本文へジャンプ


お客様導入事例 > 

アマノ株式会社

社内システムの基盤として活躍するIBM Lotus Notes/Domino 7.0


掲載日 2006年4月28日

アマノ株式会社 社屋

アマノ株式会社
本社社屋

時間情報システムの最大手であるアマノ株式会社。現在は、時間情報・タイムレコーダー・パーキングシステム関連のほか、環境事業、クリーン事業と、幅広い分野でシェアを広げています。全国に多くの拠点があり、それらをネットワークで結んで業務を遂行していますが、ここで使われているシステムの一端を担っているのが、IBM Lotus Notes/Domino 7.0です。
基幹系ツールは、IBM System i5™で販売・生産管理の運用を行っていますが、全社規模の情報共有ツールとしては、10年以上利用されてきたLotus Notes/Dominoが、同社の業務においては今やなくてはならない存在となっています。

 



今回対象となったシステム規模は、全国で拠点60個所、R4.6サーバーが70台、ユーザーは2400人。約1300種類のデータベースとなっています。メールはもちろんのこと、全社で情報共有に利用している掲示板ほか、各種申請業務や交通費の精算といった事務処理に活用されています。また支店からの受発注などにも利用されており、報告書の作成といった日常的な業務にも欠かせないツールとして、当たり前にLotus Notes/Dominoが使われています。
2006年3月、このシステムがLotus Notes/Domino 7.0導入によって刷新されました。同時にサーバーの配置の見直しやハードウェアのリプレースなども行うなど、将来を見据えたシステムとしてよりよい環境をユーザーに提供するものとなっています。



お客様ニーズ ソリューション 導入効果

将来の展望 お客様情報 製品・技術情報

お客様ニーズ


佐川 泰広氏

アマノ株式会社
情報システム部長 理事
佐川 泰広氏


より高いセキュリティーと
先を見越したシステム基盤整備


「部署によって、Lotus Notes/Dominoに対するニーズやよく使う機能は異なりますが、例えばプロジェクトのデータベースなどはメインで使われているものの一つです。開発部門などで新しいプロジェクトが立ち上がると、データベースを作って共有しています。社内のシステムとしては、Lotus Notes/Dominoだけがすべてではなく、ホストコンピューター系の部分ももちろんありますが、情報共有という部分に関しては、Lotus Notes/Dominoがメインになります」と語るのは、同社 情報システム部長 理事 佐川泰広氏です。
それだけ日常的なツールとして使われているLotus Notes/Domino。これを7.0にするに当たっては、大きな柱となるポイントがありました。「今回のLotus Notes/Domino 7.0導入のポイントは、二つあります。一つはセキュリティーの問題、そしてもう一つがシステム基盤の整備という問題です。セキュリティーの重要性は今さら言うまでもありませんが、ますます高まっています。企業としてもセキュリティーの重要さを踏まえた上で、より強化を計らなくてはなりません。またシステム基盤の整備という点では、現状のシステムのままの運用が今後どのくらい可能なのかということです。ある程度のタイミングで機器をリプレースしたり、ソフトウェアを入れ換えるなどして、運用の実情に沿ったシステム基盤を整備しておくことは企業として必要なことだと考えています。そのシステムが今後何年使えるのか、先々を見越し、将来的なシステム運用の状況も念頭に置いた上で、今回のシステム導入を決めました」と佐川氏は語ります。

日高 正照氏

アマノ株式会社
情報システム部 主査
日高 正照氏


日常業務の中で必須のツールとなっているLotus Notes/Domino。そのため、安定性も重要だと語るのは、同社 情報システム部 主査 日高正照氏です。「業務の中でなくてはならないツールになっていますから、社内のエンドユーザーからのニーズとして一番上げられるのが、やはり安定性です。アクセスが集中したり、エージェントが稼働することで負荷がかかり、それが原因で止まってしまうこともゼロではないのが、こうしたシステムにはつきものです。そうしたシステム停止やパフォーマンスの低下を防いで、より安定して動くシステムとなって欲しいというのが、社内ユーザーをサポートするシステム部門の願いです」
日常的に使われているツールだからこそ、より安定性の高いシステムが求められるのは当然のことですが、サーバーについても課題がありました。
「以前からサーバーの集約とクラスタリングをしたいという想いがあります。ユーザー数もデータ量も増えてはいますが、先ず今回は全国に分散していたメールサーバーを集約してクラスタリングすることで、トラブルに強いシステムにしました」と語るのは、同社 情報システム部 係長 羽生 浩氏。
一台が停止してもシステム全体が停止することを回避できることから、サーバーのクラスタリングはぜひ実行したかったことです。今回のLotus Notes/Domino 7.0導入に合わせて、システム全体のサーバー構成も見直しが行われました。

