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株式会社シティアスコム

mySAP All-in-Oneソリューション「リアルモデル」とDB2により中堅企業のERP導入ニーズ、「短期・低コスト」を実現

掲載日 2004年11月8日

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株式会社 シティアスコム
本社
福岡を本拠とする株式会社シティアスコム(以下シティアスコム)は、情報システムの提案から運用まで幅広いサービスを提供する中堅IT企業。2004年4月のSAP自社導入に際し、「3カ月内・1億円以下」の目標を達成しています。

サーバーとミドルウェアにはIBM eServer® xSeries® 235、DB2 Universal Database™(以下DB2® UDB。SAP社へのOEM供給)。mySAP All-in-Oneソリューションとして株式会社ユアソフトが開発したテンプレート「リアルモデル」(膨大なSAPの機能の中から業種業態に特化した機能を集約したテンプレート方式)を採用することにより、変動激しい今日の経営環境で高まる中堅企業のERP導入ニーズに不可欠な短期・低コストを実現しました。その成果とノウハウを基に、地域の中堅企業に向けたSAP導入サービス提供を本格化します。

お客様ニーズ

陣内昭浩氏の写真
株式会社 シティアスコム
事業本部 流通・製造
第一事業部 マネージャー
陣内昭浩氏
3カ月、1億円以下、ビッグバン(一括)導入を最優先

会計パッケージの保守対応切れを2004年4月に控え、検討に入ったシティアスコムは、この機会に、分散した基幹業務システムを統合するERP(統合基幹業務ソフト)導入を決定。部門ごとにコード体系が違い、データやマスターを多元管理する現行体制を見直した業務フローの統一と、帳票類を30%削減する経理部門のオペレーション軽減を目指しました。

シティアスコム 事業本部 流通・製造第一事業部マネージャーの陣内昭浩氏は経緯をこう語ります。「SAPといえば大企業向けの印象でしたが、ユアソフト社からmySAP All-in-Oneソリューションの説明を受けて、『リアルモデル』なら短期、低コスト導入が可能だと知りました。さっそく、2カ月かけて自社業務に合うかどうかを検証して、2003年9月には導入決定の稟議が通りました」

今回のプロジェクト・マネージャー、事業本部 企画研修室室長の芦田健司氏はこう語ります。「『リアルモデル』と自社業務の合う面と合わない面を検討して、当社独自のアドオン(追加)・プログラムを20本程度作成していけそうだと判断しました。自社独自のプロジェクト収益管理システムが構築できることが必須要件でした」

しかし、費用と期間の面では検討を重ね、短期開発の無理そうな人事管理(HR)を外し、販売管理(SD)、在庫/購買管理(MM)、財務会計(FI)、管理会計(CO)、プロジェクト管理(PS)の各モジュールを導入しました。

「SAP全体から見れば、市販の会計パッケージは財務会計(FI)部分のみに当り、新しい会計パッケージを購入しても、現行の分散したシステムが継続するだけです。SAPの各モジュールを網羅して一括で取り込めば、既存システムを破棄できて、保守も今後楽になります。この際、SAPに統一しようとなったわけです」(陣内氏)


ソリューション

芦田氏写真
株式会社 シティアスコム
事業本部 企画研修室
室長 芦田健司氏
IBM eServer 、IBM DB2 をベースにWindows® 2000環境で稼働するmySAP All-in-Oneソリューション「リアルモデル」


導入にあたっては、中堅企業の取り組みやすさを考慮した Windows 2000環境を選定。サーバーにIBM eServer xSeries 235、ミドルウェアはDB2 UDBです。

「複数社から見積もりを取った機種選定では、IBM提案の機種が、一番安く良いスペックでした。支店数も伝票枚数もさほどない中堅企業に最適な機種提案で、我々の導入コンセプトに合った中堅モデルとなり満足です。さらに、サポート・センター等電話問い合わせ可能な点も大きいですね。現場技術者からも、非常に安定稼働してまったくエラーが起きないDB2 UDBを選定してよかったと感想が出ています。エラーが起きないので余計な調査もいらず、トラブル・コスト自体が削減できています」(陣内氏)

「SAPには、DB2 UDBの管理画面(DBACOCKPIT)があり、SAP画面上で、あたかもSAPを操作しているような感覚で操作できます。このDB2 UDB独自の使い勝手は便利ですね」(芦田氏)

