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- POINT1:ITシステムの管理は財務会計系だけで十分?
- POINT2:それぞれの担当部分で管理しているから大丈夫?
- POINT3:管理モニタは管理技術者だけのもの?
- POINT4:技術者の張り付き状態はあたりまえ!?
- POINT5:ITシステムの管理は何も生み出さない?
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みなさん、こんにちは。
最近、「ITガバナンス」といった言葉をよく耳にします。法整備や市場の変化等に対応するために内部統制が求められており、それを適正かつ簡単に強化するには、ITの活用はもちろん、ITシステムそのものの管理=ITガバナンスが欠かせないからなのです。
しかし、近年の急速なIT化で、企業のITシステムの多くはつぎはぎ状態。管理が十分できていなかったり、多くの手間と高額なコストがかかったりしているようです。
そこで、管理を一元化し「問題が目に見えたら」どうでしょう?きっと、もっと低コストで簡単にITシステムの管理が実現できると思いませんか?
本講座では、その方法についてご紹介していきたいと思います。

POINT1:ITシステムの管理は財務会計系だけで十分?
どのITシステムにもマネジメントが求められています。
ITガバナンスを強化するためには、ITシステムの的確な管理が不可欠です。特に、近年は日本版SOX法等の法整備が進んでいるためか、財務会計系などの基幹システム管理に注目が集まっています。
しかし、Webシステムをはじめ、輸送システムや社内システムなど、多くのシステムも「顧客満足度の向上」「TCO削減」「ROI(投資対効果)向上」などの観点から企業活動に欠かせないものであることは間違いありません。
たとえば、Webシステムに問題があれば、オンラインショップでお買い物をされるお客様の信頼を失うことになりますし、輸送システムや社内システムに問題があれば、余計なコストが発生したり業務の効率性が下がったりするでしょう。さらに各システムは連携して動いていますから、一箇所でトラブルが生じると、システム全体に影響を及ぼす可能性があります。
つまり、どんなシステムも的確な管理が行なわれなければ、TCOやROI、顧客満足度など、さまざまな面で企業全体に大きな影響を与えます。どんなシステムでもマネジメントする必要があるのです。
POINT2:それぞれの担当部分で管理しているから大丈夫?
システム全体を横断的に監視する必要があります。
システム管理で一番の障壁となっているのは、それぞれの担当者ごとにタテワリ管理されていることです。
そうした状況下では、何か問題が生じたときに原因がなかなか特定できません。各担当者は、自分の管理部分に問題があるとは思いませんから、責任者が関係するコンポーネント一つひとつを検証していくことになります。
こうした状況では、「見えない管理コスト」が発生し、ITシステムの運用管理に大きな負担となっています。
また、コストや時間が増大するだけでなく、対応がトラブル発生後になるという致命的な欠陥があります。
常時システムを横断的に管理できれば、少ない人数でも的確な管理が可能になり、トラブル発生時に迅速な対応ができることはもちろん、未然にトラブルの兆候を察知することができるようになります。


IBMの運用管理製品IBM Tivoli Monitoring なら、システム全体を一元管理することが可能です。IBM Tivoli Enterprise Portal (TEP) によって他のアプリケーション専用監視製品などと連携し、それぞれの監視結果をWebベースのコンソールに表示できます。一画面で全体を見渡すことができるので、包括的な監視が容易になります。
管理対象プラットフォームは、Windows、UnixのオープンシステムからSystem z(ホストシステム)まで対応。コンソールプラットフォーム、データベース、アプリケーションなど、各システムのあらゆる組み合わせをすべて統合して管理することができます。

コンソール(TEP)上では、グラフやチャート等のあらゆるパーツを必要に応じて容易にカスタマイズできるため、管理者自身で見やすい画面を構築できます。

IBM Tivoli MonitoringならIBM Tivoli Enterprise Portalの画面上で一元管理が可能
POINT3:管理モニタは管理技術者だけのもの?
だれもが理解できる画面で情報共有
システム管理用のモニタは、これまで管理技術者がチェックすることがほとんど。しかし、発見や分析に時間がかかったり、担当者が不在であったりすると一次対応すら困難でした。
しかし、視覚的なアラートが出たり、さらにはそのアラートに対する対処方法が表示されるたりするなど、問題が一目でわかる画面であれば、専門的な知識を持たなくても理解でき、迅速に対応できます。さらに情報や見せ方を自由にレイアウトできれば、使いやすさも向上するでしょう。
画面上からデータを取得して分析したり、用意されたレポーティングツールを利用したりすれば、問題対応だけでなく、将来的な施策を考える上で重要な資料となり、ビジネスユーザーへの説明も容易になります。熟練したエキスパートだけでなく、誰でも情報を共有できることで、トラブル時の対応だけでなく、将来的なリスクマネジメントにおいても協力し合いながら迅速に対応していくことができるでしょう。
なおコンソール(TEP)は、オペレーターごとの役割・権限に基づいて監視できる対象を設定したり、画面をカスタマイズしたりすることができ、セキュリティや効率性が考慮された仕様になっています。
「IBM Tivoli Monitoring」の管理画面例
【視覚的で判りやすく、アラート&対処法表示機能も】

