IT ライフサイクルにおける必須事項
複数のITプロジェクトが同時進行している中では、プロジェクトの進行状況がそれぞれ異なります。その中で、リソース(資金、人材、ハードウェアなど)は限られ、限られているからこそ、そのリソースを有効に割り当てたいという要求が常に存在しています。
この複雑な状況下でリソースの優先付け、再配置、統制などをどのように管理すればよいのでしょうか?
ITリーダーは多大なプロジェクト・ポートフォリオの管理を求められています。それぞれのプロジェクトには固有のハードウェア・ソフトウェア・人材に対して異なる要求があります。その一方で、リーダーは運用を効率化し、より良くITとビジネスを整合していかなければなりません。このため、リーダーはプロジェクトを優先順位付けし、適切なリソースの割り当てを行うための幅広い見識を持った上で意思決定を行うことが必要です。
「IT ガバナンス」には、投資を最適化するためのポートフォリオ、開発プロジェクト、運用業務を組織全般にわたって効率的に管理することが必須要件となります。例えば、
- IT投資をビジネス目標に沿って優先順位付けする。
- 需要、リソース、財務、品質などの主要な指標をリアルタイムに取得することによって、IT投資に対するアカウンタビリティーとコスト管理を確かなものにする。
- ソフトウェア開発プロジェクトの進捗と品質に関する指標を可視化し、コストやスケジュールに対して潜在的に影響を及ぼす傾向を把握する。
- コストに特化したダッシュボードを表示し、主要なビジネス・システムとサービス・レベルがコンプライアンス上問題ないことを可視化することにより、違反に対して迅速な対応をとれるようにする。
IBMのIT ライフサイクル・ソリューションにおける「IT ガバナンス」によって、これらの要求を満たし、以下の点を実現することが可能となります。
CIOにとっては:
ポートフォリオ、開発プロジェクト、運用業務を可視化することにより、予期せぬコスト超過や優先順位の低いプロジェクトへの過剰な投資を防ぐことができます。
ITマネジャーにとっては:
ITサービス・デリバリーの問題を事前に特定することにより、システム停止による生産性の低下や収入損失が起こらないようサービス・レベル維持対策を講じることができます。また、ITインフラストラクチャーの障害が及ぼすビジネス的な影響を迅速に特定できます。ITの修正に優先順位を付けることで、ビジネス上の重要な項目を実行しているシステムの稼働時間を最大にすることができます。
アプリケーション開発マネジャーにとっては:
ソフトウェア開発プロジェクト状況の全体像を把握することにより、プロジェクトをスケジュールどおりに進めることができます。
プロジェクト・マネジャーおよび上級意思決定者にとっては:
入手したスケジュール、財務、リソース、開発プロジェクトのデータを参照し、リアルタイムな意思決定を行うことによって、プロジェクトの予算とスケジュールの維持が可能になります。
「IT ガバナンス」を実現するために、IBMでは以下の製品をご提供しています。詳細については、営業担当員にお問い合わせください。
単一コンソール上で複数のビジネス・システムのアベイラビリティー管理を実現します。ビジネス的な視点でリソースのアベイラビリティーを障害管理データと結び付け、変更管理の実施をビジネスへの影響に基づいて優先順位付けできるようになります。
サービス・デリバリーを顧客のニーズに合わせるためのプロアクティブなサービス・レベル管理を実現します。サービス・レベル目標の定義プロセスを単純化するとともに、サービス・レベル契約の評価プロセスを自動化します。