上に戻る

ソリューション

システム図

システム図

より高い安定性とセキュリティー
サーバー集約で管理しやすいシステム


これらを解決するものとして、今回導入されたのが、Lotus Notes/Domino 7.0。アクセシビリティやセキュリティー機能が強化されたLotus Notes/Dominoの最新版です。当初はリリース6.5という計画もあったとのことですが、導入を検討していくなかで リリース7.0の出荷時期と重なるということが分かったため、「導入するのならリリース7.0で」と計画を変更されました。計画・準備段階はその出荷開始前になるため、たいへん先進的かつチャレンジングな取り組みとなりました。
導入に先立っては、模擬環境による移行シミュレーションと十分なパイロットテストを行なって動作を検証。「実際の導入にかかった期間は三、四カ月ですが、その前に三カ月ほどパイロットテストを行なっています。大胆な導入計画かもしれませんが、さまざまな手順確認なども精査し、手堅くテストした上での導入なので、大きな不安はありませんでした。しかしながらこれらをクリアし、導入がスムーズに行えたのも、IBMへの信頼あってこそだと考えています。IBMソフトウェア・サービスとYamato Laboratoryによる万全のサポートをいただいたからこその結果だと思います」と同社の羽生氏は語ります。
これまで拠点ごとに分けて設置していたメールサーバーは、IBM BladeCenter® に納めて本社一個所に集中化。4台のサーバーをクラスタリングすることで、障害時の対応をとっています。一方でアプリケーションサーバーは、拠点ごとに残す方法を選択。これは拠点が多いため、回線障害などが起きた場合にアプリケーションサーバーが利用できなくなることを防ぐための措置です。「メールの場合、回線障害が起きれば、サーバーがどこにあるかに関係なく使えない状況になることは変わりません。業務を停めないためにはアプリケーションは必要ですから、その点を考えた構成にしています」(羽生氏)

上に戻る

導入効果

福島 澄信氏

アマノ株式会社
情報システム部 課長
福島 澄信氏


クラスタリングの実現で強いシステムに
ポリシーの適用でセキュリティーも強化


Lotus Notes/Dominoのようなシステムでは、導入効果は大きく分けて二つの面に表れます。すなわちシステム管理側とエンドユーザー側ですが、今回の導入においては、どちらにもメリットがあったと佐川氏は語ります。
「サーバーのクラスタリングを実現できたおかげで、より障害に強いシステムになったと考えています。またサーバーを集約したことで、管理面でのメリットも感じています。メールサーバーを集約したことで、ユーザーにもメールの管理で利便性を感じてもらえていると思っています。これまでは拠点ごとにメールサーバーを置いていたため、別の拠点へ異動になったユーザーは、自分のメールのデータを手動で移動する必要がありました。サーバーが一つになったことで、ユーザーの異動に伴って必要なメールのデータも、より簡単に対応できるようになりました」
さらにLotus Notes/Domino 7.0で強化された管理機能が、管理者にとって非常に有益だと日高氏は言います。「アクセス権の追加や削除が非常に楽になりました。従来は追加や削除をアカウントごとに一つ一つ行うしかなかったため、グループごと、部署ごとなどまとめてする場合、手間も時間も非常にかかり、不便を感じていました。今回の7.0では、こうした処理をまとめてできるようになったため、管理側としては非常に助かっています」
またセキュリティー面においては、セキュリティーポリシーが非常に細かく設定できるようになった点も評価されています。「管理者が設定したセキュリティーポリシーに従ってユーザーの運用をできるので、管理面では非常に有効だと感じています。例えば15分間入力がなければ自動的にログアウトさせてしまうなど、管理側が考える利用スタイルがあります。セキュリティーポリシーによって、『ここではこのように』という管理ルールのなかでユーザーに使ってもらえるので、セキュリティーレベルを保つのに非常に役立っています。またユーザーの中には、自分で設定を変更したものの、どのように変更したのか分からなくなってしまった、といった問い合わせをされる方もいます。こうした場合も、IDやパスワード、またクライアントPCやアプリケーションの設定などにセキュリティーポリシーを適用してあるので、管理者側で簡単に元に戻すことができるのもメリットです」と、同社 情報システム部 課長 福島澄信氏は語ります。
Lotus Notes/Dominoの機能を活用した、クラスタリングも好評です。「これまではクラスタリングでサーバーを動かしたいと思いながらなかなか実現できなかったのですが、今回採用してみてとてもよかったと思っています。管理・運用する側としては、システム停止というトラブル発生の心配が半減するのはもちろんですが、稼働率も非常に上がっていて、これは快適に利用していただけている結果だと思います。クラスタリングの効果を実感しています」(羽生氏)