グラフや図など、視覚的に表示させることができる。また、しきい値を超えた部分が強調されるなど、「目立つ」仕組みも完備。
【データを透過的に利用可能。分析等に再活用】

Tivoli Data Warehouseに格納された性能履歴データを、サービスレベル管理、キャパシティー・プランニングなど、様々な用途に再活用できる。
【ポータル・OSなどをすべて一元管理】

1つの画面上に管理データをレイアウトできる。重要度の高いものや気になるもの等を自由にマッピングして管理できる。
【レポート機能で簡単にレポーティング】

履歴レポート、パフォーマンス分析、傾向予測、ビジネス・インパクト分析などが活用できる。
POINT4:技術者の張り付き状態はあたりまえ?
管理者の負担を減らし、トラブルを未然に防止
いつ起きるかわからないトラブルに備えることは、管理担当者にとってはたいへんなストレスです。待機のためや、遠隔地への移動のためのコストもかかります。
しかし、ネットワークを通じてシステム全体を手元で一元管理できるようになれば、少ない人数や離れた場所であっても容易に管理ができるようになり、管理担当者の負担を大きく軽減できるでしょう。また、問題を検知して自動的に作動する仕組みがあれば、管理者の負担なく迅速にトラブルを回避することができます。
突然のトラブルに慌てるよりも、継続的な監視によって問題を未然に予見し、事前に改善するというサイクルの構築を目指したいもの。それが安定的なITシステムの運営につながります。

「IBM Tivoli Monitoring」では、Webベースの統合インターフェースが提供されるため、 どこからでも管理作業が可能。また、トラブルを検知すると担当者に通知するだけでなく、自動的に対応して障害を回避するよう、あらかじめ設定することができる。
POINT5:ITシステム管理は何も生み出さない?
ITシステム改善のPDCAサイクルの第一歩
ITシステムの管理というと、安定的にシステムを稼働させて行くことだけが目的のように思ってはいませんか? ポイント4でご紹介したように、トラブルを予期しそれに対応していくことを、さらに長期的な視野で考えてみてはいかがでしょう。
的確な管理は、トラブルからシステムを守るだけでなく、より将来を見据えて価値を高めていくことに大きく貢献することができます。
突然のトラブルに慌てるよりも、継続的な監視によって問題を未然に予見し、事前に改善するというサイクルの構築を目指したいもの。それが安定的なITシステムの運営につながります。

「IBM Tivoli Monitoring」は、ITILで必要とされているCMDB の機能を包含したTivoli Change and Configuration Management Databaseとシームレスに連携できます。
まとめ
いかがでしたか?
ITシステム管理はトラブル時の対応のためだけでなく、企業のサービス全体のガバナンスにも大きく貢献することがお分かりいただけましたでしょうか。それだけに、機能だけでなく長期的な視野に立ってツール選びを行いたいですね。下記に簡単にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
タテワリ・システムをうまく管理するために
【POINT 1】
どんなシステムにも管理は必要。どんなシステムにも対応できる方法を考える。
【POINT 2】
OSからアプリケーションまでシステム全体を横グシで一元管理できる仕組みを構築する。
【POINT 3】
管理技術者だけでなく、ビジネスユーザーにも理解できるインターフェースやレポートを用意する。
【POINT 4】
ネットワーク管理やトラブル時の自動アクション等、管理負荷を軽減する機能を有効に活用する。
【POINT 5】
ITシステムの運用管理における全体像を見据え、ITILなどのフレームワークを意識する。
NEWS
本記事の中でご紹介した「IBM Tivoli Monitoring 」は現在V6となっていますが、V5.0をリプレースなしで拡張することができます。また、Tivoli
Distributed Monitoring V3.7からは移行ツールが用意されており、簡便なアップグレードが可能。そのほか、多彩なファミリー製品が用意されているので、用途に応じて利用が可能です。
監視対象サーバ1台(1プロセッサー)あたりの参考価格 12万3270円~(税込)
※ソフトウェア・ライセンスのみの金額です。
(株)リクルート キーマンズネット 2006年12月8日掲載記事より転載
