この連載では、CICSおよびIMS上で稼働しているホスト・アプリケーションをSOA基盤に接続する最新アプローチ方法として、Service Component Architecture(SCA)に基づくEISバインディングを有するSCAインポートについて解説します。CICSやIMSは1960年代に登場して以来、現代に至るまでミッション・クリティカルな基幹業務を支えるホスト・ミドルウェアとして利用され続けています。すなわち、これらCICSやIMS上には企業における莫大なアプリケーション資産が蓄積されているといえますが、EISインポートはWebSphere Process ServerやWebSphere Enterprise Service BusなどのSCA実行環境からCICSやIMS上のアプリケーションにアクセスするための最新手法の一つです。当連載では、SCA環境におけるEISインポートの登場背景やその実装形態、既存アプリケーションに含まれるCOBOL構造体のビジネス・オブジェクト化、SCA QoS対応などについて解説する予定です。