上に戻る

将来の展望


羽生 浩氏

アマノ株式会社
情報システム部 係長
羽生 浩氏


システムを生かした情報利用促進と
データベースの相互利用を目標に


今後のシステムに対するキーワードとして、同社では情報の可視化をさらに進めていくことです。
「Lotus Notes/Dominoがあって、まずはそこに情報が集まるようになるのは、ユーザーにとってとても使いやすい世界です。そうして集まった情報から、再度Lotus Notes/Dominoが情報の窓口となって、一人ひとりが情報を簡単に引き出せる状況は整っているわけです。ただ単に情報を集めてくるだけではなくて、埋もれている情報をもっと見えるようにしたいと考えています」(羽生氏)個人個人がLotus Notes/Domino上にアップした情報をただ蓄積するのではなく、必要に応じてうまく引き出せるよう、さらに検討を重ねていきます。
またIBM DB2® との連携も、今後の課題の一つです。「現在、Lotus Notes/Dominoとホストのそれぞれに別々に入力されている情報も、一本化していければと思っています。ホストに入っているデータベースもLotus Notes/Dominoで活用できるように、統合していけたらと考えています。Lotus Notes/Dominoの優れた点の一つとして、情報の入力のしやすさがあります。この点を生かして、Lotus Notes/Dominoから入れた情報をホストでも活用でき、ホストに蓄積されているデータベースをLotus Notes/Dominoでも活用するというように、相互にデータ活用が行えるようにしていきたいです」(佐川氏)

上に戻る

お客様情報

お客様名: アマノ株式会社
所在地: 〒222-8558 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275番地
URL: http://www.amano.co.jp/
概要: 就業・給与・人事システム等の情報システム事業、時間管理機器事業、駐車場の機器管理システムなども手がける老舗メーカー。汎用集塵機・大型集塵装置等の環境事業や床面清掃機器等のクリーン事業、また最近ではIT社会に即したサービスとしてデジタルタイムスタンプや認証サービスなど、幅広く事業を展開しています。
アマノ株式会社ロゴ

上に戻る

製品・技術情報

 ハードウェア:
IBM System i5 詳しくはこちら
BladeCenter 詳しくはこちら

 ソフトウェア:
Lotus Notes/Domino 詳しくはこちら
DB2 詳しくはこちら

 サービス:
ソフトウェア・サービス 詳しくはこちら
Yamato Laboratory 詳しくはこちら

上に戻る

本事例中に記載の肩書や数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。
事例は特定のお客様での事例であり、すべてのお客様について同様の効果を実現することが可能なわけではありません。

IBM、IBMロゴ、BladeCenter、DB2、 Lotus、Lotus Notes、Lotus Domino、System i5はInternational Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。
上に戻る

お問い合わせはこちら

まずはお気軽にご相談ください。

窓口一覧を見る
入力フォーム

その他の事例
最新順  
ソリューション別  
製品別  
業種別  
お客様名順  

ご登録受付中 !
お仕事に役立つIBM関連情報を活用しませんか?

e-メールにて適時お届けしています。ただいま登録受付中!


中堅企業の皆様へ
中堅企業の皆様を、最適な事例、特集、ソリューション、サービスでバックアップ!IBMの中堅企業特化サイト:『Grow Together Online(GTO)』  

ページ・オプション
印刷用ページ