掲載日 2004年10月27日

エントランスアデコ株式会社は、世界71エリアで事業展開する世界最大の総合人材サービス企業アデコグループの日本法人です。人材派遣、人材紹介、再就職支援、アウトソーシング、HRコンサルティングなどの事業を展開する同社。オフィスワークはもちろんIT、メディカル、フィナンシャル、販売、営業、製造などの専門分野などの人材に関わる、あらゆるサービスを提供しています。
“はたらく”価値観が多様化している求職者、人事課題が複雑化する企業に向け、「はたらく、を あたらしく。」をスローガンに人事戦略パートナーを目指しています。
従来はIBMと他社のPCを混在させて使用していた同社。昨年9月より、社内のPCをIBMにスタンダード化し、運用を始めたそうです。
お客様ニーズ

アデコ株式会社
情報システム統括
本部
チーフ・エンジニア
上遠野 紅誠氏
PC単体の価格だけでなく、運用などのトータルコストを見直し
アデコ株式会社は3500台ものクライアントPCを使用しています。
「以前はユーザーからの要求に応じてPCを導入しました。しかし導入する機種が増えると、それに比例し、ヘルプデスクへの依頼も増えました。また機種ごとのキッティングに長時間要することなども問題となりました。さらにはスペックの劣るPCをそのまま使い、業務にストレスを溜めている人も多数居ました。そこで、昨年の1月より、PCのトータルコストを考え、様々な方法を検討しました」
と情報システム統括本部 チーフ・エンジニアの上遠野紅誠(かどうのこうせい)氏は語ります。
ソリューション
PCの運用をトータルでサービス。バックアップや無線LAN、セキュリティにも対応したPCを選んだ
昨年9月からライフサイクル・マネージメント・サービスを使い、PCを運用し始めた経緯について上遠野氏は、
「様々なメーカーのPCを検討しました。その結果レンタル、障害対応、キッティング、テクニカルサービスなどを全て一括で行うIBMのPCを選択しました。他のメーカーでは契約が個々のものが多く解りにくかったですね。結果、営業など、モバイルでも使用する人にはThinkPad ® X31。ワークシートを頻繁に開く必要がある人などには、大きなディスプレイを使用できるThinkCentre ™ S50を貸与しています。これまでリプレースした状況ではノートが7割、デスクトップが3割ですね」
PCのライフサイクルを2年とし、順次入れ替え、6年で合計6000台を入れ替える予定とのこと。
また、PCのサービスだけではなく、IBMのPCならではのソリューションも評価していると上遠野氏は続けます。
「PCを配布する前にIBM Rapid Restore ™ Ultraをインストールしておき、全社員に毎日バックアップを取るように指導しています」
IBM Rapid Restore Ultraは、オペレーティング・システムが立ち上がらなくなった時に作成したあらかじめ作成しておいたバックアップ・データを使用して簡単に復元することができるバックアップソフトウェアです。
導入効果

Rapid Restore
Ultra画面
PCの管理が楽になった上にワークスタイルに変化がおきた
PCのリプレイスが始まり、スペックの劣るPCを使っていたユーザーには概ね好評だそうです。
「また我々のPCの管理が楽になりました。以前はPCがモデルチェンジするたびに、我々がキッティングし、配布していましたが、これらの作業もすべてIBMに依頼することで管理が楽になりました。トラブル時の一次窓口は社内で行っています。これも、スタンダードな機種に絞って配布しているので、楽になりました。以前もIBMのPCを使用していたため、ヘルプデスクがIBMのPCのアーキテクチャーに慣れているという利点もありました。またIBM Rapid Restore Ultraを使用してからは、ユーザーから問い合わせがあっても、説明を簡単に行えるので、サポートの業務が軽減されたように感じています」
その他にも環境面やワークスタイルの変化も起こっていると上遠野氏は続けます。
「PC導入とほぼ同時に本社内に無線LANを導入しました。それ以降ノートPCを持ち歩いて使う人が増えてきましたね。各々が会議のときノートPCを持参するようになりました。ノートPCを持ち歩くようになると、プロジェクターの使用も多くなり、紙の資料を使うことも減りました」
無線LAN導入と同時に、外部から社内のネットワークにアクセスできるようにもしたそうです。
「営業を中心に、全社的にモバイルの需要が増えていました。それにも対応したのです」
オフィスに居なくても仕事ができる。一歩進んだワークスタイルを構築したのです。
将来の展望

会議風景
無線LANで組織変更にも柔軟に対応
無線LANを導入した経緯について上遠野氏は
「組織変更の度にネットワークの工事を行うのはコストがかかりますし、余計な時間もかかります。無線LANでこの問題は解決できました」
現在、国内にある支店や、拠点は合わせて130にも及ぶ同社。2004年度にはさらに約50支社開設するとのこと。これらの新しい拠点は最初から無線LANを導入するとのことです。また、他の拠点も順次に無線LANに置き換えていくとのこと。
すべての拠点で無線LANを使用できる日もそう遠くないでしょう。
お客様の声
トータルコストとサポートを考えるとIBM
PC以外にもサーバーや、DB2 ®、WebSphere ®などのソフトウェアもIBM製品を使用している同社。IBMについて上遠野氏は
「営業の方がきめこまやかにサポートしてくれますから特に不満はありません。製品単体を見ると他社よりも割高に見えることもあります。しかし、運用をはじめとした、サービスも含めて考えるとトータルコストは決して高いものではないと感じます。あえて望むことといえば、PCが更に便利に、簡単に管理できるようにしてほしいですね」
本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。
IBM、IBMロゴ、Rapid Restore、ThinkPad、ThinkCentre、WebSphere、およびDB2はInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。
