浜松信用金庫広域イーサネットでつなぐ、CRMとの連携可能なPCベースの金融営業店システム 掲載日 2004年8月5日
他サブシステムとの連動・拡張が可能な、柔軟性の高いオープンなシステムを短期に開発 「今回のプロジェクトがスタートしたのは2003年3月。12月中旬には総合テスト、2004年4月には予定通り1年で営業店への展開にこぎつけ、順調です。開発中は週1回の会議を開き、Lotus Notes® / Lotus Domino®上で課題を共有して即決したのも順調に進んだ理由です。大規模な開発は今回で3回目ですから、勘所もわかりますし。やはり、基幹システム、ネットワーク構築には安定と信頼が最優先されますから、日本IBMになりました」と、語るのは高橋部長です。 さらに、入木課次長は、「前回開発の営業店端末で画面をすでに開発していたため、今回はさらに短期間で開発できた」と付け加えます。「その中でも、顧客情報設定(CMF)画面の設計では、多岐にわたる個々の顧客条件に対応させたワークフロー制御に工夫しました。従来の割込照会に加えてナビゲーション機能を実現するなど、かなり、「はましん」の要望を聞いてもらいました」とのこと。 また、「IBM eServer ® BladeCenter™ の省スペース、拡張性には満足しています。BladeCenterは、営業店業務用に8枚、バックアップ用に2枚、残りの2枚は2次開発で予定している本部業務用に考えています」 2003年12月までに、営業店と本部、事務センターを結ぶ専用回線として、従来の150倍もの伝送能力を持つ広域イーサネットに切り換えが済んでおります。また、回線は2系統敷設し、災害時の自動バックアップも確保しました。 日本IBMのNFWS金融営業店ソリューションは、印鑑システム、OA系システム、為替システム、などをはじめ、情報系システムなど他サブシステムとの連動や拡張が可能な柔軟性の高いオープンなシステムとなっています。
勘定系端末でありながら、通達文書の検索や、OA業務が行えるメリットは大きい 取引伝票をOCR化してイメージ処理することにより、正確で効率的な事務処理を達成しています。 「従来は手入力していた口座番号や金額なども、テラーの入力内容とOCR認識結果とをチェックして画面上で確認できるため、口座の相違やオペレーションミスを防げます。印鑑照合画面は取引オペレーションと連動して表示され、印鑑位置の修正や印影拡大・縮小が必要な場合にはマウスでスムーズな操作ができます」と、高橋部長。 「処理速度は、高性能端末により、印字速度は実測で3倍となり、締め上げ時には各種取引情報の照会などを含めると従来の30分から10分に短縮しています。しかし、本来の狙いは、単なる時間短縮よりも、テラーのセールス支援を強化し、新入職員やパート、派遣社員などの早期戦力化だ」と語ります。 勘定処理専用だった端末がPCとしても利用できるため、Lotus NotesをはじめとするOA系アプリケーションの業務などが画面の切り換えだけで行え、通達・規定・事務取扱要領・還元帳票の検索・信用リスク関連のサブシステムとの連携も可能となっています。 また、入木課次長は、「センター集中サーバー方式による運用管理機能は便利です。IBM Directorを使うことにより障害を自動検知できるだけでなく、営業店からの問い合わせも居ながらにして当該端末の状況がわかりますから」と、メンテナビリティーの高さを評価します。 「最初はOCR処理で手順が変わったことによる戸惑いがありましたが、オペミスがその場でチェックされるようになり、切り換えた新営業店端末にテラーもすぐに馴れて、何の違和感もなく業務を行っている」といいます。
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