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アートコーポレーション株式会社

R4.6からLotus Notes/Domino 6へ。処理効率も向上し基幹連携のお客様向けサービスも順調に稼働


掲載日 2003年5月21日

アートコーポレーション株式会社は、「アート引越センター」として1977年に創業して以来、電話番号を「0123」に統一する戦略やユニークなテレビCMなど、さまざまなアイディアや積極的な事業拡大策が次々に成功し、現在は年間380億円もの売上高を誇る引越業界の最大手です。

そのアートコーポレーションが2003年1月からLotus Notes/Domino 6およびLEI 6 for iSeriesを利用したシステムを本稼働させています。ここでは、出荷後まもなく、いち早くLotus Notes/Domino 6へのバージョンアップを果たした同社のLotus Notes/Domino活用事例を紹介することにしましょう。



お客様ニーズ ソリューション 導入効果

将来の展望 お客様情報 製品・技術情報

お客様ニーズ


基幹連携も含めてR4.1以来のLotus® Notes®活用

アートコーポレーションがアート引越センターから現在の社名に変更したのは1990年6月です。そのころから既にITの活用には本腰を入れており、同年には全国の支店・営業所間を結んで、どの拠点からでも顧客への見積データや契約内容などを参照できるような基幹システムが稼働していました。その基幹システムのプラットフォームだったAS/400®(現在のIBM eServer iSeries™)のバックアップマシンを利用して、1997年にはグループウェアのLotus Notesが導入されました。

当初、R4.1でメールや掲示板、それに簡単なワークフローアプリケーションから始まったLotus Notes利用も、その後、利用範囲の拡大やアプリケーションの拡張に合わせてバージョンアップを重ねて、2002年時点ではLotus Notes/Domino™ R4.6.7上で基幹システムとの連携や電子決裁のアプリケーションを実現し、社内外に向けたサービスを行っていました。

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ソリューション

社内での利用はLotus Notesクライアント、社外とのやり取りはWebブラウザーベースで、と明確な切り分けをしてLotus Notes/Dominoを利用しているアートコーポレーションですが、社外へのサービスとして大きな成果を上げているのが「ARTist2」と名付けられた企業向けの転勤・引越サービスです。ARTist2のサービスを同社が開始したのは1999年9月のこと。それまで約2年半のLotus Notes/Domino活用歴はあったものの、外向けのサービスをLotus Notes/Dominoで行ったのはARTist2が初めてのケースでした。

ARTist2は、法人契約している企業の社員で転勤することになった人がWebページで必要な情報を打ち込むことで、転勤や引越に関わるさまざまな費用の見積や、それにいたるまでの手続きなどのほか、必要であれば転勤先の住宅物件の紹介サービスまで受けることのできるシステムです。

アートコーポレーションのDominoシステム概要図

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導入効果

今回、話を聞いた同社管理部の情報システム課、広瀬雄司課長は「このシステムを使うことによって、転勤者本人のデータを簡単かつ正確にデータ化できるほかに、契約企業の総務・人事部門の業務負荷の軽減、さまざまな問い合わせとその応答に要していた電話・FAXなどの通信費の削減といったメリットがあります」と言います。もちろん、ARTist2のサーバーはアートコーポレーションのサーバーなので、契約企業は特別な情報投資を行う必要なく、転勤・引越関連業務のIT化が実現するわけです。

ARTist2のデモ画面

画面はARTist2のデモ画面ですが、引越見積依頼画面などの項目は、契約企業ごとに異なります。「それぞれの会社のニーズに合わせて個別にサービスを提供しているため、契約企業専用のDominoデータベースを立てて対応しており、したがって会社が違えばアクセス先のURLもパスワードも違ってきます」(広瀬氏)。2003年3月の時点で法人契約を交わしている内の100社を越える企業が利用しているということなので、それだけの数のDominoデータベースがARTist2の中に存在するわけです。ちなみに、ARTist2で入力されたデータは、iSeries上のRDBMSで管理します。Dominoと基幹システムとのデータ連携は、2000年8月から利用し始めたLEI(Lotus Notes Pump)を利用して行われています。

スムーズだった6への移行とそのメリット

さて、このARTist2を含めたアートコーポレーションのLotus Notes/Dominoシステムは、先に述べたように2003年初めから「6」にアップグレードしました。リリース後まもない移行作業でしたが、R4.6.7から6への移行の作業は、致命的なトラブルもなく、思いのほかスムーズに行えたそうです。「ずっと使っていたエージェントを一部修正したり、運用面でトラブルを回避したり…ということはありましたが、これといって困った事態にもいたらなかったのは、いままで素直なアプリケーションを作ってきたからでしょうね」と広瀬氏。

広瀬氏に6へのバージョンアップで感じたメリットを訊ねてみると、まず、クライアント‐サーバー間の送信データを圧縮して通信を行う「ネットワーク圧縮機能」を挙げてくださいました。ビューやフォームをたくさん使って複雑な作りになってしまっていたために、緩慢な動きになっていたある社内アプリケーションが、見違えるほどレスポンスが良くなったとのことです。

また、Domino 6に合わせて「6」にバージョンを上げたLEIが劇的なパフォーマンスアップとなっていることも、6システムの大きなベネフィットとなっています。ARTist2では、Dominoサーバーと基幹システムとの間で5‐10分間隔で同期を取っており、ある意味でかなりヘビーなシステムなのですが、「以前は、同期の処理が次のジョブの開始までに終わらないようなこともありましたが、6になってからはそういうことは皆無です。10倍かそれ以上のスピードではないかという感じがします」とのことです。


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将来の展望


すべての顧客企業に十全なサービスや対応をしていく

移行したLotus Notes/Domino 6で順調にサービスが提供できているとはいうものの、6になってまだ数カ月。広瀬氏によれば、6の新機能の詳細な検討はこれからです。例えば、ARTist2ですが、利用企業数が増えてきたために、すべての顧客企業に十全なサービスや対応をしていくための方策を考える必要が出てきているそうです。「仮に、100以上もあるデータベースのすべてに一斉に設計変更を行う必要が出てきたら、そのときはどうしたらいいか」と広瀬氏は言います。そのときには、6.0.1で実装されるシングル・コピー・テンプレート機能が有効でしょうが、そうした新機能を現行のシステムにどのように反映していくかということが今後のテーマということになりそうです。

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お客様情報

お客様名: アートコーポレーション株式会社
URL: http://www.the0123.com/

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製品・技術情報

 ソフトウェア:
Lotus Notes/Domino 詳しくはこちら

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本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

IBM、IBMロゴ、 eServer 、AS/400、Domino、iSeries、LotusおよびNotesは、IBM Corporationの商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。
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