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AIXにおけるJCE 1.2.1の証明書の期限切れ問題について (pSeries-05-006) 作成日: 2005年7月28日 更新日: 2006年5月16日 | IBMの実装であるIBMJCE 1.2.1 では証明書の有効期限が2006年5月19日6時59分 (日本標準時) に設定されているため有効期限切れの問題が発生します。 | 2006年5月8日更新しました。 updateがありましたら随時更新致します。
概要: 7月8日、JPCERTにJCE 1.2.1 の証明書期限切れに関する注意喚起が掲載されました。 http://www.ipa.go.jp/security/vuln/20050708_jce.html
サン・マイクロシステムズ社の提供しているJCE 1.2.1についてJarファイルの署名に使われる証明書が2005年7月28日に有効期限切れになります。 IBMでは、IBM製品に付属するJava実行環境にサン・マイクロシステムズ社のJCE 1.2.1 を組み込んでいないため、2005年7月28日に問題が発生することはありません。 しかし、IBMの実装であるIBMJCE 1.2.1 では証明書の有効期限が2006年5月19日6時59分 (日本標準時) に設定されているため有効期限切れの問題が発生します。
JCE1.2.1はJDK1.3以前のオプションパッケージ(Java security tools)の一部で、下記ファイルセットが該当します。
【JDK1.3.0の場合】 Java130.jce-us
【JDK1.3.1の場合】 Java131.ext.security.jce-us(32bit版) Java13_64.ext.security.jce-us(64bit版)
ただし、IBM JCEで今回の問題が発生するのはBuildDateが040219より古いJCEです。 以下の方法で確認してください。
IBM JCEのビルドレベルの確認方法
ご使用になっているJDK,JREのインストールディレクトリの下の /jre/lib/ext/ibmjcefw.jar からMANIFEST.MFファイルを以下のように抽出します。
jar -xvf ibmjcefw.jar META-INF
実行すると以下のメッセージが表示されます。
META-INF/MANIFEST.MF が抽出されました。 META-INF/IBMPROVI.SF が抽出されました。 META-INF/IBMPROVI.DSA が抽出されました。
ここで作成されるMETA-INFディレクトリの下のMANIFEST.MFファイルにBuild情報があります。
対応方法
JCEのBuildを040219以降にしてください。
以下URLからJava security toolsの最新のファイルセットをダウンロードすることができます。 Java security toolsファイルセットを更新することによってJCEのBuildを040219以降にすることができます。
http://www-128.ibm.com/developerworks/java/jdk/aix/service.html
FAQ
-更新方法は? installpコマンドもしくはsmitから該当ファイルセットを更新してください。
-JDK1.2では問題ないのか? IBM JDK1.2にはJava security toolsというオプションのファイルセットが存在しないので、AIXからファイルセットとして導入された JDK1.2に関してはこの問題には当てはまりません。 ただし、ミドルウェアに同梱され導入されたJDK1.2に関してはこの限りではありませんので、ミドルウェアでの対応を実施してください。
-いくつかのJDKがOS内に存在するようだが、すべてのJDKに対して対策が必要か? 必要です。 JDKはミドルウェアに同梱されているもがありますし、いくつかのバージョンのJDKを導入して共存して使用することも可能ですので、 OS内に複数のJDKが存在している可能性はあります。 導入されているJDKすべてに対して該当するかどうかを確認し、ミドルウェアに同梱されているのもはミドルウェアでの対応を、 AIX上で導入したJDKであればファイルセットの更新による対応を実施してください。
-Current versionのJCE1.2.1の証明書が切れることによる問題の再発はないのか? Build Dateが04219以降のJCE1.2.1では証明書の期限を無視するように修正されました。 従って、証明書の有効期限切れによる問題は生じません。
※JCEとは,暗号化や電子署名の機能を提供するライブラリ・モジュールで、JDK 1.4以降ではJ2SEの標準パッケージに含まれますが、それ以前はオプション・ライブラリとして提供されていました。今回警告されたのは,オプションとして提供されていたJCE 1.2.1です。JDK 1.4以降に含まれるJCEは影響を受けません。

文書情報 有効期限: 2008年7月28日 資料番号: pSeries-05-006 本コーナーは、お客様の問題解決のためのヒントとしてご利用ください。 本コーナーの記載内容は、お客様固有の問題に対し、適切であるかどうか、また、正確であるかどうかは十分検証されていません。 結果について、いかなる保証も責任も負いかねますので、あらかじめご了承ください。 |
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