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IBMが考えるシステム運用管理のあり方

ITプロセスの自動化と統合により、変化の激しいビジネス・ニーズに応えるシステム運用管理を実現

概要

IBM インフラストラクチャー管理ソリューションを使用することにより、IT 組織は自社のエンドツーエンド・プロセスを常に最大限効率化して、安全性とパフォーマンスに優れたアプリケーションを含む、柔軟で堅固なIT サービスを提供できます。お客様がビジネスで直面する問題や機会を予測し、それらを的確かつ自動的に感知して即応できるよう、IBM は広範なソリューション分野に対応しています。

IT 組織に対して高まる要求に応える

かつて、IT の主な用途は会計や給与計算などの舞台裏の機能を最適化することでした。今や、企業はIT 組織に対して、次のようなコア・ビジネス・プロセスを最適化することを求めています。

IT 組織は、ビジネス・プロセスを最適化し統合するという要件にどのように応えればよいのでしょうか。これは、「ビジネス・プロセスの動的ニーズに対処できるIT サービスを絶えず効率的に提供すること」が答えです。

どのIT 組織にとっても基本的課題となるのは、ビジネス・プロセスのサポートに必要なインフラストラクチャー管理ソリューションを自社に導入することです。従来、IT 組織はIT 資源の管理に集中していました。しかし、ビジネスの要求が高まるにつれて、サービス・レベル目標に応えるには、かなりの手作業とある程度のIT 管理が要求されるようになりました。さらにインフラストラクチャーが成長し、異機種混合が進むにつれ、このIT 管理手法では管理しきれなくなってきました。

企業は、IT サービスが、さらに効率のよい、効果的なビジネス・プロセスを提供することを求めています。

高まる要求に対応するために、IT 組織は自らのアクティビティーをプロセスとして構築しました。しかし、そうしたIT プロセスを公式に定義し、一貫し実行することが重要になってきています。IT 組織は、IT プロセスを効率的に管理し、ビジネスに必要なIT サービスを提供する方法、つまり、企業が来たるべきオンデマンド・ビジネスに次の一歩を踏み出すために必要な方法を求めています。

ビジネス・プロセスは、IT サービス、IT プロセス、およびIT 資産によってサポートされています。

このようなビジネスに対する要求が出てきた現在、IT 組織はIT プロセスを変換して、次のような課題に対処するための方法を求めています。


  1. 複雑さ。異機種混合資源(Web サーバー、アプリケーション・サーバー、統合ミドルウェア、レガシー・システムなど)の組み合わせが急速に増え、ますます複雑に互いに接続されるようになってきているため、IT プロセスはこれらを調整する必要があります。また、人材、知識、インフラストラクチャー資産、およびデータが保存されるIT 組織内で情報を連携、調整しなければなりません。IT プロセスの変換とは、IT インフラストラクチャーの土台となるアクションおよび最適化を調整できるようにIT プロセスを自動化することです。例えば、何らかのアクションを取る必要のある人のために、そのアクションが必要なときに、適切な情報を取得するといった具合です。この複雑さをさらに加速しているのが、高まりつつある複合アプリケーションの人気です。複合アプリケーションとは、複数の層、プラットフォーム、およびネットワーク間の橋渡しをするもので、複数のソースから情報とロジックを引き出す機能を備えています。この環境では、変化がもたらす結果を予測し、その影響を診断するのは難しくなります。
  2. 迅速かつ絶え間ない変化。市場のニーズとともにIT サービスも変化することを求められた場合、変化はますます予測しづらくなります。そのうえ、IT 要員が変化のスピードに対応するのはもはや限界です。つまり、人的資源を増やすのは、たとえ企業にその余裕があっても、妥当ではないのです。その代わりに、IT プロセスを自動化および統合して効率化を進め、ビジネスの変化に迅速に対応できるようにすることが必要です。

  3. 遵守。発生期にある法律と規制は、IT 組織に対して、IT プロセスを証明し、監査請求に応じることを求めています。こうした法律と規制が成熟し、考査されるにつれて、今後さらに変化が起きると考えられます。企業は、法律や規制を遵守しないわけにはいきません。企業方針を絶えずサポートするようにIT プロセスを自動化および統合することにより、IT 組織は変化に合わせて遵守要件に対応できます。

  4. コスト。IT 予算やスタッフを増やさずに管理能力を高めようとすると、IT 管理に要する費用と時間の比率はますます高まります。この傾向は長続きするものではありません。なぜならば、IT 組織にとって成長主導のビジネス要求を満たすのは容易ではないからです。しかし、IT プロセス内およびIT プロセス間を自動化し統合することにより、IT の効率化を図り、合理的で、即応力のある柔軟なサービスを提供できます。