給水装置製造の国内最大手、前澤給装工業株式会社(以下、前澤給装)では、個人情報保護対策、機密情報の漏えい対策として、データベースにIBM DB2® を採用したSecurity Data Box(開発:ユニバーサルソリューションシステムズ株式会社)を活用。ハードディスクに読み書きするのと同様の容易な操作で、エンドユーザーに負荷をかけることなく、強固なセキュリティーを実現しています。
前澤給装がSecurity Data Boxを採用する決め手になったのは、優れた操作性です。
「通常のハードディスクと同様の操作性で使えるというところが一番便利だと感じました。せっかく導入しても、実際に利用する社員が使いこなせなければ意味がありません。Security Data Boxは、導入すればいままで使っていたファイルサーバーと同様の感覚で誰でも使えますし、セキュリティーが施されている部分が一目で分かる部分も良かったです」(浅沼氏)
現在は総務・人事部門においてSecurity Data Boxを試験導入しており、稟議書や社内通達、社員データベースなどの情報を保管しています。
「使い慣れてくるにしたがって、社員から利用方法について提案が上がってくるようになりました。最初は稟議書からSecurity Data Boxに保管し始めたのですが、利用しているうちに社員から、社外に公表できない社内通達、社員の住所や社会保険データといった人事情報なども保管したいと提案を受けました。そういう声が上がってくること自体、このシステムが使い易く、部内に浸透している証だと言えるでしょう」(浅沼氏)
Security Data Boxでは、ファイルのアップロード・ダウンロードという煩わしい作業は一切不要です。接続フォルダはMicrosoft® Windowsのドライブの一つとして認識されるため、通常のPCのフォルダと同じ使用感で利用できます。この優れたユーザビリティーが、Security Data Boxの大きな特徴と言えます。
また、Security Data Boxにアクセスする際は、ユーザーによるコピー/プリントアウト/ハードコピー/エクセルとワードのアクセスに対するログを記録。不正アクセスの抑止力として、また、情報管理に関する監査もスムーズに行えます。
前澤給装では、将来的には、Security Data Boxの利用拡大も視野に入っているそうです。
「今後はできれば、基幹業務システムのデータを移管したいと考えています。また、お客様と直接接する営業部門や、CADデータなどを扱う設計部門にも実際に試用してもらい、使い勝手やコスト面を検証しようと思っています。いずれにせよ、拡大する方向にあることは間違いありません」(浅沼氏)
浅沼氏の言葉からは、Security Data Boxの導入効果に対する満足感が感じられます。社会的にも、今後ますます厳密な文書管理やデータ保護が求められるなかで、Security Data Box や、それを支えるDB2の果たす役割も大きくなっていきそうです。