「mySAP All-in-Oneソリューションのテンプレートは一から設定するものとは全く違い、費用的にも大幅な圧縮が可能です。テンプレートがあれば、インストールして基礎データを入れれば、伝票を入れて動くまで、1週間。安全、確実で、まず問題が起きません。プロジェクトの持つリスクがゼロですから、全社的にデータを入れて社員教育も含めて3カ月で使用可能にする、目標が立てられます」(陣内氏)


導入効果

適正業務フローによりBPR(業務の根本的見直し)を同時達成

あくまでも、SAPの短期・一括導入を最優先課題とし、導入をきっかけとして以後に業務の進め方を根本的に見直すBPRに取り組む予定でいたシティアスコム。実際には、データが上流から下流へひと繋がりに流れるというSAPの特性を受けて無理なく業務が効率化され、会社全体として経営効率を図るERPに即した業務の適正化へ向けて、社員の意識も高まっています。

「まず、短期導入優先です。会社と組織のあるべき姿を描き直していたら、2004年4月までには間に合わない。現実にポンと入れて、BPRを実現してくれるというSAP の潜在能力に賭けました。各部門に複数立っていたサーバーが一本化されて、データも一度の入力で各業務中を流れるようになり、社内業務もシンプルになりました。上流でデータを入力するSAPの業務の仕組みに沿って伝票入力をするようになりましたから、ごく自然に業務の効率化まで達成できています。1システムを皆で使っているという、社員全体に業務改革意識が芽生えて、これは期待以上でした」(陣内氏)

また、効果として、リアルタイムに受注金額等の数字が見られること、保守しやすさも実現。経理部門ではオペレーションが軽減され、システム間の金額の不一致が解消したために月次決算業務が翌月の6営業日に終了。予算策定作業や、予算・実績対比も容易にできるようになりました。


将来の展望

質の高い経営情報の提供に向けて
中堅企業向けERPの短期・低コスト導入を推進


シティアスコムでは、「リアルモデル」の自社導入の成果をふまえ、SAPやユアソフト、IBMとの連携を図り、今回のノウハウを加味したSAP導入コンサルティング・サービスや保守、新たなテンプレート開発や販売などを、九州地域の中堅企業に対して積極的に開始する予定です。

2004年9月に実施した導入事例発表では、会場でさっそく数社からの反応があるなど、価格や開発期間の面で導入を断念してきた中堅企業からの確かな手ごたえを得ています。ERPといえば大企業対象という固定観念は、この「3カ月、1億円以下で、ビッグバン(一括)導入」事例で大きく変わりつつあります。

今回の導入を基盤として、CRMソリューション、人事管理(HR)、全社員に経営情報を提供する仕組みの提供、電子帳簿、アーカイブ等、次期開発項目が上がります。「今後の課題は、経営ツールとして経営情報、経営分析、収益性の分析、顧客別・地域別・受注種別の収益の見方等、経営判断に役立つ情報を経営者に対して出していくこと」と、語る陣内氏です。


お客様情報

金融システムを中心に、流通、製造、公共、官公庁向けのシステム構築に多くの実績をもつ九州最大級のソフトウェア企業。PiASS(金融機関内部監査支援システム)、TOMAS-PS(学校会計システム)、Motherlix(地域金融機関向け情報系パッケージシステム)など独自のパッケージ製品によるソリューションも提供しています。ERPやOLAP(On-Line Analytical Processing)技術での経営効率支援や「ITパートナー」としてASP事業も積極的に推進しています。

株式会社シティアスコム ロゴ


ビジネス・パートナー

三井金属グループの情報システム企業。グループ企業55社へのSAPの導入フォローに中心的な立場でシステム化を推進。海外子会社を含むグループ企業全社への導入を通して蓄積されたノウハウを実用モデルとしてテンプレート化したmySAP All-in-Oneソリューション「リアルモデル」を開発。中堅、中小規模の企業の効率的な経営管理システムを実現する最大の武器としてSAPの導入支援を中心に国内・海外向けに広く事業を展開しています。


用語の説明

製品・技術情報

ハードウェア


ソフトウェア


本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

IBM、IBMロゴ、DB2、DB2 Universal Database、 eServer および xSeries はInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標です。
WindowsはMicrosoft Corporationの米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。

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