国際化が進み、世界の金融市場の結びつきが強まる中で競争力を維持していくために、ドイツ銀行は世界各地で行う24時間体制のオペレーションを保証するためのシステムの自動化など、きわめて高いレベルの標準を保っていかなければなりません。ドイツ銀行はTivoli® NetView® for OS/390、System Automation for OS/390、AO Manager、Tivoli Operations Planning and ControlおよびTivoli Information/Managementを使って、システムの自動化およびネットワーク管理に継続的な投資を行っています。
ドイツ銀行はシステム管理の自動化を徹底、バッチ・プロセス制御の最適化、および専門的な問題/変更管理というコンピューター・オペレーションに関して明確なターゲットを設定しました。1991年ドイツ銀行はAvailability and Operations(AO)Managerを採用し、コンピューター・センターのインフラストラクチャの監視、OS/390システム・コンソールの集中管理、自動エラー修正および通知の実施を始めました。
400万以上のシステム・メッセージをフィルターにかけ、OS/390システムおよびサブシステムを自動化するために、System Automation for OS/390およびTivoli NetView for OS/390が採用され、1994年までにすべてのOS/390コンピューターが中央管理されるようになりました。1990年から1994年の間に、スタッフの数は3分の1に減ったにもかかわらず、MIPS(Million Instructions Per Second)の割合は300%増加しました。
1993年ドイツ銀行は重要なシステム・メッセージを確実に配信する独自のソフトウェアを開発しました。現在ARGUS(Automatische Rechner-,Gerate und Systemuberwachung:-コンピューター、デバイスおよびシステムの自動モニタリング)が完全にIBMおよびTivoliの製品と統合され、各担当オペレーターに対して素早く警告が発動するようになっています。
バッチ・プロセスを実行するためには細心の注意を払って計画をたて、正確に管理しなければなりません。プロセスを実行した後に修正を加えるということは、オンライン・オペレーションの完全な停止を意味するため、絶対に避けなければなりません。ドイツ銀行は早くも1989年に、Tivoli Operations Planning and Controlを採用しました。この自動化コンポーネント、Tivoli NetView for OS/390とSystem Automation for OS/390のインターフェースにより、自動化プロセス全体のバッチコントロールが統合されました。
1996年、コンピューティング・センターの生産性向上に向けた最後のステップがSNAネットワーク管理からTivoli NetView for OS/390への完全に移行し、完了しました。これによりOS/390環境下でのシステム全体およびネットワーク管理が実現され、システム・エラーとユーザーからの苦情が激減しました。
このようなサービスを提供するために主な前提条件となるのが、Tivoli NetView for OS/390、およびTivoli Management Frameworkへの統合、さらにTivoli Global Enterprise Managerおよび複数のプラットフォームにまたがる単一のユーザー・インターフェースなどの主要コンポーネントです。
TivoliによるUnisonの買収もドイツ銀行の戦略にあっています。すでにTivoli Maestro™は分散システム環境でバッチ・プロセスを制御しています。SAP/R3バッチ管理として承認を得ているTivoli Maestroは、Tivoli Operations Planning and Controlの中で理想的コンポーネントとしての役目を果たしており、包括的ソリューションを提供しています。