株式会社キッツ(旧北沢バルブ)zSeries Sharedホスティング・サービスとpSeriesを組み合わせて、運用コスト削減、安定稼働、新技術への対応を推進 掲載日 2005年9月28日
新システム開発に軸足を移すために、 zSeries Sharedホスティング・サービスを採用 メインフレームからオープン系への段階的な移行を進めていく過程で、メインフレームのリソース要求も変化していくことが予想されます。このようなリソース要求の変化に容易に対応するために、zSeries Sharedホスティング・サービスを採用しました。 zSeries Sharedホスティング・サービスは、IBM zSSHセンターに設置してある共用のIBM eServer zSeries®を分割し、お客様ごとに専用のプロセッサー・リソース、および、導入・構築、運用、監視、技術支援などの各種運用サービスを提供します。もちろん、既存の環境からzSSHセンターの共用サーバーへの移行作業も、関連サービスとして提供いたします。 2002年2月、キッツ長坂工場から首都圏のzSSHセンターへの移行プロジェクトがスタートしました。 「このプロジェクトには、IBMのプロジェクトマネージャーに参加してもらい、手際良く移行準備を進めることができました。リハーサルを1回行った後、2002年末から2003年始にかけての移行作業もスムーズで、移行後の本番でも問題はほとんどなく、順調でした」(松澤氏)
約10%の運用管理コスト削減。 24時間安定稼働、 迅速で柔軟な運用体制を実現。 キッツでは、zSeries Sharedホスティング・サービスへの移行と同時に、基幹システム運用基準を見直し、手順を整備しました。テープオペレーションから完全ディスクオペレーションへ変更したこともあって、運用のさらなる安定化とコスト削減を実現しました。 「IBMさんは、社内で運用していたときと同様に、迅速かつ柔軟な対応をしてくれるので助かりました。実際、移行後にディスク増強をお願いしたことがありますが、速やかに対応してもらえました。運用コスト削減についても、目標値である11%削減をほぼクリアできました」(松澤氏) また、キッツでは、基幹システムのアウトソース化と同時に、帳票の電子化などを行っています。これも、基幹システムにおけるコスト削減につながりました。 「自社運用のときには、マシンルームなどの設置や空調管理にも気を配る必要があり、維持費もかかっていましたが、アウトソーシングならこのような間接経費もなくなります。また、ちょっとしたことですが、電源工事などの工事も意外に手間がかかっていたのですが、そんな心配をする必要もなくなりました。こうした間接的な運用負荷軽減効果も見逃せません」(IT統括センター 情報システム部 情報企画グループ長 小澤敏氏) キッツの情報システム部では、約30年間のメインフレーム運用で培ってきた技術的なノウハウの蓄積が失われるのではないか、という不安もありました。しかし、経営を後押しするために、「社内の人材は、より新しいアプリケーション開発を担当すべきだ」という判断が優先されたのです。 「技術的なスキルがなくなるという不安は、確かにあります。ですが、IBMの担当者と仕事を進めるにつれ、そうした不安は徐々に解消されてきました。きちんとしたドキュメントも提出してくれるので、安心して任せられます」(小澤氏)
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