
「デプロイの促進」には、アプリケーションのデプロイに要する時間の短縮、ソフトウェアの変更とプロモーションを実施するプロセスにおける信頼性と監査能力の向上、デプロイ作業にかかわる人的エラーが発生する可能性の低減を組織的におこなうことが必須要件となります。例えば、
- サーバー・プロビジョニングとアプリケーションのデプロイを自動化することにより、エラーを低減し、手動によるシステム構成とアプリケーションのデプロイに関連したコストを削減する。
- ソフトウェアのリリースを追跡することにより、ビルドを容易に再作成し、正しい開発ビルドを本番へ確実に移行できるようにする。
- バージョン管理下におけるビルドのプロモーション・エラーを低減し、テスト環境から本番環境への移行の精度を向上する。これにより、システム停止により引き起こされる利益損失を最小限に抑える。
- 監査能力を持ち、法規制などのコンプライアンスに準拠するために、ビルドのプロモーションを行うための手法を規定し、リリースのプロモーション・プロセスを形式化する。
IBMのIT ライフサイクル・ソリューションにおける「デプロイの促進」により、これらの要求を満たし、以下の点を実現することが可能となります。
プロジェクト・マネジャーにとっては:
デプロイを自動化することにより、プロジェクト・メンバーの労働コストを削減し、より戦略的なタスクにリソースを再配置することができます。また、標準となる要求を満たすために、監査能力をもったリリースのプロモーション・プロセスを定着させることにより、コンプライアンス戦略を強化できます。
テスターにとっては:
テスト環境のプロビジョニングを自動化しプロビジョニングに要する時間を短縮することで、アプリケーションのテストと検証により多くの時間を費やすことができます。
デプロイ管理者にとっては:
リリースのデプロイを追跡することにより、どのビルドがデプロイされたかを容易に特定できることが可能となります。また、同一のビルドを必要に応じて複数のサーバーに再デプロイすることが可能となるため、効率性を高めることができます。
IT部門管理者にとっては:
アプリケーションのデプロイ・エラーを削減し可用性と応答性を高めることにより、サービス・レベルをさらに高めることが可能となります。
「デプロイの促進」を実現するために、弊社では以下の製品をご提供しています。詳細については、営業担当員にお問い合わせください。
ソフトウェアのデプロイおよびエンタープライズ全体にわたるハードウェアとソフトウェア構成をトラッキングする統合ソリューションを提供します。
