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Deutsche Bank(ドイツ銀行)

ドイツ銀行のOS/390環境におけるTivoli Enterprise Software


掲載日 2002年8月27日

世界有数の銀行であるドイツ銀行は世界中の主要な金融市場で営業しており、ドイツ国内に1,572支店、680万の顧客、またスペインおよびイタリアにそれぞれ250以上の支店と50カ国以上に子会社を持ちます。 ドイツ銀行は預金の管理、ローン、為替・手形の振出し業務などのサービスだけでなく、企業や各種機関を対象にした投資サービス、資産管理、トランザクション・サービスなど多岐にわたる金融サービスを提供しています。



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お客様ニーズ


課題は24時間体制のオペレーションの保証

ドイツ銀行では過去何年もの間IBMのメインフレームを使用していました。OS/390®オペレーティング・システムで動作する23のメインフレーム・コンピューターのもと、60,000以上のPC、プリンター、ATM、および24時間ホームバンキング・サービスを網羅するバンキング・ネットワークが構築されていました。

国際化が進み、世界の金融市場の結びつきが強まる中で競争力を維持していくために、ドイツ銀行は世界各地で行う24時間体制のオペレーションを保証するためのシステムの自動化など、きわめて高いレベルの標準を保っていかなければなりません。ドイツ銀行はTivoli® NetView® for OS/390、System Automation for OS/390、AO Manager、Tivoli Operations Planning and ControlおよびTivoli Information/Managementを使って、システムの自動化およびネットワーク管理に継続的な投資を行っています。

ドイツ銀行は1991年にすでに自動システム・オペレーションという画期的なポリシーを導入しはじめました。さまざまな時間帯を考慮して、次々に増えていくアプリケーションを統合しなければなりませんでした。ATMやバンク・ステートメント・プリンタなどの顧客側のデバイスは24時間体制のオペレーションが前提になるため、OS/390サーバーを増やすことになりました。ドイツ銀行のインストール管理部門の責任者、Ralf Ettling 氏は「システム・メッセージが大量になったため、自動化の必要性が高まりました」と語っています。さらに「当社が独自で開発したNetmasterやその他の自動化ルーチンなどのツールではもはや対処できなくなっていたのです」と当時をふりかえります。

ドイツ銀行はシステム管理の自動化を徹底、バッチ・プロセス制御の最適化、および専門的な問題/変更管理というコンピューター・オペレーションに関して明確なターゲットを設定しました。1991年ドイツ銀行はAvailability and Operations(AO)Managerを採用し、コンピューター・センターのインフラストラクチャの監視、OS/390システム・コンソールの集中管理、自動エラー修正および通知の実施を始めました。

400万以上のシステム・メッセージをフィルターにかけ、OS/390システムおよびサブシステムを自動化するために、System Automation for OS/390およびTivoli NetView for OS/390が採用され、1994年までにすべてのOS/390コンピューターが中央管理されるようになりました。1990年から1994年の間に、スタッフの数は3分の1に減ったにもかかわらず、MIPS(Million Instructions Per Second)の割合は300%増加しました。

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ソリューション

ARGUS およびTivoli Enterprise Software

1993年ドイツ銀行は重要なシステム・メッセージを確実に配信する独自のソフトウェアを開発しました。現在ARGUS(Automatische Rechner-,Gerate und Systemuberwachung:-コンピューター、デバイスおよびシステムの自動モニタリング)が完全にIBMおよびTivoliの製品と統合され、各担当オペレーターに対して素早く警告が発動するようになっています。

結果、分散システムの環境下におけるTivoli自動化ツールや重要なビジネス・アプリケーションとネットワーク・コンポーネント用に内部で開発したモニター・ルーチンを含むすべてのOS/390システム環境から警告を発動することができるようになりました。

「個々のサブシステムが動作している、していないにかかわらず、エラー・メッセージを常に表示し配信する必要があるため、メインフレームとは別に稼動しているAO ManagerはARGUSの中で不可欠な要素です」とEttling氏は説明します。「警告はページャー、携帯電話あるいはファックスを使って24時間リアルタイムでオペレーターに送られます」(Ettling氏)。同時にこれらのメッセージはITサポートチームのオフィスにある大きなディスプレイに表示されます。


自動化されたバッチ・プロセス

バッチ・プロセスを実行するためには細心の注意を払って計画をたて、正確に管理しなければなりません。プロセスを実行した後に修正を加えるということは、オンライン・オペレーションの完全な停止を意味するため、絶対に避けなければなりません。ドイツ銀行は早くも1989年に、Tivoli Operations Planning and Controlを採用しました。この自動化コンポーネント、Tivoli NetView for OS/390とSystem Automation for OS/390のインターフェースにより、自動化プロセス全体のバッチコントロールが統合されました。

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導入効果

システムとネットワーク管理の結合

1996年、コンピューティング・センターの生産性向上に向けた最後のステップがSNAネットワーク管理からTivoli NetView for OS/390への完全に移行し、完了しました。これによりOS/390環境下でのシステム全体およびネットワーク管理が実現され、システム・エラーとユーザーからの苦情が激減しました。


完全なエンド・ツー・エンド管理

IBMのシステム管理製品からTivoliに移行したことにより、ドイツ銀行の自動化に関するポリシーが強化され、クライアント/サーバー構造も含め管理と自動化の統合が進められました。新しい課題はエンド・ツー・エンドの管理で、メインフレームからネットワークを経由してエンド・ユーザーのデスクトップまで単一のシステムで管理および制御することができることです。最も大事なのは、常に信頼できるサービスを期待するエンド・ユーザーです。

このようなサービスを提供するために主な前提条件となるのが、Tivoli NetView for OS/390、およびTivoli Management Frameworkへの統合、さらにTivoli Global Enterprise Managerおよび複数のプラットフォームにまたがる単一のユーザー・インターフェースなどの主要コンポーネントです。

TivoliによるUnisonの買収もドイツ銀行の戦略にあっています。すでにTivoli Maestro™は分散システム環境でバッチ・プロセスを制御しています。SAP/R3バッチ管理として承認を得ているTivoli Maestroは、Tivoli Operations Planning and Controlの中で理想的コンポーネントとしての役目を果たしており、包括的ソリューションを提供しています。

さらにTivoliはメインフレームとクライアント/サーバー・ネットワークでの相乗効果をあげるための次のステップにも着手しています。
Tivoli OS/390機能をTivoli Management Frameworkに移行。
Tivoli Management FrameworkからOS/390への移植(1998)
Tivoliマネージメント・ソフトウェア・アプリケーションからOS/390への移植(1999)



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お客様情報

お客様名: Deutsche Bank(ドイツ銀行)

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製品・技術情報

 ソフトウェア:
 
Tivoli NetView for OS/390 詳しくはこちら
 
Tivoli Management Framework 詳しくはこちら
 
Tivoli Global Enterprise Manager 詳しくはこちら
 
Tivoli Maestro 詳しくはこちら

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本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

IBM、IBMロゴ、NetView、Maestro、OS/390およびTivoli は、IBM Corporationの商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。
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